2021年7月21日 (水)

恵の雨に喜ぶ苗木・第3回里親植樹無事終了しました

 本日の足尾・松木沢の気温は24℃でした。今日は、第3回7月里親植樹を行いました。植樹には59名の皆様から申し込みを頂きました。ありがとうございました。スタッフとサポーター10名は参加者の願いが宿った103本の苗木を「臼沢西」植樹地に植えました。

 現地に集った皆さんは、9時10分から日程の説明を受け、道具と植樹資材を軽トラックに積み込み「臼沢西の森」へ向かいました。
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 スコップで穴を掘り、苗木を植えて篠竹を刺し、麻ひもで苗木を篠竹と固定し、周りの草を刈って土の乾燥防止と保水の為に根元を覆いました。スタッフの皆さんは、1本いっぽん丁寧に植えてくれました。Dsc05811_2 第3回7月「里親植樹」に申し込みをしてくれた皆さん、ありがとうございました。
Dsc05813里親植樹後は、前回の植樹地の草刈りをして苗木の生長を助けました。

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Dsc05821松村宗雄さんからピーマン、キューリ、インゲン。柳澤さんからジャガイモ、玉ねぎを頂きました。いつもいつも美味しい野菜をありがとうございました。本日の作業者は、大野、加賀、鎌田、松村宗、橋倉、山本、柳澤、福原、林子さん、そして筆者でした。雨の中の作業でしたがご苦労様でした。(報告・済賀正文)

2021年7月16日 (金)

梅雨明け日の気温30℃のもとで森作業

 本日(16日)、福島県は梅雨明けです。応援隊の仲間たちが集合した時の気温は30℃でした。いよいよ本格的な夏を迎えました。

Photo  今日の森作業は、ポット苗草取り、水撒き、農園管理、ポット苗の本数確認を行いました。ポット苗は、14種約2,300本でした。ポット苗の草はひと雨ごとに伸びていますので、10日間も経つとポット内は草だらけになっていました。

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Photo_3  応援隊農園の夏野菜たちは、順調に生育しています。特にスイカは直径25cm位に大きくなり、本日の作業終了後にいただきました。また、原田スタッフが退職記念旅行に行ってきたという事でお土産を持ってきてくれました。しろえび煎餅も美味しくいただきました。

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Photo_4  スタッフ一同は、本格的な夏を迎える中で、苗木たちが枯れないように育苗作業を定期的に行っていきます。本日の育苗作業は、松林副代表、菅野副代表、山田事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、原田スタッフ、松本スタッフそして筆者でした。(報告・岩橋孝)

2021年7月14日 (水)

足尾「臼沢の森」の5日間の森作業が終わりました

 夏の育樹感謝デーの最終日。午前中の天気が心配でしたが、連日と同様に曇り時々晴れ間が見えた天気になってくれました。感謝デーは当初の草刈り予定通り、5日間で「臼沢の森」の草刈りを終了できました。森づくりチームの皆さん、大変ありがとうございました。Photo Photo_2 Photo_3 おかげさまで、「臼沢の森」上部の約4千㎡の草刈りが終わりました。これで本格的な夏を迎えることができ、苗木は太陽の恵みを精一杯うけられることでしょう。今日の草刈りは予定時間よりも1時間ほど早く終わり、涼しい森のトンネルを下山しました。Photo_4 Photo_5 昼食後は、大野運営委員の白餡の饅頭をお茶菓子に、報告された新しい森づくりの案を基に、意見交換しました。その後、新しい植樹会場候補地の現場を確認するなどし、秋頃からの始められる植樹へ向けた体制なども話し合い、森びとインストラクターと森づくりサポーターによる育樹観察活動を描きました。Photo_6 14時からは、「松木の杜」の草刈り、新しい場所の開墾打合せを地元業者との打ち合わをしました。15時半頃はいつもなら雷雨でしたが、今日は少し青空がみえました。気分も爽やかに「夏の育樹感謝デー」が終わりました。協力してくれました皆さんに、改めてお礼申し上げます。「秋の育樹感謝デー」もよろしくお願いします。Photo_7Photo_8
 今日の作業は、鎌田、柳澤、福原、大野そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2021年7月13日 (火)

異常気象に森の機能が発揮できる落葉広葉樹の森づくり

 夏の感謝デー5日目。朝8時半の気温は22.5℃、天気は曇りでした。足尾町民の多くは今日からお盆です。松木村跡地には廃村前の墓、祠が残されています。毎年の事ですが、村人の生活の糧を奪われた怒り、村から追い出された悲しさを忘れまいと、墓と祠に花を供えました。1 11 2 3 今日の作業には、森びとインストラクター二人が手伝いに来てくれましたので、午前中は「臼沢の森」内の2005植樹会場に造った「M&mベンチ」付近の枝伐りをしました。

4  間もなく梅雨が明けてくることを見越して、ベンチ付近に太陽の陽を刺しこもうと、大塚インストラクターのアドバイスを頂きながら作業しました。2時間ほどの作業で、ベンチ付近には温かい陽が刺し、陽のエネルギーを我慢していたヤマモミジ等は元気をつけることでしょう。5 6 午後は、新生・森びとプロジェクト運営委員会の中村幸人代表、井上委員、大野委員が私たちと合流しました。目的は、新生・森びととして始まる新しい森づくりの現地調査でした。Photo 現地に入る前には意見交換を行い、世界で続いている気候変動による異常気象の猛威に自然(木々・森)の力を活用できないか、という視点からの森づくり案を練り上げていくことにしました。足尾・松木沢の松木川沿いの砂地にはヤナギ等を植えて、荒地に地にはパイオニア種を植えて、荒廃地には黒土等を混ぜ合わせた地にふるさとの木を植えて、それぞれの木の生長と機能を調べていくことにしました。7 8 9 あいにくの雷雨でしたが、びしょ濡れになりながら、土の常態や植生を見て回りました。その後は、簡単な意見交換をして、午後4時過ぎに帰路につきました。本日の作業は、中村、井上、大野、加賀、大塚、橋倉、そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2021年7月12日 (月)

100年後の後輩達の暮らしを支える森になってほしいと森作業

 夏の育樹感謝デー3日目。毎日のタイムスケジュールは計画通りすすんでいます。遅い昼食までに臼沢の森の草刈り、昼食後、14時から地球温暖に向けた話し合いを行っています。天気もタイムスケジュールに合わせて、草刈りは梅雨の晴れ間、ミーティング中は雷雨という日が続いています。Photo 今日は、79歳が二人、70歳代が二人、60歳代が二人の6人で草刈りを行いました。79歳の生沼さんは16年前から森づくりを手伝ってくれた大先輩。ゆっくり階段を登りながら、木々の生長を感じ取っていました。Photo_2 作業は陽が刺す時間があり、石ころの上ではカナヘビが日向ぼっこ、ブルーシートの中ではヤマカガシが昼寝をしているようでした。12時には草刈りが終了し、道具を現場に片づけて、爽やかな冷気の森の中を下山しました。Photo_3           作業前の現場Photo_4 Photo_5Photo_6 ミーティングでは、JR東労組大宮のOB会で活動している生沼さん、星野さんと、現役から頼られるOBになっていこうという話で盛り上がりました。Photo_7 Photo_8        カシワの葉がこんなに大きくなっていました
 本日の森作業は、鎌田、生沼、星野、加賀、済賀、そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

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梅雨明けの気配を感じつつ足尾・松木沢の森作業

 

 今日の作業は刈り払い機が使って草を刈ることができました。3~4年前に補植した苗木が殆ど見えず、その広さが約1千㎡もあることが昨日判明したので、機械で刈ることにしました。

天気は昨日と同じようで、午前中は暑くもなく、作業はオオルリとウグイスの囀りを聴きなが進めることができました。

昼頃になると冷たく感じる風が松木川の西方面から吹いてきました。草刈り作業はほぼ終わっていましたので、腰を地におろして暫し休憩し、疲れをとりました。

年内に補植をしなくてはならなくなりました。秋に再度草刈りを行い、地に篠竹を刺し、補植の準備をすることになりました。

今日の作業は小柴、橋倉、弘永、済賀そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)