2023年7月30日 (日)

久しぶりの足尾でリフレッシュ

 本日、8時50分の足尾の天気は快晴、気温は33.5℃ありましたが、風が吹いていましたので、それほど熱くは感じませんでした。久しぶりの足尾入りでしたので、現場の状況を見たいと思いました。

20230730_182626 1時間程、森作業に入った森づくりチームのキャプテン・大野さん、舎人の加賀さんと8月以降の打ち合わせをし、その後果樹園を回り、水やりや草取りを行いました。

20230730_104348 続いて、臼沢西に行き、一昨年・昨年と里親植樹をした場所の生長具合を観察しました。先月草刈りをしたばかりというのに、現場に着くや否や「また草刈りが必要だな」と加賀さんは草刈りの計画を立てていました。里親植樹に協力をいただいた皆さん、幼木は順調に生長をしています。

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20230730_113804 午後は、加賀さんは竹の銘板づくり、大野さんはペンキ塗り、小林はみちくさの庭散策を行いました。

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 37度を超えました。ゲート前の駐車場には多くの車がありましたが、みちくさへの来舎される方はいらっしゃいませんでした。関東は命にかかわる危険な暑さが続いています。冷房の適切な利用、のどが乾いていなくてもこまめな水分補給を心掛けて熱中症に気を付けていきましょう。

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◆今後のみちくさOPENのお知らせです

  8月は、5日、10日、24日

  9月は、13日、28日にOPENします

(本日の舎人は加賀、小林 放射線量は0.102mSV/hでした。)

2023年7月28日 (金)

うだるような暑さの中での森作業

 本日は、7月最後の育苗場での森作業となりました。今週は、30℃以上を超える真夏日となり、人間にとっても苗木にとっても危険極まる暑さでした。7月1日、15日の2日間、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭実行委員会による2回の除草作業が延べ100名近い市民ボランティアによって育樹・環境整備がされ、苗木も大きく森へと生長しつつあります。引き続き9月2日、16日の2回、除草作業の計画が予定されていますので、全国の植林ボランティアみなさんをはじめ参加・協力をよろしくお願いします。

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 すでに苗場は、30℃を超す暑さのため日差し除けにテントを設営し、打ち合わせを行いました。作業はポット内の草取り、周辺の草刈り、ポット内への培養土の補充・追肥、枯れ木の整理等を分担し、手際よく行いました。うだるような危険な暑さの中での作業のため、こまめな水分や塩分補給をしながら30分作業しては、休憩をとるようにお互いに確認し作業を進めてきました。

2023728_4 2023728_5 <苗場周辺にはオニユリが咲きほころび暑さも忘れさせ癒されました>

2023728_7 2023728_8 7月1日、15日に森びと宮城県ファンクラブからプレゼントされたシロダモ、ヤマザクラ、アラカシ、シラカシ等の400本の苗木の育樹のため、ポット内の草取りと培養土の補充、追肥を行いました。(道中内スタッフ、宮城県ファンクラブの林代表も汗だくになっておこなっている写真です)

2023728_9 <炎天下での草刈り作業にも熱中症に気を付けて作業をする岩橋事務局>

 休憩タイムでは、岩橋事務局が用意してくれた冷たい麦茶を飲みながら打ち合わせを行いました。東城さんから、苗場に行く途中に松林代表の自宅に寄って再会してきた報告があり、松林さんからは「極めて元気で経過もよいのですが、今日の作業は猛暑のため無理せず休養します。み皆さんも熱中症等には十分に気を付けて作業にあたってください。ぜひ皆さんにお伝えください」と言うことでした。
2023728_10<自宅前で元気よく話す松林代表、みなさんには大変ご心配おかけしました>

2023728_11 2023728_12 常に水撒き作業には、いかにポット内に水がしみわたっているのかのチェックがポイントですのでたっぷり水撒きを行いました。

2023728_13 渡部顧問から、ジャガイモの差し入れがありました。いつも取れたての野菜ありがとうございます。

 これからも真夏日が続きますので水撒き対策については、気象情報等を見ながら岩橋事務局との連携をし取り組んでいきます。。
2023728_14 本日の参加者は、渡部顧問、小川事務局、岩橋事務局、、道中内スタッフ、東城スタッフ、森びと宮城県ファンクラブの林代表でした。

 暑い中、大変お疲れさまでした。次回の作業は8月10日(木)9時30分雫育苗場です。

            (報告 東城敏男)

2023年7月27日 (木)

”松木で花見”の森ともが、暑い街の友を呼ぶ!

 猛暑の中、今日は熱い街と言われ全国に名を轟かせた群馬県伊勢崎市から、4人の皆さんが足尾・松木沢を訪れました。

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Dscn9161 4名の皆さんに呼びかけてくれたのは、今年の春に「松木の花見」に参加をし、会員になってくれた地元の高橋さん。以前、アマチュアカメラマンの中野さんと知り合い、森びとに紹介をしてくれました。(下の写真中央が中野さん右が高橋さん)

 ”友が友を呼ぶ”広がりに、嬉しさいっぱいです。

Dscn9162 高橋さんの手料理や4人の皆さんの差し入れで楽しい昼食時間を過ごしました。皆さんからは、「松木は涼しい。伊勢崎では39℃にもなるんですよ!」と話され、今年の異常気象を嘆いていました。

Dscn91654人から寄せられた感想を紹介します。

①、山は緑が当たり前と思っていました。土も草の種も人が背負って運び揚げ、ようやく木が植えられたとのことに驚きました。木は人に対する恩恵を沢山もたらしていることを学びました。

②、今日は銅山の事、植樹の事、知らなかったことを沢山学ばせていただきました。森びとの皆さんの力で緑が増えていることに感動しました。中々できないことですね。

Dscn9166③、足尾には初めて来ました。小学生の頃、銅山のことは勉強しましたが現場に来て見て、人々の努力で緑が多くなり、風景や空気が素晴らしく感じる自然に感動しました。

④、森びとの合言葉「山と心に木を植える」が心を打ちました。松木沢の「みちくさ」から東西南北を見渡すと、森、裸の山、50年以上たっても木が育たない山も。何とも言えない感情を持ちました。

 今回は暑さの為、充分な案内が出来ませんでしたが、「エコ散歩in足尾」を考えていくうえで参考となる感想を頂きました。4人の皆さんは、紅葉の時季にまた訪れることを約束し、暑い街に戻っていきました。

 報告は、栃木県ファンクラブ・橋倉喜一でした。

2023年7月26日 (水)

黒土に汗して、2年後を描く森作業

今日の足尾は、朝から気温がグングン上昇し、お昼頃には35℃超えていました。

今朝は、ボランティア8名が参加し、暑いのでお茶を飲みながらミーティングを行いました。

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土置き場にある黒土の整理と草刈りを無理せず行うことにしました。60代の7人は、軽トラックで臼沢西の森入り口まで黒土を運ぶことにしました。袋に入った14ℓの黒土を手分けして、70袋を軽トラに積み、4回運びました。その後、昼食には少し時間がありましたので、劣化し袋から土が漏れていたものなど100袋を広場の西側の斜面に運びました。汗、汗、汗が滴り落ちました。臼沢西の森の4段に、新たに木を植える分の280袋を入り口まで運びました。

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70代の高橋さんは、民集の杜沿いと各杜の入り口付近の草刈りを行いました。小一時間で草刈りを終え、私たちと合流しました。厳しい暑さの中での森作業、注意を払い小まめに水分と休憩をとり作業を行いました。今日の参加者は、結構な力持ちがいましたので仕事がいつもより捗ったように思いました。

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作業小屋の窓を全開にして昼食をとっていると、ほとんど無風状態にもかかわらず外から熱風を感じました。思わず軒下にかけられた温度計を見ると、36℃を差していました。少し昼食休憩を多めにとりました。
 それから全員で、広場周りを歩いて、あと2年で森づくりを始めて20年、どんな木を何処に植えて、ここは花が咲く、萩、さつき、つつじなど低木を植えようかと、それぞれ参加者が構想し、来月持ち寄り心ひとつにしていくことにしました。

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帰りに大きな玉ねぎのお土産をいただきました。柳澤さんありがとうございました。参加された皆様、猛暑の中お疲れ様でした。

本日の参加者は、武田、柳澤、済賀、福原、山田、矢口、高橋、そして大野でした。

(報告は大野昭彦)

2023年7月25日 (火)

樹々の生長に驚き、足尾松木沢の夏の風にこころ和む

 足尾松木渓谷入口の出会いの広場「みちくさ」の9時頃の気温は32℃。沢風が室内に吹き込むと暑さは消えて蒸し暑いという日ではなかった。Photo_3 今日は森びと会員の女性二人が「みちくさ」を訪れるというので、舎人の鎌田さんは足尾ダム待合せ時間までに森の路の草を刈りました。13年前、「京都議定書」約束最終年記念に植えたサクラを見せたいと、「民集の杜(東)」の通路を整備しました。Photo_6
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 古希世代の2人の訪問は4年振りということで、森の生長に感動していました。足腰が弱くなっていましたので、2年後オープン予定の「果樹園」と「りんねの森」を案内しました。足尾産のブルーベリー、ブドウ、みかん、お茶等を愉しめることに期待していました。Photo_5  昼食を共にしながら、森づくり20年を迎える2025年には樹々が生長した歓びを皆さんと味わいたいと願っていました。Photo_7  午後は、畑の草刈りと「民集の杜(東)」の柵補強を行いました。Photo_8今日の舎人は、鎌田さん、報告者の髙橋でした。放射能線量は0、127μSvでした。