2021年10月 8日 (金)

透きとおった青空に感謝しながら足尾の森作業

Dsc05880 本日(8日)の足尾・松木沢の朝、時刻は8時20分で気温は15℃でした。透き通る青空が出迎えてくれましたが、少し肌寒い朝でした。Dsc05875Dsc05873 早速、ホットコーヒーを飲みながらの作業打合せ、20日に行う今年最後の里親植樹の培養土揚げと「民集の杜」の草刈りをすることにしました。9時に作業開始、背負子に培養土を積み、植樹地に運び揚げました。すでに植えたヤマモミジの幼木は真っ赤な化粧をして、私たちの気持ちを和ましてくれました。植樹地に置いてあった培養土は土留め柵内に入れました。土留め柵2段分を整え、培養土15袋はもう1段分として仮置きしました。Dsc05878 Dsc05874 作業途中の休息は、透き通った青空のもとでの贅沢なひと時になり、爽やかな秋風で汗が引きました。午後は、早めの昼食後の作業にし、「民集の杜」の草刈りを行いました。Dsc05877 本日の作業者は、橋倉さん、加賀さんと筆者でした。(報告・済賀正文)

2021年10月 7日 (木)

渡良瀬川源流の森を元気にしたい!熱い思いがあふれた森作業。

 本日は10月7日(木)、森びと広場の9時の気温は16℃と肌寒く、松木の山々は雲に覆われています。

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 本日の森作業には、9月7日に栃木県ファンクラブが栃木県議会に地球温暖化防止に向けた陳情書を提出した下野新聞の記事を見て連絡をいただいた佐野市在住の山内さんが参加してくれました。

 話しを伺うと、山内さんは東日本大震災で被災した南相馬市の復興ボランティア活動や、2年前の台風19号で佐野市内の旗川や秋山川が氾濫した際も床上浸水の被害を受けた家屋の土砂除去などに汗を流してきたそうです。渡良瀬川は氾濫を免れましたが、「下流域を水害被害から守るためには源流の森の保水力を高めなければならない」と足尾の森作業に参加した思いを話してくれました。

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 大塚さんが入れてくれたコーヒーを飲みながら本日の作業打ち合わせをし、20日の里親植樹地への黒土運びをすることにしました。筆者清水は山内さんを松木、新松木、民集の杜、臼沢の森を案内し、多くのボランティアの皆さんと育ててきた森を見ていただきました。

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 12時近くなり、森作業グループの下山に合わせ作業小屋に戻り昼食をとりました。大野さんから大きな梨“にっこり”の差し入れがあり、食後のデザートにおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

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 黒土は、袋の破けてしまったものを含め31袋を臼沢西の森に運び、午後はバケツリレーで109袋を上部に積み上げました。黒土の袋は水分を含み重さが増しているので、急斜面での土上げは大変です。腕は震え、掴む手の握力が弱ってきます。階段に並び、10袋上げたらひと休みし呼吸を整え、場所を交代しながら、無理のないように運び上げました。

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 20日の植樹地にはすでに黒土が入れられており、まだ土の入っていない場所に土入れをしました。

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 運び上げた黒土と一緒に記念撮影。下山し背負子と空き袋を片付け、本日の森作業を終了しました。

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 作業小屋で本日の作業を振り返り、山内さんからは「木を育てることは本当に大変。勉強になりました。今後も森作業に参加したい」と感想をいただきました。温室効果ガスを吸収し、豪雨災害を少しでも食い止めるために、渡良瀬川源流の森を一緒に育てていきましょう。

本日の森作業は、大野、鎌田、大塚、山内、清水でした。(報告・清水卓)

2021年9月26日 (日)

森ともの心が宿る「城山の森」の草刈り

 「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われますが、今日の日光市の城山は涼しく、小雨降る生憎の天気でした。 

Dscn7685「城山の草が伸びてるよ!」との連絡を小川サポーターから受け、足尾での森作業を変更しての「城山の森」作業を本日、行いました。いつもより早い現地に8時30分集合。予想通りに全員が早着、待ち合せ時間には作業現場に到着しました。Dscn7692Dscn7688 最初に目に入ったのはサポーター・松村宗さんが植えてくれた彼岸花でした。すでに盛りは過ぎていましたが、登山道沿いに点々と、しかも自然に植えられていて、センスの良さに感心をしました。さらに感心したことは、かなりの広さの草が刈られていたことでした。昨日、福原サポーターから「明日城山の森に行けないので、自分の分の草を刈っておいたから!」との連絡があり、その広さに驚きました。彼の森づくりへの強い思いを感じました。Dscn7682

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Dscn7684 現場は、滑る足元でしたがケガもなく昼頃には作業が終了しました。Dscn7691 気がかりだったことは、あまりにも苗の生長が遅いのではないか感じた事でした。杉やヒノキ林だった場所でしたので、土の栄養分が偏っていたのかもしれません?時間をかけて見守っていきたいと思いました。今日の森作業は、鎌田、山本、小川、加賀、報告・橋倉でした。Dscn7689(報告・橋倉喜一)

色づき始めた森の木の葉たち。秋の気配を感じながら森作業

 本日は9月25日(土)、昨日までの暑さから一転し、涼しい1日となりました。

 森びと広場の8時30分の気温は16℃。中倉山の尾根は雲に覆われています。本日の森作業は福原さんと筆者の2名です。コーヒーを飲みながら本日の作業打ち合わせをしました。23日の森作業で刈り残した臼沢の森内のJR貨物労組植樹地の草刈りを行い、草刈り後は、臼沢西の森に「里親植樹」用の黒土を運ぶことにしました。

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 軽トラックに背負子と鎌を載せ、臼沢の森へ出発。曇り空のためか、森の中は薄暗く肌寒く感じます。階段を登っていくと黄色くなった落ち葉やドングリの実が落ちています。

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 植樹地に着き、斜面を見上げると上部に草が伸びています。刈り取られた草で足を滑らせないように気をつけながら斜面を登り、幼木に気をつけながら草を刈りました。篠竹が立っていても枯れてしまっている幼木もあり、人間の都合に合わせた育樹作業に反省です。いつの間にか霧雨が降り出していましたが、汗ばむ体には気持ちがいいミストシャワーになりました。

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刈り進むと草に負けずに葉を広げるコブシやミズナラが顔を出しました。臼沢の斜面に根を張り、森の主役になろうと頑張る幼木たちから元気をもらいました。

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  一面の草刈りが終わる頃には雨も上がりました。草の生長を見ると土壌が良くなっている表れかと感じますので、10月12日のJR貨物労組の育樹活動では丁寧な補植をお願いします。 

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 下山し、臼沢の入口に着いたのが10時30分。昼まで臼沢西の森に黒土を運びました。一番下に置かれた黒土の袋は水分を含み重さが増しています。お互いに背負子に黒土2袋を積み運びました。一歩一歩足元を確認しながら階段下まで運び、7往復、28袋を運ぶことができました。

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  昼食後は、新松木の杜の道路側と林内の通路の草刈りを行いました。草が生えるのはあっという間です。林内は松木川までの歩行路の草を刈りました。

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 広場に戻りながら、松木の杜の道路わきの草や、看板前の草を刈りました。草刈り後は刈り払機の後点検を行い本日の森作業を終了しました。午後、青空が少し顔を出しましたが、3時半過ぎには小雨となり、臼沢西の森の幼木たちには恵みの雨となりました。

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 小さいながらも木々の葉が色づいてきました。秋が深まっていくと森全体が赤や黄に色づき松木を訪れる皆さんの目を楽しませてくれることでしょう。

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みちくさ庭園内のリンドウとヒガンバナP9251536

本日の森作業は、福原、清水でした。(報告・清水卓)

 

2021年9月25日 (土)

秋の風を感じて、森の防潮堤補植と苗分け作業

 朝方の雨が上がり気温は20℃でしたが、肌寒く感じた一日でした。本日(25日)、私たち9名は昨年植樹した鎮魂復興市民植樹祭第8回会場の補植作業に5名が、育苗作業でのシラカシの苗分けを4名が行いました。補植はシロダモ、シラカシ、アカガシを100本を植え、苗分けは120本を行いました。P1020193

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P1020180 今日は松林副代表が血中酸素濃度計を持参し、参加者全員の計測を行ないました。全員が96%から98%で正常値でした。今後も新型コロナウイルスに向き合い、ウィズコロナ社会での新しい生活観を育んでいきたいと思います。P1020187 今日の作業は17日ぶりでした。育苗場農園もカボチャ1個が最後になりました。ナンバンは赤く色づき、食べごろなので収穫しました。黄色いキクイモの花は咲き誇り、それを見た松林副代表は、「11月頃には収穫できるぞ!」と言っていました。P1020192

P1020155 作業の終わりには、東城さんから頂いた美味しいお菓子をいただき、森作業の疲れを和らげました。

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 10月の作業予定日も決まり、10月24日に行われる市民限定・縮小開催の「第9回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」を成功にさせることをみんなで誓い合って散会しました。本日の作業は、渡部代表、松林副代表、菅野副代表、山田事務局、道中内スタッフ、原田スタッフ、菊地スタッフ、東城スタッフそして筆者でした。(報告 岩橋孝)