2022年8月22日 (月)

秋を感じながらの森作業

本日(8月21日)7時50分の足尾・松木沢の気温は21℃、曇り空で風はありませんでしたので、半袖では寒いくらいでした。

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天気予報では、午後に雨の予報でしたので、加賀さんが入れてくれたホットコーヒーを飲みながら、8時40分からミーティングをしました。

Dsc06328作業は終日、りんねの杜の改良地の植樹用の穴堀です。9時20分から現場で穴掘りの開始しました。スコップを地面入れますが、大きな石がありその石を掘り出すのに大変な労力がかかりました。日差しが強いので、大量の汗が出てきます。

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Dsc06330 各自が休憩で水分補強をしながら、安全第一で作業をしました。休憩をすると松木川からの風が火照った体に気持ちよく届きます。獣害ネットの上では、トンボが秋を知らせに来たようです。

Dsc06331_2 昼食後に筆者が持参したスイカをみんなが「甘い」と言って食してくれました。

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午後の作業も雨が降ることなく順調に進み、5人で100の植樹穴を計画通りに出来ました。後一日で改良地の植樹の穴堀が終わるめどがつきました。

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帰宅時、午後2時40分の気温は、25℃でした。

作業者は、鎌田さん、清水さん、大野さん、加賀さんと筆者でした。(報告者 済賀正文)

2022年8月20日 (土)

秋を思わせる涼しさをうけ楽しく森作業

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 8月19日の苗場は、浜風から西北風に変わってより涼しさを体感することができました。秋の気配ももうすぐです。栗の木の実やセミの鳴き声の変化によってより感じられつつある季節となりました。

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 朝の打ち合わせでは、前回(8/12)に引き続き岩橋スタッフが自宅で育てきたアラカシとシラカシの幼木をトロ箱から苗分けの作業、苗場周辺の草刈り、苗場内の草取りを分担し、作業を行いました。苗分け班から、地元産の苗木を植樹祭に使えるように大切に育苗していくことの報告がありました。

2022819_3<トロ箱の左半分がアラカシの幼木、右側の幼木がシラカシ・・昨年11月から育てた幼木です>

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2022819_6<丁寧にたっぷり水かけ・・・地元のアラカシ54本、シラカシ127本の苗分けできました>

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 涼しい西北の風を受けながらも草刈り班は、全身に汗をびっしょりかきながら背丈ほどの草を刈った渡部、松林スタッフ。周辺はきれいに整理でき両人はご満悦でした。お疲れさまでした。
 苗場の草取り班も陽ざしにめげず黙々と草取りに専念し無事終わりました。

 休憩タイムでは、渡部代表からの差し入れの大きなスイカとアップルパイをみんなで分け合い、おいしくいただきました。いつも差し入れをしていただき、ありがとうございます。

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 話題は、なんといっても明日20日の東北勢の対戦となる高校野球準決勝の話題で盛り上がりました。どちらが勝つにしても忘れてはならないのは、11年経過する東日本大震災による津波や福島原発事故に人災等の復興・再生の加速化を願わざるをえません。全世界に起きている気候変動にも目を向け応援隊は「地道にできることから実行していこう」と話し合い作業は終わりました。

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本日の作業者は、渡部代表、松林副代表、山田さん、岩橋さん、小川さん、道中内さん、岩橋恵美さん、筆者(東城)でした。 大変お疲れさまでした。

 (報告 東城敏男)

 

2022年8月15日 (月)

暑い中、浜風を感じながら八月始めの森作業!!

  8月12日、原町区雫育苗場の気温は32℃に上がりました。浜風が来るので街内とは違い少し涼しい感じがします。

 応援隊6名は10時に集合し、岩橋恵美スタッフが作ってくれた麦茶を飲みながら作業ミーティングを行ないました。当日の作業は2班に分かれ、1班4名はトロ箱のアラカシ苗をポットに植え替える作業、2班2名は松林副代表の管理している農園のスイカ、カボチャ、メロンの収穫と雑草取りの作業です。熱中症に注意をしながら作業を行いました。

  

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 収穫はスイカ1個、カボチャ5個、メロン3個でした。スイカとメロンをクーラーボックスで冷やし、作業終了後に参加者全員でいただきました。甘くて美味しく、みなさん笑顔がこぼれました。

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 これからも暑さが続きますが、苗木たちが枯れないように水撒き作業を行なっていきます。

 また、新型コロナウイルス感染が拡大しています。南相馬市でも連日40名程度感染しています。感染に十分注意して生活を送りたいと思います。次回、作業は8月19日(金)を予定しています。

 本日の参加者は、渡部代表、松林副代表、東城スタッフ、道中内スタッフ、岩橋恵美スタッフ、筆者岩橋孝でした。

 (報告:事務局 岩橋 孝)

2022年8月10日 (水)

熱中症と蜂対策万全で森作業

 8月10日、8:30、足尾松木の天候は快晴、気温は既に24℃です。打ち合わせで、今日の作業は午前に臼沢西の森の右下の草刈りをすること。時間があったら、9月の里親植樹を行う場所の土留めの修理をすることにしました。午後には、気温の上昇具合をみながら「りんねの森」土地改良ブロックの穴掘りを行うこととしました。

Img_3848 Img_3847 Img_3849 臼沢西の森に向かう途中の道は、あちこちで階段の横木や土留めの丸太が外されていました。恐らく熊がエサの蟻を探すために行ったものでしょう。熊や鹿・猿などの動物が森の住人であり、私たち人間が森の訪問者です。先日も福原さんが臼沢の森で小さい熊と出くわしています。充分に気を付けたいものです。でも、これだけの動物が住める森になってくれたからこその出来事です。Img_3850 Img_3863 草刈りの場所は、木が大きくなっているところもありますが、獣の食害にあって草に埋もれているものもあります。草が伸びて苗ばかりか人までが埋もれるほどの伸び具合でした。直射日光が当たり背中が暑くなってきます。木陰に入り長めの休憩を取りながらの作業でした。それでも筆者加賀はバテて少し気分が悪くなり30分も休みました。Img_3854 Img_3857 思っていたより草刈りの範囲が広く結構時間がかかりましたが、予定していた場所の草刈りは終了しました。

Img_3858 Img_3862 午後は、「りんねの森」土地改良ブロックの穴掘りを行いました。約1時間の作業でしたが、36個堀ことが出来ました。全部で136個を掘り、半分弱が出来ました。9月末までには330個を仕上げたいと思います。

Img_3865 Img_3871 熱中症、コロナ感染症、蜂刺され、熊との遭遇などなど大変なこともありますが、森づくりでかけがえのない地球が少しでも長持ちするようにと頑張っていきましょう。今日は、猛暑のため、早めの14:30に作業を終了しました。お疲れ様でした。

今日の森作業者は、鎌田さん、松村健さん、大野さん、濟賀さん、福原さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)

2022年8月 6日 (土)

いのちを守り、平和の心で森作業

 今日は8月6日、足尾の9時の気温は20℃。曇り空が広がり草刈り日和です。

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 8時30分に作業小屋に着くと、福原さんが軽トラに必要な道具を積んでいました。鎌田さんと筆者も、刈り払い機、トラロープ、ペンチ、針金などを軽トラに積むのを手伝いました。森作業参加者が全員そろいましたので、久しぶりにホットコーヒ―を飲みながら森作業のミーティングを行いました。

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 今日は、広島に原爆が落とされた日。9日には長崎。20万人の方が犠牲になりました。

 足尾でも、8時15分に街中にサイレンが1分間鳴り渡りました。自然破壊の最たるものは戦争だと思います。私たちは人類の生存基盤を健全にし、愛する人の命を守るために森づくりを通じて平和の松明を灯し続けようと誓いをあらたにしました。

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 午前中は8月2日の森作業に続き、JRFUが植樹した斜面の草刈りと獣害柵の修繕を行うことにしました。ミーティング終了後、直ちに臼沢現地に向いました。各自、蜂対策グッツや鎌などを持って臼沢の階段を登っていきました。

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 JRFU植樹地に到着し、鎌田さん、清水さんと筆者は手鎌で草刈りを行いました。10時頃になると気温がグングン上がり始め、温度計は30℃を差していました。

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 獣害柵修繕は、福原さんと済賀さん。北側の獣害柵を尾根まで登りシカやウサギが入れないようにしました。しかし、お互いの知恵比べですので定期的な点検が重要です。

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 JRFU植樹地の草刈りと獣害柵修繕を終え、上段から3段目の植樹地の草刈りに移動しました。目を凝らしてみるとミズナラやブナ、イロハモミジなどの幼木が草の中に埋もれています。幼木を切らないように手鎌で草を刈りました。

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 階段東側の植樹地の草刈りを終え時間が12時になりましたので作業に区切りをつけ下山しました。

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 12時30分に作業小屋に戻り、昼食を取りました。

 午後の気温は32℃に上昇しましたが、時折吹く爽やかな風が涼しく感じました。

 午後は、りんねの森の土壌改良ブロックの穴掘りを行いました。穴掘りはこれまでの掘方とは違いました。まず、掘る場所に鎌田さんが鉄の棒を刺してぐるぐる回し、土壌を柔らかくした後に、スコップで直径30cm、深さ30cmぐらいの穴を掘りました。そこに2袋(1袋14ℓ)の黒土入れました。効率も良かったのか、小一時間で50個の植樹箇所を掘ることが出来ました。

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 その後、使用した道具類を片付けて、作業小屋で簡単なミーティングを行い、15時40分に本日の森作業を終了しました。

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 本日の参加者は、鎌田さん、福原さん、済賀さん、清水さん、筆者・大野でした。

(報告 大野昭彦)