2022年10月24日 (月)

秋を感じながらの森作業

  本日(24日)の足尾・松木は9℃(8時30分)、曇りで肌寒い日です。福原さんが作業小屋の薪ストーブに火を入れてくれましたので温かい所でコーヒーを飲みながら本日の打合せをしました。

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Dsc08541_2   軽トラに黒土を積み込み臼沢西の植樹地に110体を運び上げ篠竹を153本を刺したところで12時になりました。

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Dsc08548  昼食後は、今年の夏に苗木を保護するために使用した単管パイプを撤去しその場所に苗木を集めて砂をかけて越冬できるようにしました。

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Dsc08553 その後、来春に苗木を植えられるように苗木育成に使用した作業台を撤去しました。

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Dsc08551  15時になると雨が降り出してきましたので作業を中止し帰宅しました。

 本日の作業者は、福原さんと筆者(済賀)でした。福原さん森作業ご苦労様でした。

                                                                                (報告者:済賀 正文)

異常気象と向き合う心得を探し出した「お茶会」in栃木県

 10月23日(日)、県ファンクラブは那須塩原市の公民館で「お茶会」を開催しました。分かり易くするために「お茶会という座談会」と銘打った会に参加してくれたのは、NPО法人・1000年の森を育てる会、那須塩原市議、那須拓洋高校の先生と卒業生、地域に住むJRОBの各皆さんでした。森びとからは清水副代表ら6名が出席し、総勢12名のお茶会でした。

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 会は県FC代表・橋倉が「温暖化や異常気象について、思っている率直な意見を出していただき、それに絡んだ討論」をお願いしました。全員の自己紹介を行った後、弘永さんが「温暖化なんて起きてない!と言う人がいますが皆さんどのように対応していますか」という問いかけをしてくれました。全員が討論に参加し、1時間20分があっという間に過ぎてしまいました。

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 今回のお茶会は、6年前に宇都宮で開催した「フォーラム」にパネラーとして参加して頂いた星野恵美子さん、ポット苗作りや足尾にエノキの植樹に来られた那須拓陽高校の池田修一先生のご尽力で実現されました。また、1000年の森の鈴木大介理事長、鈴木さんが声をかけてくれました那須塩原市議林美幸さんのご尽力がありました。皆様からは今後とも色々なアドバイスと交流を深めていければと思っています。

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 第1回目のお茶会で議論されたことは、誰しもが向き合わなければならない”待ったなし!”の課題です。傍観者でなく、この地球で生存していくたにやらなくてはならないことを共有していきたいと思っています。JRОBの武田さん、地域の皆さん、そして大切な意見を述べてくれました若い人たちの声にはとても勇気と励ましをうけました。「お茶会」でのご意見は、次のブログで報告いたします。

(報告・橋倉喜一)                                      

 

2022年10月20日 (木)

秋のさわやかな風に吹かれて、里親植樹終える

10月19日の足尾の天気は、晴天。朝8時30分の気温は9℃でした。

Cimg0001_2 車で足尾に入る途中の大谷川からの写真

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 柳澤さんがトラックにフレコン入った籾殻を運んできてくれました。保温、保湿、草の抑制などのマルチング資材として冬支度に活用したいと思います。ありがとうございました。

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Cimg0008 籾殻が入ったフレコン

 9時には、参加者12名のスタッフ・サポーターが全員集まりましたので、いつものようにホット珈琲を飲みながらミーティングを行いました。

 今日の森作業責任者の加賀スタッフから「今日は、里親植樹の最終回、気持ちを込めて丁寧に、間違いのないように植えてください」とあいさつがありました。その後、一日の森作業と分担を決めて、里親植樹地の臼沢西の森に全員で向かいました。

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 植樹地には、事前に土も入り、植える場所に目印の篠竹がおいてあります。後はスコップで穴を掘り苗木を植えるだけに準備されていました。太陽の光を浴び、松木川からの爽やかな風に吹かれながら丁寧に苗木を植えました。土留めに入れた黒土の下は砕けた岩と砂地のため、スコップを入れると「ガツン、ジャリッ!」と音がし、手がしびれます。森づくり18年の強者のスタッフ・サポーターが手際よく穴を掘り「まじぇる、まじぇる」して土壌をつくり苗木を植え進めました。1時間30分で5列の土留めの所にミズナラやブナ、ヤマザクラ、ハクウンボク、ヤマモミジ、カツラなど15種類349本の幼木をしっかり植えることが出来ました。

Cimg0018_3 コミュニケーション休憩

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 サクラが紅く色づく松木の杜

 改めて、今日の森作業は「段取り8分、仕事2分」という名言がピッタリの「最終回の里親植樹」になりました。つまり、スッタ・フサポーターの皆さんが事前の準備をしっかりしていたので、少人数でも短時間で安全に、そして応募された方に代わって、349本もの苗木を植えることができたということです。今後の森作業の教訓にしたいものです。

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 昼食後は、臼沢西の森の土運びとみちくさ庭の草取り、そして新松木の通路の草刈りの3班に分かれて作業を行いました。参加された皆様お疲れ様でした。

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 臼沢西の森への黒土運搬


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 みちくさの庭の草取り

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 本日のスッタフ・サポーターは、鎌田、松村宗、山本、柳澤、福原、林子、キンバリー、済賀、加賀、高橋、清水、大野、でした。(報告者:大野昭彦)

2022年10月18日 (火)

植物の恵みを体感できる足尾の森づくり

1 天気が良い方に変わってくれたおかげで朝から秋の青空が見えた足尾・松木沢。「森びと広場」に植えてある黄色いカラタチの実が美味しそうにみえました。足尾グランドキャニオンはいつもより遠くに見え、気持ちが良い秋の空気の演出に心身が和みました。2 今日の午前中は、「みちくさ庭」のアジサイの幹が猿に食べられないようにするアジサイの上にネットを張る準備をしました。アジサイを覆っていた漁網を取り外し、ネットの大きさを測りました。7 3 4 その後は、庭の柵にツル植物を這わせていくための一種であるサルナシを植えました。和性キウイと言われているサルナシですが、熟した実を食べてみると、甘酸っぱい味がして身体には良さそうに感じました。6 59 11 12 午後は、足尾・松木沢でオオムラサキに舞ってもらえないかと準備してきたビニールハウス内の草取りをしました。2年前に植えたエノキとクヌギは順調に生長し、ハウスの天井に届きそうでした。ハウス内は落ち葉も溜まり、来春には幼虫を放すことができそうです。15 14 16 オオムラサキを育てている専門家にアドバイスを受けて、来春にはチャレンジしたいものです。15時頃になると雨が降ってきましたので本日の森作業は終了しました。本日は、済賀さんと筆者が森作業、取材で林子さんが来てくれました。(報告・高橋佳夫)

2022年10月17日 (月)

紅葉の始まりの中、里親植樹の準備が整いました。

 今日は19日に開催する、最終回の「里親植樹」の準備を完成させます。苗木を宇都宮の苗木屋さんから筆者加賀が持っていきました。足尾に着くと曇り空、8:20気温は15℃、森作業をするには丁度良い天候です。今日は3人での作業ですが、打ち合わせをすると盛りだくさんの内容です。

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Img_4374 Img_4375 作業をしていると上のほうで猿が騒いでいました。すると50cm程の大きな石が2個転がってきました。1個は金網で止まりましたが、もう一つは途中で跳ね上がり飛んできました。幸い左のほうに逸れて金網の外に落ちたので事なきを得ましたが、当たっていたら大怪我では済まない事態でした。

Img_4380 「臼沢西の森」から松木・新松木方面を見ると、一部が紅葉していてとても綺麗です。本格的に紅葉シーズンを迎えるのが楽しみです。Img_4372 紅葉が始まったばかりですが、「みちくさの庭」や森びと広場」の柿の木、桜など写真でお楽しみください。Img_4391 Img_4388 Img_4387 午後は、元気なアオキの苗木31本を「松木の杜」の壬生北小学校が植樹した付近に植えることにしました。「松木の杜」に入るとエノキが黄色に染まっています。来年はオオムラサキが飛ぶのを見たいものです。その他の木も少し色づいてきました。

Img_4399 Img_4411 Img_4405Img_4395 Img_4396 本日の作業は予定通り終了し、19日の「里親植樹」の準備は整いました。今日の作業者は、済賀さん、福原さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)