2024年10月13日 (日)

青空を楽しむ足尾・松木郷

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Dsc00297   本日(13日・日曜日)、三連休の中日です。15℃(8時30分)で長袖の上にもう一枚服がないと寒く感じます。

   最初に「みちくさ」にお寄り頂いたのは、自転車に乗り松木郷の自然を楽しみに来た川口市からの男性二名です。私たちが元気を頂きました。

Dscn0846   二組目は、朝霞市から来られたTさんのご家族です。お子さんが「虫や植物」を楽しそうに写真に納めていました。ご両親から何度も帰ることを促されても、帰る方向に足が向きませんでした。またお越しください。Dscn0847   あたりが少し薄暗く感じたので、帰る準備をしていいるとみどり市と千葉県からのお越しの男性です。大きな三脚を持っていましたので聞いてみると動物の写真を撮りに来たとのことです。これまで、何度も「みちくさ」に寄ったことがあるとのことです。お話を聞かせて頂くと「みちくさ」の中に掲出してある「キツネの写真」を提供して頂いていることを知りました。貴重な写真をありがとうございます。「最近、キツネの姿を見られなくて残念」「シカが食べない植物が増えているのでシカが増えている」と貴重なお話を聞きました。

Dsc00310 「みちくさ」の前をお昼頃に年配の男性がダムゲートに向かっていました。

「民集の杜」では、秋の色に少しずつ染まっている木々が見えてきました。

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Dsc00308_2 自然を感じることができる足尾・松木郷にお出で下さい。

「みちくさ」でお待ちしています。Dscn0853 本日の舎人は、坂口さんと筆者でした。(報告者:済賀 正文)

2024年10月12日 (土)

臼沢の森ではあちこちにキノコが顔を出しています


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 本日は「JR貨物労組の森」での草刈りを清水さん、山田さんと一緒にしました。

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 予想以上の伸びで中央に作った階段が見えず、手探りで探して草刈りを開始。階段より左側を下から刈り始めると、ツルが絡み、ススキが伸びており、刈った草で足が滑らないように気をつけながら進めました。

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 昨年ネットを巻いた幼木は食害に合わず枝を伸ばしていました。

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 草に隠れて紫色のホタルブクロが咲いていました。

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 12時30分を過ぎたので作業を切り上げ、下山することにしました。3分の1ほどを刈ることができ、幼木に光が当たるようになりました。1728721525786

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 下記のように、斜面上部と階段の右側が残っていますので、11月1日に育樹作業を行うJR貨物労組の皆さんと草刈りを行いたいと思います。

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 本日の森作業は山田・清水・大野でした(報告:大野昭彦)

心が落ち着く足尾・松木沢

 今朝9時の足尾の天気は晴れ/曇りで22℃と過ごしやすい気温でした。3連休でJR日光線も駅前のタクシー乗り場も混んでいましたので、多くの出会いを期待しました。

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 まず、森作業で来られた大野さんと山田さんとともに打ち合わせをしました。お2人と舎人の相方である清水さんは、JR貨物労組の植樹地の草刈りに向かうことになり、私は留守番をすることになりましたので、みちくさの周りと庭の周りの草刈りをしました。

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 ジャンダルム方面に怪しい雲が近づいてきました。

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 午後になると、アナグマがみちくさの周りに来ました。これから広場にある落果する柿を狙っているのかもしれません。

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 13:30になると、雨が降り出し、気温は19℃まで下がりました。

 残念ながら、腰を据えて来舎される方はいませんでした。みちくさは明日も、明後日もOPENします。紅葉にはまだ早いですが、きれいな植物や動物と出会える松木沢へいらっしゃいませんか。

20241012_144419 今日の舎人は清水・小林でした

2024年10月 8日 (火)

苦労した思い出が喜びに変わった「森の観察」

 10月6日(日)、足尾は雨が降ったり止んだりの天気でしたが、木々にとっては恵みの雨となる1日でした。今日はJR東労組のサークル「ネイチャークラブ」会員の皆さんが足尾の森の観察に来てくれました。

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 13時20分に、北は青森県、南は神奈川県から参加された24名を乗せたバスが松木郷に到着。森びとの看板前に集合していただきオリエンテーションを行いました。

 加賀スタッフよりスタッフの紹介と観察の行程が述べられ、筆者(清水)より松木郷廃村の歴史と先人の苦労の上に私たち森びとプロジェクトの森づくり活動があることを伝えさせていただきました。足尾での森づくり初期にポット苗づくりや臼沢での植樹環境整備、植樹に参加された組合員の皆さんは、看板前から見上げた臼沢が森になっていることに驚いた様子で、早速、臼沢に向かいました。

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 第1ゲート手前で、紐が落ちているのかなと手を伸ばすと、まだ肌の赤いシマヘビの子供で、参加者一同を歓迎してくれているようでした。

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 臼沢の森入口までは緩やかな道ですが、結構息が切れます。丸太の階段をM&mベンチのところまで登り、森の観察を行いました。宮脇昭さんと松崎明さんが対談したころは対岸の中倉山を眺めることが出来ましたが、15mもの木々たちが密集した森を眺め、苦しかった準備作業を思い出し、生長した森に驚きと喜びを感じていました。黒土や階段作りに参加した方からは「久しぶりの足尾で、日本のグランドキャニオンが森になっていた。重たい黒土を背負子で担ぎ上げ、『強制労働』と言った自分を思い出しました。その黒土によって生長した森を見て、このために苦労したのかと捉え返すことが出来ました。」「10数年前に足尾の森づくりに参加し、気になっていた。今回参加してものすごい森になっていた。ドングリを拾って育てた。つくることで自然を考えるきっかけになった。」

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 初めて参加した方からは、「木々が育たなかった臼沢で、細い木が落石を止め森が水を蓄えている。森をつくることで良い循環になっていることを感じた。」と感想が述べられました。時折シカの鳴き声が森内に響き、樹皮が食べられ枯れてしまった木も見受けられることから、この森に生きる動物たちの姿も想像することが出来ました。

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 次に、緩斜面の「民集の杜北」に移動しました。2014年から植樹を開始した「民衆の杜北」はまだ幹が細く木々同士が競争しあい生長している森です。虫に食べられた葉や大きな石を転がした跡など、この森でも生き物の姿を想像することが出来ました。コウゾやヤマナラシ、ネムノキなど、植えた樹種以外に活着した樹々もあり、人間が手を加えた森に鳥や風、虫たちなど自然が加勢してくれるとことを観て回りました。自然界のつながりから、私たち人間も生物社会の一員であることを感じ取っていただきました。

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 亜硫酸ガスの排出が止まり植林活動が始まって60年以上経過した今でも草地の広がる松木郷。「糺の森」に入り、岩がむき出しとなったジャンダルム方面を眺め、世界各地で起きている豪雨災害や干ばつ、山火事、日本国内でも台風10号や東北、能登半島豪雨などによる洪水、土砂崩壊によって多くの人々の暮らしと命が奪われていることを考えました。

 「ネイチャークラブ」の皆さんはこれからも「山と心に木を植える」を合言葉に、労働現場である鉄道の線路が流され、駅設備が浸水、強風によって運行がストップするなど、厳しさを増す地球環境の現実に危機感を高め、職場の皆さんと話し合いを行い、利用者の皆さん、働く仲間の皆さんの安全と命を守ることを第一に活動を進めていく決意を新たにされました。

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 今回参加できなった会員の皆さんと一緒に、秋の紅葉、春の新緑を観察にお越しください。

「森の観察」の案内は、加賀さん、済賀さん、みちくさ担当の橋倉さん、山田さん、筆者清水でした。

(報告:清水 卓)

2024年10月 6日 (日)

実りある今日を迎える準備!!

「このところずっとこんな天気」という、橋倉さんが言う通りのどんよりした天気の松木郷がむかえた10月6日(日)の朝、ジャンダルムを眺めてからの「みちくさ」のオープン。

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今日は、JR東労組ネイチャークラブの方々が例会「足尾の森観察」という事で、迎える森びとサポーター4名で打ち合わせを行い、しっかりとした準備を進めました。

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その後、橋倉さんは「みちくさ」舎人へ、その他3名は軽トラックへテーブル・ヘルメット・軍手・森びと旗等旧ヘリポート場に準備を済ませました。その後、昨日柳澤さんが運んでくれた鉄筋をぶどう棚の補強バーを竹から交換しました。また、別の場所に植わっていたぶどうの苗木を移植、3種のブドウの木の名の立札も立て、たわわに実がなるのが植えて三年目がとても楽しみです。

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そしてもう一つ、これも初めて見るお茶の木に可憐に咲く花が、心をウキウキさせてくれました。P1010472

通り雨が降ったりやんだりする中、ネイチャークラブの方々を迎える準備をヘリポート場にしました。ネイチャークラブの皆さんは13時すぎに到着して、清水副代表の説明を受けながら臼沢の植樹地と民集の杜(北)の観察をして、最後に皆さんが「みちくさ」に足を運んでいただき、みちくさをのんびり堪能してくれました。P1010477_2

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ネイチャークラブの皆さん「足尾の森観察」お疲れ様でした。みなさんを見送りしてから後片付けをして、みちくさを閉め秋の訪れが始まった感が少しある松木郷を後に帰路につきました。

最後に、季節が夏から秋にかわっていく気配を感じさせる、ブルーベリーの色づき始めた葉です!

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本日のみちくさ舎人は、橋倉・山田、作業者は加賀・済賀、足尾の森観察説明者は清水でした。

(筆者は山田)