2018年11月10日 (土)

培養土13パレット搬入、「みちくさ」看板用松の木丸太も6本運びました。

11月10日、今日は7日に残した培養土13パレットの搬入です。2回の搬入になるため、朝早く9時から作業開始と決めていましたが柳澤スタッフは8時には足尾に着いていました。鎌田さんと筆者(加賀)も急いで8時半に到着。早速、一陣の7パレットの荷卸しを始めました。

Cimg8410 作業をしていて景色を見ることもなかったのですが、荷物を降し終わって臼沢を見ると紅葉が綺麗です。でも、もう茶色も目立ち始めています。

Cimg8412

Cimg8413 その後、打ち合わせを行いました。2回目が15時頃でないと積み込んでもらえないということで、次の作業は鎌田さんの近所からの松の丸太運びをすることにしました。3m程のもの1本、1m程のもの5本を「みちくさ」の前の広場に運び入れました。この丸太は、「みちくさ」の看板が朽ちて倒れそうになっているので、新しいものにするためのものです。

Cimg8424

Cimg8411

Cimg8415

Cimg8421_2 ここでやっと昼食にしました。柳澤スタッフは時間がもったいないとすぐに残りの培養土を取りにみどり市に向かいました。次の荷物到着まで3時間ほどあります。何をしようかと考えていると鎌田さんは煙突の掃除を始めていました。筆者はハウスの苗に水をやることにしました。最初はジョウロを使ってみましたが、腕を挙げるのが辛く、ホースを繋ぎ水を出してみるとやり易く、大変楽にできました。Cimg8426 16:30荷物到着。早速荷卸しを開始。もう慣れたもので前は1時間弱かかっていたものが30分で終了しました。太陽が中倉山に沈むと急に冷えてきます。17時になっていたので作業終了後は速やかに帰宅しました。

Cimg8439

Cimg8440

Cimg8428 今日のスタッフは、鎌田、柳澤、筆者加賀でした。(敬称略)

2018年11月 8日 (木)

木々の栄養素を運びました!

2018_1107_121639dscn5846

2018_1107_150054dscn5861  立冬(7日)を迎えた足尾・松木沢の気温は15度、予想に反して暖かい朝でした。今にも雨が降り出しそうな模様の中、柳沢スタッフ運転のトラックを待ちました。

2018_1107_121738dscn5850_2

2018_1107_145952dscn5859  臼沢の紅葉もピークを過ぎ、赤紫色と茶色が目立って心も踊りそうでした。周囲のヤシャブシの森の茶色一色と比べると、格段の輝きを見せてくれました。草紅葉も秋の深まりを感じさせています。

2018_1107_112207dscn5845  そんな気持ちに慕っていると培養土を満載したトラックが到着。運転手の柳沢スタッフは休憩も取らず搬入作業を始めました。実は、7日と10日の二回で運搬は済むと思っていましたが、もう1往復する3回の運搬となりました。

2018_1107_142221dscn5858  トラックが戻るまでの間、加賀タッフと私は、今月18日の「秋の感謝デー」の会場である臼沢の森西に立ち、18日の柵張りを試してみました。結果は、かなりスムースでホッとしました。

2018_1107_150016dscn5860

2018_1107_155513dscn5862  ところが柳澤スタッフからの連絡では、トラックの車輪がパンクが起こり、今日の作業を終了しました。時計を見ると17時が過ぎていたので、加賀スタッフと家路につきました。想定外の事は色々とあると思い、森作業を終了させました。昨日の作業は、柳沢、加賀そして筆者の橋倉でした。(報告 橋倉喜一)

2018年11月 6日 (火)

立冬一日前、雨の中での森作業

今日の森びと広場の天候は、気温12℃、雨、(9:00)肌寒いので、早々にストーブに火を入れ暖をとりながら今日の森作業の打ち合わせ。松村健さんと私の二人なので、水源のチェック、ビニールハウス内のポット苗の散水作業をすることにしました。

Photo

Photo_2

Photo_3 水源途中のヤシャブシ林の紅葉。

Photo_4 前回(10月30日)に、水源を綺麗にして帰りましたが、そのままの状態でした。ただ、雨のためか取り口にゴミが付き、水の流れが弱く、水たまりが、三分の二ぐらいでした。散水用ホースの栓を試しましたが、水圧が弱いのか木の栓と同じように外れやすいので、形状の違う栓に変えてみようと思います。下の写真は、みちくさの庭と黄色い可憐な花、ツワブキです。

Photo_5

Photo_6 ビニールハウス内のポット苗は、前回の散水から一週間たち乾燥していますので、たっぷりと散水しました。

Photo_7

Photo_8

Photo_9

Photo_10 散水後は、みずみずしく見えました。

Photo_11

Photo_12 散水でタンクの水が、半分以下になったので水源から補充したのですが、ホース内の空気で補充に時間がかかりましたが、空気が抜けるとあっという間にたまりました。

Photo_13 本日の作業者、松村(健)、小川。(報告者、小川)

2018年11月 5日 (月)

第6回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭大成功!!

 昨日(11/4)は第6回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭が開催されました。場所は南相馬市鹿島区北海老地内で、第1回の市民植樹祭(2013年10月6日)の開催された場所から少し北に位置します。今年は、第1回ふくしま植樹祭との共催することになり、各地から3,000人以上の方々が集まって開催されました。

Dscf3238  私たち森びとは、南相馬市民のいのちを守る森の防潮堤づくりを応援するとともに、第1回の市民植樹祭から貫いてきた”鎮魂と復興”を決して風化をさせることのないよう市民の方と一緒につくっていくことにこだわって、市植樹祭の実行委員会や森びと内でも議論をしてきました。

Dscn0364

Dscn0367

Dscn0366  式典を終了し、参加者は順次植樹会場に入ってきますので、市職員と植樹リーダー(森びと)は現場で参加者への植樹指導のシュミレーションを話し合って万全の態勢で受け入れました。

Dscf3248 下の写真は植樹をする前の状態です。

Dscf3246  植樹リーダーの自己紹介後、1ブロック150名以上いる参加者に宮脇方式の植樹方法を説明し、植樹がスタートします。

Dscf3253_3

20181105065111

2018110506501720181105065127

20181105064821

Dscn0388  下の写真は植樹後です。

20181105065054

Dscn0392  0.4haの高盛土に21種類・18,000本の苗木を無事に植えることができました。森びとと鎮守の森プロジェクトの箱崎さん、西野さんとともに「タブノキ!」と声を掛け合い、やり切った充実感に満ちた顔でガッツポーズ。

20181105065244  第1回~第5回の植樹祭会場の育樹(草刈り)を南相馬市役所の皆さんと一緒に活動をされている南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊(略称:応援隊)の皆さんと。

20181105065202  異常気象が当たり前になり、私たちは生存の不安が付きまとうようなっています。私たちが訴えている自然(森)と共に生きる暮らしへシフトしていくことが、今こそ進むべき道ではないかと思います。今後も南相馬市民の新しいふるさとづくりを応援するために、“山と心に木を植えていく”活動を継続していきます。ポット苗づくりに協力していただいた皆様、育苗で場所を提供して下さった皆様、鎮守の森プロジェクト、市植樹祭実行委員会、森びとインストラクター、応援隊の皆様、大変お疲れ様でした。(報告:事務局・小林敬)

2018年11月 4日 (日)

南相馬市民のいのちを守る森づくりはいよいよ明日開催!

 今日(11/3)の天気は快晴で、山形県の鳥海山の積雪をみることができました。風もなく暖かい日差しの中で明日(11/4)の第6回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭の準備を行いました。

Dscf3198

Dscf3200

 午前中は昨日から行っていた苗をトレイに分ける作業を行いました。様々な樹種をトレイに隣り合わせにならないよう、分けて入れることは森づくりでは大切な作業です。隣合う木と木が支え合い、競い合って大きく成長します。本来ならば人の手ではなく自然界において自然と行われるのですが、ここ南相馬ではマツなどが震災によって流されてしまったので人の手が必要になります。

Dscf3202_2

Dscf3204

昼食を食べて午後からは、横浜国立大学名誉教授・藤原先生の教えをいただき植樹リーダー研修が開催されました。

Dscf3206_2

 その後に、鎮守の森プロジェクトの西野さんから植樹の指導を受けました。掘る穴の大きさや様々な樹種を混ぜて植えること、マウンドに根を活着させる為に土を軽く押さえることなど基本から学びました。全体のポイントとして、様々な樹種を混ぜて植えること、ワラが保湿と栄養になるので万遍なく敷くこと、そのワラが飛ばされない為に縄をしっかりかけること3点を学びました。

Dscf3210

Dscf3211

Dscf3213

Dscf3214

Dscf3217

Dscf3218

Dscf3220

Dscf3224


Dscf3227

 市役所の方や南相馬市農業高校の皆さんと一緒になって作業を行い、明日の植樹祭の成功のゴールが近づいていると感じました。

Dscf3230

 本日の作業者は、応援隊の渡部、松林、岩橋、東城敏男、道中内、原田、菊池、佐藤。森びとの高橋、松井、大野、小林、小黒、宮原、塚崎、加賀、鎌田、岡安、橋倉、仁平、武田、相川、大津そして筆者でした(報告者 事務局・福澤猛)