2025年4月28日 (月)

中倉山ブナ保護の土の準備ができました!

Dsc00537  本日(4月28日)の足尾・松木は、14度(9時)で風もなく曇りです。明日開催される「中倉山ブナ保護」で使用する土などの資材の準備日です。

 サクラが咲き乱れるもりびと広場にある木口に座り、山内さんは「ここで飲むコーヒーは最高です」とサクラの花と新緑を楽しんでいました。

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Dsc00538   打ち合わせ時のコーヒータイムも終り、早速準備に入りました。まず、乾燥した黒土をビニール袋に入れました。参加申し込みの皆さんが、「孤高のブナ」に元気なることを願っています。参加者の皆さんとケガもなく無事に下山できる事を願いながら準備を進めました。

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乾燥した黒土と種の入った植生袋の二点を更に新しいビニール袋に入れました。これでザックが汚れることはありません。 

Dsc00540 ハンマーやペンチ等と共に車に積み込みました。

Dsc00541  明日の天気は、晴れの予定ですので朝に皆さんの元気な笑顔にお会いで来るのが楽しみです。

 まだ時間が、ありましたので曲がってしまった鉄筋を真直ぐに戻しました。

Dsc00542 3時になりましたので、帰宅しました。

 明日は、中倉山ブナ保護の「恩送り」です。参加者の皆さまは、安全運転で起こし下さい。

Dsc00536  本日の作業者は、山内さん、坂口さんと筆者でした。

                               (報告者:済賀正文)

2025年4月27日 (日)

咲く花と爽やかな風吹く松木郷

本日の足尾・松木郷は、8時30分、気温12度、晴天。

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9時に責任者加賀スタッフから、「予定では臼沢西の森の“里親植樹地”の補植作業の予備日でしたが、補植は先日終了しました。そのため今日は、20年の森づくりのデータとして臼沢西の森に植樹にしている所の動画に撮りることになります。」と作業内容が報告されました。

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直ちに準備して現地に向かいました。現地では、済賀スタッフが、篠竹のある所に穴を掘り、黒土を入れ、苗木を植えて、マルチング、幹ガードの取り付けまでの一連の作業を動画に撮りました。他のスタッフも植樹を行いました。松木渓谷の奥から吹く風が汗ばむ体を爽やかなにしてくれました。

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昨日、「みちくさ」舎人で千葉県から来てくれた武田さんより、背負い籠2個を頂きました。その籠を今日の森作業で使わしていただきました。初おろしで籠を背負った済賀さんに感想を聞くと、「武田さんの森びとへの目配り、気配り、優しさを感じた」と言っていました。武田スタッフありがとうございました。

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その後は、臼沢の森、民集の杜などの動画を撮影し、やっとのことで13時30分に下山し昼食を取りました。

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 昼食後は、病気に感染したと思われる桜の木3本をチエンソーで伐りました。

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森びと広場の桜が枝の一部が膨れてコブがあり、そこから細い枝が何本も出て花も付けなくなりました。矢口森びとスタッフによれば、「木の病気でカビの菌によって起り、感染すると花も咲かず、樹勢が衰え枯れる原因になる」と言うので根元からチエンソーで伐り、フレコンに入れて済賀スタッフが自宅に持ち帰り焼却することにしました。

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それから、「みちくさ」の近くにある樹木を守っている幹ガードがサルやシカなどに悪戯されて、生長の妨げになっていたので鉄製のイノシッシのスカートを組み込んだ幹ガードに交換しました。

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松木郷は、八重桜がまもなく満開、そして足元では日当たりの良い石の間などに白色、紫色、黄色の花に心和む一日になりました。

本日の森作業は、加賀、済賀、清水、大山、そして筆者大野でした。

<報告者は大野昭彦>

 

名残の桜・八重桜と鮮やかな新緑の松木郷へ!

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  名残の桜の松木郷。しかし、25日行われた「足尾町民のお花見会in松木」の賑わいがあたりに漂っています。

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 朝の気温は13度でしたが、日中は23度になり汗ばむ陽気です。サルの群れも冬から夏になったような陽気に戸惑っています。

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 今日の「みちくさ」には2組の皆さんが来訪しました。11時30分頃に来られたお二人の第一声は、「あの黒いものは何ですか?というものでした。「カラミというもので・・・・」という説明をしますと、納得をしました。矢板から来られたお二人ですが、ここまで来たのは初めてとのことで、森づくりの話をすると、喜んで激励をしてくれ、カンパまでいただきました。

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 次に来られたお二人は東京から来られたお二人で、写真を見てもわかる通り、足尾ジャンダルムをアタックした帰りに寄ってくれました。このお二人も「カラミ」について質問をしてきました。初めての人には、「不思議な光景」に見えるんですね。「秋に又来ます!」と元気に戻っていきました。   

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 まだまだ頑張って咲き続けている桜もありますが、これからの桜もあります。下の写真のような八重桜です。新緑に映える桜を見においでください。「みちくさ」でお待ちしています。Dscn9859

 今日の舎人は、清水、橋倉でした。(報告は橋倉喜一)

2025年4月26日 (土)

まさにみちくさの周りは春真っ盛りです!!

今日は朝から晴天で心地よい風が、「みちくさ」の周りを爽やかに吹き抜けていました。ゴールデンウィークの幕開けにふさわしい松木郷の「みちくさ」とジャンダルムの景色です。

P1010544 まさに春が真っ盛り!!。満開のユキヤナギです。

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「みちくさ」オープンの準備を済ませて舎人2名と森作業者3名が作業の打ち合わせ。

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 その後、森作業メンバーは下記写真の急斜面の階段と土留の修復に汗を流しました。

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 舎人は、「みちくさ」に立ち寄る方を待ちました。橋倉さんは側溝の落ち葉拾い、その落ち葉は土と混ぜて耕しました。そこに植えられていたニラをきれいに整えて植え直しました。P1010556

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 昼頃になると風が強くなり、しだれ桜の花びらが舞っていました。そこに訪れてくれた方は、昨日の「花見の会」に参加できなかった町民のOさんでした。「サクラをぜひ見たい」と来てくださり、「苔テラス」に咲くシダレザクラに感動したOさんは「次は子どもたちを連れてきたい」と、話しをしていました。その桜の様子を写真に撮っていきました。

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Oさん、ありがとうございました。その後、とても天気が良いので外に出て、明日の作業の打ち合わせをして本日の舎人は終了しました。本日は、お疲れ様でした。本日の舎人は橋倉、山田。森作業者は、済賀、武田、田城でした。(報告は山田)

2025年4月25日 (金)

桜の花びらの様に、笑顔、笑顔、笑顔!

   朝一番の仕事は、カーテンを開け今日の天気を確認しました。曇り空、気温は6時で16度。地面が濡れていて、雨なのか?と思いましたが夜半に降った名残でした。

 今日(4月25日)は「足尾町民の『お花見会』」、降らないで!と祈りながら、集合場所の赤倉ロータリーに向かいました。

Dscn9847   松木方面を眺めると、精錬所の煙突から煙が立ち上っているような霧が、横切っていました。

Dscn9805   集合時間前にスタッフと、お手伝いに駆けつけてくれた女性二人が今日のスケジュール再確認の打ち合わせに入ります。

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Dscn9804   参加者の到着を待つ間に、町民のTさん(第1回の花見会に参加)が、「山神祭」がどのように行われてきたか、話をしてくれました。

Dscn9809_2   10時30分には、20名の参加者、7名の森びとスタッフが「みちくさ」を目指して松木沢に入ってゆきました。そして予定時間より少し早くセレモニーが「苔テラス」で開催されました。

Dscn9810   田城運営委員の司会で清水副代表の歓迎のあいさつ、つづいて簡単な自己紹介を全員が行いましたが、昔の「松木沢」を知っている方々からは、「松木で花見が出来るようになったなんて思いもしなかった!」と驚きの声が上がりました。

   その後散策に移り、スタッフが手分けして町民の皆様を広場、果樹園などまでご案内しました。

   12時30分過ぎになって、山田組会長の乾杯の音頭を受け。昼食・懇談に入りました。

多くの皆さんから、「差し入れ」があり”豪華な昼食を堪能しました。特に驚いたのは、けんちん汁を作ってくれたTDは、深夜1時から作り始まったとのことで、感謝で頭が下がりました。

Dscn9837   昼食後、「お花見会」の感想や、これからの足尾町町民として、何をしていけば良いのか?等など活発な意見が出されました。その中では「こんな素晴らしいところを、もっと多くの人に伝えるべき!」との提言が出され、一同うなずいていたのが印象的でした。

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スタッフのみんなも、「20周年の記念の年に、良い『花見の会』が作れた」との声を聴けました。なんと言っても、町の人と一緒に創り出せたことが一番心に残った一日でした。

きっと今後の広がりを創り出せる一日だったと確信できました。

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 今日の催しを手伝ってくれた町の人はT夫妻、Mさん、スタッフは、清水さん、田城さん、大野さん、大山さん、済賀さん、山田さん。報告は橋倉でした。