2022年6月13日 (月)

爽やかさを感じながら森作業進む‼

本日(6月13日)足尾・松木(8時20分)は、快晴で13度Cで風も無く大変さわやかな朝です。

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森びと広場に到着するとキジが出迎えてくれました。

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福原辰雄さんとコーヒーを飲みながら本日の作業打ち合わせ。午前中は、明日納品される苗木の保管地づくりと「りねんの森」の湿地の獣害ネット張り、午後は第2回里親植樹地の黒土の整備をすることにしました。

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苗木の保管地整備は二人で石を退けながら1時間で完成しました。

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湿地の獣害ネット張りも12時前には終了しました。

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Dsc06269_2 10時過ぎ、橋倉さんから冷たいおやつの差し入れがありました。橋倉さんありがとうございました。

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昼食後は、里親植樹地に行き水分を含んだ黒土を袋から出して広げました。

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120本の苗木を植える準備が出来ました。最後に、森びと広場の草刈りを行ないました。

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福原さん朝早くからご苦労様でした。本日の作業者は、福原さんと筆者でした。

                              (報告 済賀 正文)

2022年6月12日 (日)

梅雨の晴れ間で、森作業に汗を流す

 今日は6月12日、足尾に入ると昨夜は相当雨が降ったのか、足尾ダムから流れる水の音が大きく感じられました。山にはエニシダが咲き始め季節の移り変わりを感じます。森びと広場に着くと予想に反して良い天気です。8:30気温は22℃もありました。

Img_3608 Img_3603 Img_3582 いつも通り打ち合わせを行い、「みちくさ」当番の高橋さん、筆者加賀も午前中は森作業を行うこととし、高橋さんは「みちくさの庭」の草刈り、鎌田さん、濟賀さん、加賀は「臼沢西の森」の草刈り、小黒さんと小林さんは足尾に来るのが久しぶりということで、「松木の杜」「新松木の杜」「民集の森」の散策を行うことにしました。Img_3558 Photo Img_3557 Img_3565 Img_3564Img_3562

「臼沢西の森」の西側の出入り口の点検に行くと、金網に枝のようなものが絡んでいると思ったらビックリ、ヘビ(アオダイショウ)ではありませんか。苗木の若芽を食べる野ネズミなどを狙ってくれているのでしょうか。下山し、下から「臼沢西の森」を見ると、草刈りをした所としていない所がクッキリと分かれているのが分かり、森作業を実感しました。

Img_3566 Img_3579 「臼沢西の森」に綺麗な草花が咲いています。

Img_3571 Img_3574 午後は「みちくさ」で、「里親植樹」が1年経過し、苗木の生長を応募してくれた方々へお知らせするための動画とナレーションなど、また26日に開催する「第2回森びとプロジェクト通常総会」についての打ち合わせを行いました。その後、今後植樹する新たな植樹地(りんねの森)の一番下に鎌田さんと福原さんが持参し、河原に植えたヤナギを見に行きました。枯れているものもありますが、7割くらいはシッカリと生きているようで、今後の生長が楽しみです。今後、アキグミやオオバアサガラなども植えていくことにします。Img_3592 本日「みちくさ」の訪問者は、いませんでした。本日の森作業担当は、鎌田さん、濟賀さん、小黒さん、小林さん、林子さん、「みちくさ」舎人は、高橋さん、筆者加賀でした。(報告:森づくりスタッフ 加賀春吾)



2022年6月11日 (土)

足尾「みちくさ庭」で草花への恩返しと新たな仲間

 本日の足尾は、8時の気温が17℃。どんよりとした梅雨本番の様な空模様でした。

 7時過ぎから中倉山ブナ保護活動に参加する皆さんをゲートで迎え入れ、受付の手伝いを行いました。その後、遊働楽舎“みちくさ”に移動し、4人で8時からコーヒーを飲みながらミーティングを行いました。

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ミーティング後「みちくさの庭」の草取りを行い、筆者の家で育てた、秋には真っ赤に色づくコキア(ホウキ草)を10本と、春にスイセンの花が咲いた後に真っ白な小さな花が咲くユキヤナギ3本を植えました。

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 「みちくさの庭」の野イチゴの実が赤く熟してきたので収穫しました。甘酸っぱい野趣たっぷりの味が口の中に広がりました。

 11時ごろ、「中倉山のブナを元気にする恩送り」で中倉山の尾根にいるブナ保護チームから、「雨が降りそうな空模様なのでこれから下山する」と連絡がありました。「みちくさ庭」の草取りをやめて、下山者の迎えやゲート担当の配置、昼食を取る作業小屋の掃除などの準備をしました。

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 12時頃から小雨が降りだしました。「中倉山のブナを元気にする恩送り」から下山した参加者が森びと広場に到着し、作業小屋で昼食を取っていただきました。

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 林子さんからはお菓子の差入れをいただき、みなさんにもおすそ分けさせていただきました。小柴さんが友人を連れて「みちくさ」に寄ってくれ、森びと手ぬぐいを買っていただきました。ありがとうございました。

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 中倉山から下山した松村宗雄さんがヤブツバキの苗を持ってきてくれたので、「みちくさの庭」に植えていただきました。新たな仲間が増えました。

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 最後に、作業小屋で中倉山ブナ保護チームと舎人合同でミーティングをして解散しました。今日は、いつになくあわただしい一日でした。お疲れ様でした。

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 本日の「みちくさ庭」の草取り手伝いは加賀さん、橋倉さん。遊働楽舎“みちくさ”の舎人は高橋さんと筆者・大野でした。

(報告 大野昭彦)

いのちを繋ぐ「孤高のブナ」に元気を届ける!

   本日(6月11日)は足尾アルプスの中倉山「無言の語り木」(孤高のブナ)を元気にする恩送り日。4月29日が延期になりましたので、今日は何としてもブナを元気にしたいと協力者が足尾ダムに集合。7時に集合してくれた皆さんは、車に分乗して登山口へ出発しました。

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前夜には雨が降りましたが、本日は雨が止み、曇り空でしたが今にも雨が降りそうな空でもありました。私の気持ちは雨が降る前に下山したいと思いました。参加者は17名、乾燥した黒土10Lと植生袋(種入り)2袋入りを(女性は黒土5Lと植生袋1袋入り)リュックサックに詰め、つづら折りの登山道を登りました。雨上がりの滑る道を気を付けて小股で進みました。

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つづら折りの道を登りきり、西側の稜線に到着すると心地よい風がほてった身体をクールダウンしてくれました。ここまでくれば、あと少しでブナに会えます。新緑の中を進むこと50分、久し振りにブナに会えました。葉を見るとブナの実が一杯でした。ブナに会うのは今年で9年目になりますが、この様に沢山のブナの実を見るのは初めてでした。

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全員が無事に頂上に到着。早速、私は作業の説明を行ない、各自が荷揚げした黒土を植生袋に入れて露出している箇所に張り、金属のペグで植生袋を地に打込んで固定しました。

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皆さんを見ていると、とても丁寧に植生袋を地に固定してくれていました。その姿からは「ブナよ元気になって」と願っているようでした。本日は、植生袋を33袋固定することができました。参加の皆さんからは「地道な活動を知らなかったがHPで紹介したい(粂川章さん:栃木県山岳スポーツクライミング連盟副会長)」、「地域にもっと緑を広げたい」(徳川浩一さん:日光森林管理署署長)等との感想が述べらました。

 作業終了後、集合写真を撮り、雨が降る前に下山しました。下山道は、登り道よりも滑りやすいので慎重に下山しました。無事、全員が登山口に到着することが出来ました。Dsc06251_2

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 「無言の語り木」(孤高のブナ)を元気にする恩送り参加して頂いた皆さんのご協力によりその思いがブナに伝わった思います。参加条件の厳しい中、ご協力を頂きありがとうございました。                                                               (報告 済賀正文)

2022年6月10日 (金)

森づくりの心得が怪我や事故なくす

 2カ月ぶりに足尾松木沢に入りました。群馬県の西の端から栃木県西の端の足尾町までの3時半の運転は疲れましたが、目に焼き付いている足尾グランドキャニオンや臼沢の森が疲れを和らげてくれました。

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P6101157  明日は中倉山の「無言の語り木」(ブナ)を護る恩送り日ですので、現地に到着すると済賀スタッフはその準備を終えていました。協力者が荷揚げする植生袋(乾燥させた黒土と草の種を混ぜた土を袋に入れもの)等が車に積みこんでありました。P6101152 その後の済賀さんは、作業小屋用の薪ストーブで燃やす間伐材置き場を作っていました。雨や雪で薪が濡れないように屋根付きの薪置き場に作り変えていました。その材はすべての物が再利用でした。また、以前は小屋の入口が薪で散らかっていましたが、小石を敷いて箱庭のようになっていました。P6101155 15時半頃になると雨が降り出しましたので、明日の天気を気にしながら二人は帰路につきました。済賀さん、お疲れ様でした。(報告・高橋佳夫)