2022年5月16日 (月)

肌寒い中、みんなで森作業を行う!!

 本日16日、10時から応援隊6名は、雫育苗場で5月2回目の育苗作業を行ないました。今日の南相馬市は小雨、気温15度で少しは肌寒い一日でした。自宅から雫育苗場へ向かう途中の萱浜地区は、菜の花で黄色に染まっていました。作業前に温かいコーヒーを飲みながらのミーティングを行ないました。

P1020425_2

 今日の作業は23日に補植するポット苗の草取りと根切り作業(300本)。松林副代表は農園にサツマイモの苗(紅あずま)25本を植え付けました。夏から秋にかけての収穫が大変楽しみです。途中休憩を取りながら今日も和気あいあいと作業をしました。

P1020427

P1020431

P1020428

 作業終了後には渡部代表から小松菜の差し入れがあり、みんなで分け合いました。渡部代表、いつもありがとうございます。

P1020422_2

 6月5日は第10回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭が開催されます。植樹ボランティアの皆さんの参加をお待ちしております。

P1020433

 本日の参加者は、松林副代表、山田事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、岩橋恵美スタッフ、筆者・岩橋 孝でした。

(報告 事務局:岩橋 孝)

 

 

2022年5月15日 (日)

お互いの目を見ての話は大切

 本日、Zoomによる各県ファンクラブ代表者会議を開催し、20名が参加しました。

Zoom 話し合ったのは、各県で秋に計画する地球温暖化にブレーキをかけるためのお茶会についてと第3回総会に向けての意思統一をしました。

 提案をしたのは私たち運営委員ですが、高橋顧問から社会運動を運営する私たちの言葉遣いには注意しようと提起されました。特に、労組役員経験者は無自覚的に労組用語が使われてしまう傾向が強いので、その話を聴く市民の受け止めをふまえていくことを大切にしようとの指摘がありました。

 議論では各県ファンクラブの現状・お茶会開催に向けての悩みや計画を出していただき、深掘りをしていきました。1時間ほど議論をして分かったことは、提案する側は当初各県ファンクラブの現実を掴んで提案をしていなかったこと。各県ファンクラブ側は、呼びかけ相手が不明確であったり、呼びかけ相手の意識を掴んでいないこと等であり、前段に提案していた中身(文字だけ)では心が一つになっていないことがハッキリとしました。直接会うことはまだまだ難しいですが、Zoomを使用して顔を見て話をすることはつくづく重要であり、今後もZoomを活用してお互いに対話をいきたいと思います。Photo_4 今日は、岸井成格さん(当時NPO法人森びとプロジェクト委員会理事長)の命日でした。天国から「皆んなよく頑張っているなぁ~」と言われるよう、今後も各地での森づくりも議論も真剣にやっていきます。Photo

Photo_9 (左)今日の琉球新報     (右)50年前の琉球新報

(報告・小林敬)

2022年5月13日 (金)

雨模様の空のもと、ゲストを迎える準備の森作業!

 今朝の足尾・松木沢は小雨で、9時の気温は15℃、薪ストーブに火を入れましたが今度は暑くなる微妙な天気でした。今日は、雨の中での作業になるだろうと覚悟をしてきましたが、打ち合わせを終えるころには雨が上がり、作業を行うのにぴったりの陽気でした。

Dscn8192

Dscn8193

 今日の森作業は、明日植樹に来られるゲストの皆さんを迎える準備作業です。

9時過ぎに苗木を積んだ加賀スタッフの車が到着、作業開始です。

Dscn8195_2 Dscn8197_2

14日の植樹、18日の里親植樹に使う苗木を、植樹地別に分けてトレーに並べます。隣り合った苗木が同じ樹種にならないようにするため、似た苗木に区別の為の荷札を付けます。

Dscn8196

 植樹地の臼沢西へ向かう頃には、足尾ジャンダルムも顔を出し雄大な姿を見せてくれました。

Dscn8199

加賀スタッフ、済賀スタッフは現場に着くと、打ち合わせ通りテキパキと作業を進めます。

Dscn8200

Dscn8201

明日訪れるゲストの皆さんは、昨年の里親植樹に参加されてる方が何人かいますので、二人のスタッフは、「この木があなたの木です!」とご案内することを楽しみにしていました。

Dscn8202

 その中には、ウサギの食害を受けながら元気に芽を吹き頑張っている木があります。自然の厳しさと、木の生命力をぜひ見て頂きたいと思います。

 森びと広場の桜も、八重桜を最後に終わりを告げます。精一杯咲き誇った花びらが大地をピンク色に染めます。

Dscn8205

 家に戻ると、春の便りが届いていました。千葉の森ともの相川さんから”ソラマメ”が沢山届きました。いつも本当にありがとうございます。また元気を頂いて頑張れます。

Dscn8207

 今日の森作業は、加賀、済賀両スタッフ、と筆者でした。

   (報告 橋倉 喜一サポーター)

2022年5月12日 (木)

無言の語り木“孤高のブナ”は若葉がひらき、次代への花を咲かせていました。

 今日12日は朝日新聞社の中村記者と中倉山のブナに会いに行きました。4月29日に計画した「2022中倉山のブナを元気にする恩送り」に参加申し込みをされましたが、雨で中止、6月11日に開催が変更となったため、取材日程を調整し本日となりました。

Dsc05367_2

 九州地方から雨が振り出し天候を心配しましたが、時折太陽も顔を出し絶好の登山日和となりました。

Dsc05314

 足尾ダム下の駐車場で待ち合わせをし、7時25分に中倉山登山口を出発しました。

Dsc05317_2

中村記者は低山ハイキングを楽しんでいるそうですが中倉山は初めてということで、済賀さんが先導し、リョウブやヤシャブシが芽吹き始めた九十九折りの登山道をゆっくりと登りました。

Dsc05332

 森の中ではツツジの紅い花が光を浴びて、私たちの目を楽しませてくれます。

 こまめに給水タイムを取り、足を滑らせないように登ること1時間。最初の尾根に到着しました。

 リュックを下ろしてしばし休憩。済賀さんからいただいたチョコレートでエネルギー補給しました。白と紅のツツジが咲き、南西の山の斜面は新緑で輝き、ポツンポツンと点在するヤマザクラの白い花が満開でした。

Dsc05335

Dsc05336

 ここからは尾根の直登です。呼吸を整えながら一歩一歩踏み出して登りました。ピークに到着して木々の間から中倉山を眺めると、遠くの尾根に「無言の語り木」”孤高のブナ”が凛とした姿を見せてくれました。

Dsc05340

Dsc05343

 「遠くに見えますが、あと少しですよ」と、疲れの見える中村記者に声かけして、一路ブナを目指しました。南斜面の迂回路を歩き、ミズナラの森を抜けると笹の斜面が広がり、“孤高のブナ”が目に飛び込んできました。はやる気持ちを抑えブナに近づき、枝や葉の様子を見ると、若葉が芽吹き、下の枝は蕾が膨らみ葉を広げようとしています。

Dsc05354

Dsc05359

Dsc05443_2

Dsc05365

Dsc05385

 よく見ると花が咲いています。びっくりしました。秋に実をつけてくれることを願いました。

Dsc05388_2

 持参した植生袋に黒土5リットルを詰め、昨年11月に貼り付けた植生袋を確認し、土留めとの隙間に貼り付けました。3袋と少ない数ですが、北斜面に根付くよう、しっかりと止め金具を打ち込みました。

Dsc05392_2

Dsc05394

Dsc05397_2

 ブナの観察と植生袋の発芽状況、崩壊地の状況を確認し、山頂の尾根コースを通り下山しました。下山後は遊働楽舎“みちくさ”に移動し遅い昼食を取りました。昼食後は、森びとプロジェクトの森づくり活動やブナ保護活動について取材を受けました。

Dsc05442

Dsc05477

Dsc05503

Dsc05481_2

 煙害に耐え、中倉山の山頂から足尾を見続けてきたブナが、現在気候変動による豪雨・強風に耐えています。延期した「中倉山のブナを元気にする恩送り」は6月11日に開催します。皆様のご協力をお願いいたします。

Dsc05410

 本日の参加者は、朝日新聞・中村記者、済賀さん、筆者・清水の3人でした。

 (報告 清水 卓)

2022年5月11日 (水)

新緑に包まれ、爽やかな風に吹かれての森作業進む!

   本日(5月11日)8時40分の足尾・松木の気温は13度、晴天で爽やかな風が吹きぬけています。Dsc06189Dsc06190

   9時からの作業打合せで、りんねの森に網目の細かい獣害ネットを張りにしました。松木川湖畔の植樹地の周囲約90メートルを張り終わりました。

Dsc06191

Dsc06192

   昼食時に大野さんからの差し入れを頂きました。ごちそうさまでした。

Dsc06193

  昼食後も森びと広場下の新植樹地の残っていた獣害ネット張りも順調に終わりました。

しかし、網目の細かい獣害ネット張りは、時間切れで途中までになってしまいました。

Dsc06194

Dsc06195
   作業中いろいろな緑色を見て松木川からの風にあたると目と身体が洗われます。今年から始まるりんねの森づくりの準備が着実に進んでいます。Dsc06196

Dsc06197
   将来どの様な森になるのかを想像しながら作業を進めました。本日も、怪我や事故も無く無事森作業を終了しました。

 本日の作業者は、鎌田さん大野さん済賀でした。本日の森作業ご苦労様でした。

                                                                                                       (報告:済賀 正文)