2022年10月 7日 (金)

雨風の中、役員会で今後の活動を決めました

 本日は、初冬とも言える寒さの中、応援隊第2回役員会を雫育苗場で開きました。スタッフそれぞれが冬の装いで集合してきましたが、北風によって、体感温度も下がり「寒い、寒い」の連発。早速、風よけネットを設置し、どうにかしのいでいこうと対策をしました。

22022107 2022102 10時からの役員会では、岩橋事務局からの第1回役員会(2022.5.23)以降の経過報告と今後の取り組みについて話がされました。途中、風とともに冷たい雨が降ってきましたので、簡易テントの設置を行い会議は継続しました。経過報告では、7月、8月とコロナの影響や熱中症対策で一時作業も中止しましたが、人間の都合で野放しにすると草等で植樹場所が荒れ放題となってしまうことが草刈りを通じて気づいたこと。作業や行動をする時は事前の準備や段取りの大切さを学んだことなどの意見が出されました。

2022107<苗分けした地元のシラカシ、アラカシの幼木も大きく成長してきました>

    10月23日に森びと福島県ファンクラブ、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭「応援隊」、森びと秋田県ファンクラブとの合同で「お茶会」を開きます。「お茶会」では、気候危機下において生存に対する危機感を共有し、認識を図るため参加者との話し合い・議論をしていきます。待ったなし!の地球温暖化にブレーキをかけるためにも小さな事象から現実を見て考え・学び行動していくことを確認しました。さらに、応援隊は、うつくしま地球温暖化防止活動推進員養成研修会の参加要請に賛同し、積極的に参加することも決めて役員会は終わりました。 

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 今季一番の寒さの中での役員会、大変お疲れさまでした。松林副代表から手づくりのハックルベリージャムが参加者全員に差し入れありました。いつもありがとうございます。パンにつけて家族で美味しくいただきたいと思います。
2022107_6 本日の出席者は、渡部代表、松林副代表、菅野副代表、岩橋事務局、小川事務局、道中内スタッフ、岩橋恵美スタッフ、筆者(東城)でした。
                           (報告 東城敏男)

2022年10月 2日 (日)

子供たちの未来のために「りんねの森」植樹  

 今日は10月2日。澄み渡る秋空のもと、子供たちの未来のために少しでも地球温暖化にブレーキをかけたいとの願いを込め、昨日に引き続き「りんねの森」植樹を行います。


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 森びと広場の朝8時の気温は14℃でした。森びとスタッフ・サポーター11名は、8時30分からミーティングを開催し、本日のスケジュールと作業内容の一部変更も確認して、交流会場と植樹の準備作業を行いました。

 昨日の植樹でマルチング用に準備した刈草が少なくなりました。本日分の刈草が足らないようなので、全員で会場設営を行った後に、植樹のスタッフ・サポーターが、軽トラック2台で民集の杜の刈草を回収して植樹会場に運びました。

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 9時30分には、今日の参加者25名が森びと広場に集まってくれました。オリエンテーションを行い、今日1日のスケジュールと注意事項を確認しました。その後、植樹会場に移動し、初めての植樹参加者もおりましたので、植える樹種、植樹方法について橋倉スタッフが説明、傍らで加賀スタッフが実演を行いました。その後、参加者全員で植樹を行い同じ樹種が隣にならないように気をつけながら小さな幼木を丁寧に植えました。

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 12時15分に手洗い場で手を洗って昼食を雲一つない秋空の下で食べました。昼休みに、森びと事務所に「苗木2本を植えてほしい」と電話がありました。そのシラカシ苗木を家族で参加した子供たちにも協力してもらい「森びと広場」の一画に植えました。

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 13時30分より、参加者全員で交流会を行いました。8名の方から感想をいただきました。「自然と向き合い、人間らしく生きる。やる気が生まれてきた」「やったことがなかったのでいい経験が出来た」「緑を戻す取り組みは大変、これからも協力したい」「安心して暮らせる社会が必要」「子供たちのために森づくりを続ける、親の背中を見て育ってほしい」などの感想が述べられました。

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 最後に、松井スタッフより、感想と参加した皆様へ怪我もなく無事に終了したお礼が述べられました。これらの感想を聞いて、りんねの森づくりのスタートに当たり参加者が心ひとつになり交流会を終了することが出来たのではないかと思っています。

報告者 大野昭彦

2022年10月 1日 (土)

4年振りの植樹を「りんねの森」で開催しました。

 10月1日、今日は足尾では2018年「民集の杜」以来4年ぶりとなる「りんねの森」の植樹の開催日です。朝、いつもより30分早く集合で8:30からミーティングを行いました。ジャンダルムを眺めると雲一つない秋晴れ、気温は15℃ですが、今日は暑くなる予報です。まず、森びと広場に机、椅子を並べて交流会の会場づくり、その後、植える苗木のトレイを保管しておいた苗床から、本日の植樹地(湿地・赤土エリア)に移動させランダムに置いていきました。Img_4103

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Img_4106 準備作業は終了。本日参加する方が集まってきました。参加予定のJR東労組大宮地本OB会は遅れてきますので、9:30から先発隊のオリエンテーリングを大野運営委員の司会で開会し、「りんねの森」の名前の謂れと、50年以上も草しか生えず木がない土地に、その土地に合った木を植え、生長を観察し、植物のサイクル・遷移(移り変わり)を調査して、あらゆる生物の輪廻を感じ取ってもらえることを願って木を植えます。と挨拶があり、加賀スタッフからは、怪我、熱中症対策、蜂対策、食料の保管、貴重品の保管などの注意事項が述べられ、いよいよ植樹となります。入り口で、ひとり一人がスコップと麻ひもを受け取って植樹地に向かい、まずは、このエリアの責任者、済賀さんと福原さんから植樹の仕方のレクチャーを行い、それぞれが一生懸命穴を掘り木を植えていきます。湿地は簡単に掘れます。それでも気温が上がってきて、汗が噴き出してきます。時々休憩をとりながら、丁寧に植えていただきました。Img_4123
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Img_4138 Img_4135 Img_4137_2 Img_4136 10:30、JR東労組大宮地本OB会と現役の方24名が到着しました。OB会は毎年、草刈りや「里親植樹」に取り組んでくださいいます。早速、エリア責任者の二人が植え方のレクチャーを行い、赤土エリアの植樹を開始しました。しかし、こちらは石ころが埋まっており、穴を掘るのに悪戦苦闘している方も見られました。「今回は山を登らなくて良かった」とか「一人10本位と言っていたが、20本も植えたよ」「天気が良すぎて暑く疲れたな」などの声があり、和気あいあいと楽しい植樹となりました。12:00用意した、苗木は全部植え終わりました。本日植えたのは、湿地エリアは、ハルニレ、シナノキ、松村宗雄さん提供のズミなど6種158本、赤土エリアは、オオモミジ、カスミザクラ、ウリハダカエデ、鎌田さん提供のウワミズザクラなど10種400本、合計558本を植えることができました。

Img_4151 Img_4167 Img_4154 その後は、マルチングですが、昨日集めておいた草刈りをした草をバケツリレーで運び、苗木の周りに置いていきます。この作業は、苗木の保湿を保ち乾燥させないこと、雑草が生えてこないようにすることなどの効果があり大事な作業です。みんな草まみれになりながら、黙々とやり終えました。作業終了後、皆でジャンダルムをバックに集合写真を撮り、達成感が笑顔に表れていました。

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Img_4195Img_4174 Img_4204_2Img_4205 昼食は、少々暑かったですが、皆で外で取りました。時折、川から涼しい風が吹いてきます。昼食後は、少し休憩時間を取り、それぞれが、久しぶりの再会や初対面の挨拶や「みちくさの庭」見学など思い思いに過ごしていました。

 13:30からは交流会を開催、清水副代表から歓迎のあいさつの後、参加された方から感想をいただきました。「土が硬くて穴を掘るのに苦労した。」「緑が増えてほしい。」「昨日はゴルフ大会だった。木を伐り山を崩したゴルフ場。今日は一転して木を植え森づくり。このギャップに気づき、人間も自然の中の一生き物あると認識できた。」「自分の休日でこの活動をしていることに尊敬する。若い人を連れてきたい。」等々7名の方から感想をいただきました。井上運営委員よりまとめをがあり、今日の日程は全部終了しました。今日の参加者は、JR東労組大宮地本から24名(OB・現役)、森ともの方3名、森びとから14名の合計41名でした。大変お疲れ様でした。最後に、「臼沢の森」をバックに記念写真を撮り解散となりました。

Img_4207 Img_4210 Img_4219_2 Img_4217 Img_4228 スタッフ・サポーターは後片付け後、ミーティングを行い本日の反省点と明日の打ち合わせを行いました。そこに森ともの唐沢さんからドリンクの差し入れがありました。ありがとうございました。

明日も頑張ろう!

Img_4233 Img_4231(報告者:加賀春吾)



 

2022年9月30日 (金)

りんねの森の植樹準備完了しました!

  本日(30日)の足尾・松木(8時50分)は、18℃でした。風もなく快晴です。半袖シャツでは肌寒く長袖シャツで丁度良い季節です。

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9時からのミーテイグで午前中は、明日の「りんねの森の植樹」に参加をされる皆さんが使用するテーブルと椅子とトイレの掃除と苗木の根元に乾燥防止の枯草の運搬、午後は、森びと広場の草刈りとりんねの森の砂地にヤシャブシの植樹です。

 鎌田さんが作業小屋の脇のトイレの清掃を行なってくれました。残りの参加者でチーブルと椅子の清掃を行ないました。椅子を雑巾で3回拭くと見違えるように綺麗になりました。

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みちくさの小屋の清掃を終了した加賀さんと山田さんと軽トラ2台で上の旧苗床と民集の杜の前の乾燥した草を乗せて明日の植樹地の入口近くに運び込みました。Dsc06355

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Dsc06362鎌田さんが松木の森の草刈りを行ってくれました。

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森びと広場の草刈りは福原さんが行なってくれました。

砂地の植樹会場に足尾生まれのヤシャブシを17本植樹しました。

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3時になり終わりの話し合いで明日からの「りんねの森の植樹」を怪我も無く終わることを願い帰路に着きました。

 本日の作業者は、鎌田さん、山本さん、加賀さん、福原さん、山田さんと筆者でした。

                                    (報告:済賀 正文)

 

2022年9月28日 (水)

時間を忘れるような心地よい足尾の森作業

 今日の足尾は、晴れたり曇ったりの天候でした。森びと広場の8時30分の気温は17℃、昼は23℃と森作業日和でした。

 夏の猛暑により3か月延期になっていた「りんねの森」に植える苗木が搬入します。待ちに待った植樹の日が近づいてきたことと、どんな苗木が来てくれるのか楽しみな日です。

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 苗木は、9時半にりんねの森土壌改良ブロックの入口付近に到着しました。トラックの荷台から網の袋に入った立派な苗木を、砂地、改良、赤土、湿地ブロックの順番に850本を降ろしました。

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 その後3人で、ブロック毎にトレーに20本をランダムに入れました。そこに、鎌田さんが丹精込めて種から育てたウワミズザクラ60本も一緒に各トレーに分けて入れ、獣害に合わないように保管しました。そして、たっぷり撒水して昼食にしました。

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 午後は、10月1日、2日に開催するりんねの森の植樹の準備をすることにしました。スタッフ・サポーターの車や自家用車、マイクロバスで来るボランティアの方の駐車する場所の草刈りをしました。15時を回ったので作業をやめて、次回の作業の打ち合わせを行い終了しました。お疲れ様でした。 

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 昼休み、みちくさの庭の花たちに癒されました。

「みちくさの庭の今日の写真」

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 本日の森作業は、鎌田さん、加賀さん、筆者大野でした。

(報告 大野昭彦)