2021年1月24日 (日)

脱原発・2050年排出ゼロへ地域市民の役割を探したい

 森とものみなさん、今年も森へ集いましょう。新生「森びとプロジェクト」福島県ファンクラブの齋藤 章です。どうぞよろしくお願いします。

Photo      南会津の森作業

 気候変動による地球温暖化にブレーキをかけるために、私は仕事の合間に会津の国有林の一部の木々を元気にしてきました。暮らしから排出される汚染物質で弱った木々の幹に虫が穿孔して枯れているのではないかと、木々が吸い上げる土壌改良をしようと粉炭を蒔いてきました。

Photo_2   熊棚が作られる元気な森に

 この10年間に学んだことを素に、世紀末に生存が不安定にならない土台(地球)をなんとかしたいと思っています。地域の政治家の皆さんの知恵もお借りして、地域から温暖化にブレーキをかけていきたいと仲間たちと話し合っています。

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Photo_3  南相馬市では「いのちを守る森の防潮堤作り」を応援しています。8年間になるこの活動も市民の皆さんと継続していきます。活動しづらいコロナ禍ですが、工夫と希望をもって森づくりをすすめていきたいと思っています。

Photo_4 (森びと福島県FC・斎藤章)

2021年1月20日 (水)

大寒の日 今年最初の森作業(足尾)

今日の足尾は、気温-3℃(9:40)雲一つない快晴です。

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Photo_3 コーヒーとストーブで暖を取りながら、作業打ち合わせ。臼沢の森ネット点検、JR貨物労組植樹会場のネット補強、松木の杜ネット点検修理、流し台の排水ホース交換、桜の幹ガード補修と盛りだくさんですが、手分けして作業開始。

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Photo_5 臼沢の森を登るとネットにあなが ・・・ 早々に修繕。

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Photo_9 JR貨物労組植樹会場のネット補強も終えて、戻る途中で落ち葉に、けもの寝床発見。また、ネット点検中では、ウサギの糞を発見。臼沢の森に動物たちが帰って来ているのは、嬉しいですが ・・・

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Photo_11 松木の杜には、ネットを飛び越えたり、体当たりして壊れていました。修繕しネットを高くしました。

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Photo_14 昼食に、松村健さんが猪汁を作ってくれました。皆さん、おかわりをしていました。橋倉さんからは、干し芋の差し入れがありました。

Photo_15午後には、森びと広場の桜に幹ガード補修、松木の杜の桜も補修。

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Photo_17 食害の木にも幹ガードをしました。

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Photo_19 大寒の日。橋倉さん、山本さん、松村健さん、福原さん、加賀さん、弘永さん、お疲れ様でした。(報告小川)

2021年1月19日 (火)

早春に森びとの産声をあげたい山形県

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  10年前に植えた苗木(上と下の写真)

 森びとの皆さん、はじめまして山形県の佐々木です。新生「森びとプロジェクト」の山形県ファンクラブ結成を準備しています。

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 久しぶりの森づくり活動ですので、どんな活動をしていくのかが不安です。森づくりは10年前に体験した鉄道沿線の森づくりだけです。何をやってよいのか分かりませんので、とりあえず現場に立ってみました。写真(16日)はご覧の通りです。

2021116  雪深い地域ですので苗木の生長は遅い感じがしますが、通勤途中の車窓からは春の新緑が、秋は紅葉が私たちを楽しませてくれています。

2021116_2  春までにはファンクラブを結成し、各県の森ともの皆さんと、“山と心に木を植える”活動を創りたいと思います。皆様のアドバイスをよろしくお願いします。(山形県・佐々木一志)

2021年1月18日 (月)

木々も私たちも我慢の足尾の森作業

 栃木県にも「緊急事態宣言」が拡大されました。森づくりチームは月一回の森づくり作業集中日について、当日参加予定の足尾サポーターの気持ちを伺い、町民の感情等も配慮しながら作業の準備をしています。

1 コロナ禍の森作業では色々な事を配慮しながらすすめていかなくてはならないということを改めて学んでいます。この時季は木々の獣害が心配ですが、その対策をすすめるスタッフやサポーターの健康を害してはなりません。

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4  現場に立つ私たちは、15年間に育てた木々は少しぐらいの獣害でも枯れるリスクは小さい、さらには、枯れたらまた植えようという気持ちになって森作業をすすめます。

2  今年も「我慢と自粛」の森づくりのスタートですが、1年間のコロナ禍社会で見つけた森づくりの知恵を活動に活かしていきたいと思っています。(写真:林子さん、報告・高橋佳夫)

2021年1月14日 (木)

足尾・松木沢で陽射しの力をいただきました

Photo 足尾キャニオン方面

 久しぶりに暖かい日だったので、昨日、足尾・松木沢に入りました。昼頃の気温は7℃でした。苗床のポット苗の底は凍っていましたが、苗木は寒さに耐えているようでした。

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Photo_3  松木沢一面は薄茶色に染められていました。その中で目に付いたのが「みちくさ庭園」内の緑色した彼岸花の葉だけでした。背伸びして陽差し受け入れていました。

Photo_5  沢には水が流れていましたが、作業小屋の蛇口から水は出ませんでした。各所の戸締りをチェックし、「松木の杜」に侵入していた鹿に“喝!”いれました。

Photo_6  久藏川にかかる橋の下で餌を探していたシラサギも陽射しから元気をもらっているようでした。

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Photo_8 赤倉地区からダム方面

 コロナ禍の暮らしで息苦しい日常が続きますが、足尾・松木沢の自然の力を受けると気持ちが軽くなり、元気が湧いてきそうでした。(足尾サポーター・橋倉喜一)