2022年7月 8日 (金)

熱中症に注意して、晴天下の森作業!

 本日(8日)の足尾・松木(8時20分)は、22℃でした。風もなく快晴です。

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  9時のミーテイグで熱中症に注意して作業をすることを確認しました。本日の作業は、午前中は、新松木の杜と松木の森の草刈り、午後は、明日神奈川県ファンクラブの皆さんが苗木を持参して植樹をしますので、その受け入れ準備を行ないます。

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 午前中の草刈りは、刈払機に燃料を満タンにして二組に分かれて12時まで熱中症に注意しての草刈りです。杜の中は、日差しが当たらず少し涼しさを感じながら作業を進める事が出来ました。

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 昼食後は、森びと広場に涼しい風が吹いて作業がしやすく感じられました。テーブルと椅子を並べて完了しました。

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森びと広場の草刈りを4人で行ないました。

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Dsc06292 福原さんは、明日植樹するりんねの森の一つの赤土の植樹地の草刈りをして篠竹を目印として刺しました。

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 予定した作業を無事完了しましたのでミーテイグを行ないました。高橋顧問が到着しましたので一緒に話し合いを進めました。この話し合いの中で民集の杜から足尾ジャンダルを見える場所の草刈りを失念したことに気づき高橋さんと橋倉さんの三名で作業を行ないました。これで本日の作業が、本当に終了です。

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暑い中の森作業ありがとうございました。

 本日の作業者は、松村健さん、福原さん、橋倉さん、加賀さん、高橋さんと筆者でした。

                                           (報告:済賀 正文)

2022年7月 7日 (木)

爽やかな風にうたれながら森作業

 今日の足尾の天気は、晴れ間も見えましたが曇りでした。

 8時30分、遊働楽舎“みちくさ”のトイレタンクの汲み取りのためにバキュームカーが到着したので済賀さんが対応してくれました。残る3人は、苗床のポット苗の水撒き。ポット苗の乾燥を防ぐために土を被せてから、水をたっぷり撒きました。

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 それから朝のミーティングを行い、さっそく「民衆の杜」の草刈りの準備をしました。刈り払い機に燃料を入れて試運転を行い、軽トラに刈り払い機と補充用の燃料を積み込み、民集の杜に向かいました。

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「民集の杜」入り口付近の草は鎌田さんが刈ってくれましたので、その奥に行き二手に分かれて通路の草刈りをしました。途中、群馬県桐生市の樹徳高校生が植樹してくれたエリア近くに、動物が木の実を食べたような跡がありました。杜の案内をする際に、参加者が安全に歩けるように丁寧に草刈りをしました。12時少し前に終了しました。

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 昼食後は、トイレタンクの汲み取りの際に、作業者の方から「雨水が入っているようだ」と指摘があったので、浄化槽に雨水が入らないように雨水路をつくりました。

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  その後、福原さんの提案で、りんねの森の土壌改良エリアの植樹地に穴を掘り、黒土を入れて苗木を植えるまでどのくらいの時間がかかるか、やってみることにしました。

 済賀さん、福原さんは、深さ・直径が45cmの穴を掘り、黒土を入れて、元の土と混ぜて植えるまで8分かかりました。思ったより時間がかかるので、この工程を前段の準備作業として完了しておけば植樹当日の負担を減らすことが出来ることが分かりました。

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 道具を片付け作業小屋の戻り、新型コロナウイルス感染が拡大する状況となる中で、明日からの草刈りについてのミーティングを行い終了しました。

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本日の森作業は、福原さん、橋倉さん、済賀さん、そして筆者の大野でした。

(報告 大野 昭彦)

2022年7月 2日 (土)

お盆を迎える準備、祠、墓石周りの草刈りに汗流す

 本日は7月2日(土)、足尾は朝から快晴です。8時45分に作業小屋に到着。温度計を見ると28℃でした。福原さんが新潟の実家で育てた柳の苗木を持って森作業に参加してくれました。

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コーヒーを飲みながら打ち合わせを行いました。足尾は7月にお盆を迎えます。松木川沿いに点在する墓石や祠が草に覆われているので、まずはお盆を迎える準備として草刈りをおこない、その後は苗木への撒水を行うことにしました。

刈り払機を準備し、刃を取り換え、燃料を入れてエンジン始動。動作確認をして軽トラックに積み込み墓石に向かいました。怪我をしないように刈る場所の距離を取りながら草刈りをしました。

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次に祠に移動し、祠周りと道路の草刈りを行いました。最後は、高台の墓石周りの草を刈りました。花立てが汚れているので回収し綺麗にしました。

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 草刈り後は、福原さんは苗木への撒水。鎌田さんと筆者は、昨日橋倉さんから「みちくさのトイレの調子が悪い」と連絡いただいたので、点検し修繕を行いました。

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 昼食後は、筆者は“みちくさ”の舎人に入り、鎌田さんと福原さんは河川敷の植樹地に柳の苗木を植えました。

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 13時頃、宇都宮から松木渓谷の散策に訪れたご夫婦が立ち寄ってくれました。中倉山に向かう人が多い中で、環境学習センターの方に松木渓谷の情報を聞き、“みちくさ”があることを教えていただいたそうです。暑さのせいかシカやサル、クマなどの動物に出会うことが出来ず残念そうでした。お話を伺うと子供の頃に足尾に来たことがあり、その当時は木々が少なく荒廃地の様相でしたが、緑が増えていることに驚いている様子でした。みちくさ看板前での写真撮影に快く応じてくれました。またのお越しをお待ちしています。

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 その後は、ロッククライミング帰りのクライマーが通過していきました。

 

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 14時を過ぎると東の空が暗くなり雷が鳴りだしました。15時過ぎに中倉山の上空から雷鳴が聞こえるようになると雨が降り出しました。「植えた苗木に恵みの雨だ」と喜んだのもつかぬ間。すぐ止んでしまいました。

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 14時の気温は32℃まで上がりましたが、雨後は27℃に下がりました。15時30分を過ぎ下山してくる登山者やハイカーが見受けられないので“みちくさ”の戸締りをしました。

 本日の訪問者は2名でした。

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 森びと広場に向かい、刈り払機と植樹に使用した道具類を片付け帰路につきました。

本日の舎人担当は鎌田さん、筆者清水。森作業は福原さんでした。お疲れ様でした。

(報告 清水 卓)

岩手県FC・秋田県FC合同の八幡平の森での草刈り

 6月26日(日曜日)、朝7時半。森びと岩手県FCと秋田県FCのメンバー10数名が集まり、八幡平の足尾鉱山跡地、通称元山に3年目の苗床整備に出発しました。盆地の盛岡も梅雨入りで蒸し暑い日が続いてましたが、山道を上がって行くと空気も冷んやりして来て、気持ち良い作業ができそうな予感がしました。2015

 かつて炭鉱で賑わった廃墟跡地を過ぎると、元山に到着です。目の前に緑が広がっています。昨年よりも森になっていることが分かります。下草もしっかり繁茂していました。 一同は車から降り、軽くミーティングをし、目的地の畝まで歩きました。道の両側にミズナラ、コナラ、ヤマザクラ、ヤマボウシ、シラカバ、カツラ、ケヤキなど10年ものの樹種が、風雪に耐えながら成長している姿がありました。太い枝が折れてしまっていたものもありました。

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 目的地に到着し、それぞれ草刈機や鎌を持ち、生い茂った下草を刈り始めました。草刈機は主木の幹を切ってしまわないように注意が要ります。手鎌も、丁寧に下草を刈り取ることで、日陰を無くし風通しを良くしてあげました。また、土の状態によって成長具合がだいぶ違うことを感じました。給水休憩を間に挟みながら、皆黙々と作業に取り組みました。すると2時間程で予定の場所の整備を終えることができ、日差しも強くなって来たので下山することにしました。Photo

 車まで戻る道中、熊のフンを発見しました。皆、心地良い疲れを感じながら、来た時より晴れやかで良い顔になっていたのが印象的でした。    

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(報告:岩手県FC 高野秀幸)

2022年6月30日 (木)

7月、8月への心配は尽きない

    東京ではまだ6月というのに、5日連続の猛暑日(35℃超)です。仕事柄、駅のホームに出てサウナにいる時と同じように感じながら仕事をしています。最近、車内や駅構内で体調を崩されてる方が増えています。

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    政府は東京電力管内で初となる「電力需給逼迫注意報」を発令しました。他方で、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、火力発電に使用する燃料価格の高騰等を背景に10%~30%電気料金の上昇が続いており、昨日さらに8月から電気料金値上げすることが発表されました。

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    今月22日から参議院議員選挙が公示され、原発への攻撃リスクを直視し、脱原発を加速すべきだとする立憲民主党など野党と、原油価格高騰に対応するため原発の再稼働を進めるべきだとする自民党や維新との意見が分かれています。20220629_221020    2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故以降、政府は原発再稼働路線を進め、接続の拒否などで再エネの普及を妨害してきました。そのうち再エネは一番安いエネルギーに変わりましたが、原発事故費用や容量市場として原発や火力のコストまで新電力に乗せ、潰しにかかっているように見えます。

    私たち市民からすると、この3年間コロナウイルスに振り回され、賃金やボーナスは上がらず、さらにあらゆる物の値上げと三重苦、四重苦を強いられています。ここに来て、さらに節電が求められています。私の職場では、節電の取り組みとして切符の券売機の稼働台数を縮小したり、部屋の一部の電灯を消灯するなどしていて、引き続き行っていくとしています。

20220629_074056_2    しかし、駅のホーム(1面2線)には10台以上の自動販売機が設置されており。そもそも自前の電気とはいえ、こんなに自動販売機が必要なのでしょうか、全て稼働させる必要はないと思います。

20220629_183028_2    この11年間、原発再稼働に固執し、安定的な電力供給の確保に取り組んでこなかった政府。私たち市民にそのツケを回すのは全くもっておかしいです。今日で6月は終わりますが、このままでは7月と8月はどうなってしまうのか非常に不安です。私は「世紀末に生存不安定な時代を迎えないために~」だとか、「2025年までに~」と言っていましたが、ここ数ヵ月さえ心配になってくるほどの危険が迫っていることを体感しています。節電で乗り切れるほど単純ではありません。私たちがこの先、安心して託せるのは、どこ(の政党)で、誰なのか。7月12日の投票の参議院議員選挙は、必ず投票に行って自分の意思を示しましょう。

(運営委員・小林敬)