カテゴリー「ふるさとの森づくり」の49件の記事

2010年3月10日 (水)

仲間同士の作業呼吸が安全を守り事故も防ぐ

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 ブログを書いている今、どくだみ荘の外は北風がゴォーゴォーとうなっています。今日も戻り冬日でした。950㍍に敷いたパレットが飛ばされないかと心配です。今日は雪の降る中、午前中は森づくり5周年記念のイベント内容を話し合いました。これからは人間の素晴らしい五感を育もうという視点からイベントを考えました。事務局スタッフの皆さんからアイデアを頂き、自然の恵みとその本物の美味しさを実感してもらうことにしました。お楽しみにお待ちください。

 P3100057 午後は赤川索道㈱の担当者の方から索道の操縦方法を教えて頂きました。実習の中で大切な事として分かったことはマニアル社会の中で生活している私たちが失いかけている協働している者同士の呼吸、つまり操縦する者と合図をかける者そして荷物を吊す者との呼吸が大切であること感じました。

 P3100069 実習ではパレット、単管と二輪車そしてその付属品を荷揚げしました。パレットは15日から荷揚げする腐葉土、黒土土のう等を3年分保管しておく場所です。約80枚のパレットを上げて保管場所を作ることができました。

 作業は午後3時半に終了し、索道担当者から安全作業をするための注意事項を叩き込まれて本日の実習は終わりました。赤川索道㈱の皆さん、事務局スタッフの皆さん寒い中ありがとうございました。

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2010年3月 9日 (火)

索道操縦の実習準備は完了しました

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 足尾は春が冬に戻っている様です。今日の森びと広場の朝は気温-1度でした。車で広場に到着すると鹿が数頭で草を食べていました。鹿に朝のあいさつをして昨日に続いて今日も臼沢の森の草刈りをしました。昨日もお知らせしましたが、春を感じたカエデの枝先が白い帽子をかぶって寒そうにしていました。  

P3090029 今日の作業は3名のスタッフが雪の中で明日の準備をしました。明日は索道操縦の実習です。事務局員と事務局スタッフが本番さながらの索道操縦を習います。天気予報では明日も雪らしいので厳しい中での実習ができることが有り難いと思います。

P3090033 150㎏の荷揚げができる索道は規模としては小さいのですが、500名以上の皆さんが背負子を背負って黒土や腐葉土を運び上げることを考えると機械のパワーには感謝です。10㎏の背負子を背負って傾斜が30度はある階段を約400段登るのは辛い労働です。この辛さを軽減して森づくりの実感を大きくできればと事務局は願っています。明日はその段取りを詳細に確定する作業です。

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2010年3月 8日 (月)

一人作業は慎重に

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 春が足踏みしています。足尾は昨夜から雪が降り、春の色を付けた木々の枝先が寒そうでした。今日は今年の植樹会場の草刈りをしました。午前中は雪が降っていたので平坦な松木の杜を刈り、午後は雪が止めたので臼沢の森を刈りました。刈り払い機と燃料を持って植樹会場まで階段を登りました。滑りやすい階段に注意し、雪の中で餌を探している雄猿に言葉をかけてゆっくりと登りました。

 雪を被っている草は重たく、普段の草刈りの倍の力を要しました。斜面の草刈りは足下が滑りやすく、疲れが重なって機械を持ったまま転がってしまいました。幸い怪我はありませんでしたが、高所の一人作業は要注意です。夕方、小川事務局員が森びと広場に来ることになっていたので高所での作業をしましたが、機械を使った一人作業は止めるべきだと思いました。

 P3080016 16時過ぎ、小川さんが索道荷揚げで使う器材を購入して運んできました。10日に行う索道操縦実習に向けた準備です。昨日は、東京から木製パレットが運ばれました。パレットを運んでくれた方は3年前にもコンテナを運んでくれた川崎さんでした。このパレットは1500袋の腐葉土、2000袋の土のうを保管する床になります。これも索道で荷揚げします。川崎さんお疲れ様でした。

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2010年3月 7日 (日)

舞台づくり棟梁・大野三治さんを偲ぶ

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 私たちの森づくりは様々な方々のご支援と地道な育樹育苗活動で進められています。足尾の森づくりでは主役(参加者)が植樹できる舞台を作るのは素人では難しさがあります。臼沢の森内のベンチ、森びと広場の小屋、松木村の看板、広場から松木の杜に設置した橋等は重機やチェンソー、大工道具等を器用に使いこなしながら作られています。舞台作りは事故や怪我のないようにそして感動を伝えたいと進められてきました。

この舞台は事務局スタッフの森びと強者が中心になって作られています。特に森びと那須ファンクラブの大野三治さんは強者たちの棟梁と言われていました。何を作るにも自分の設計図をしっかり持って、作業の段取りもきちんとしていました。ところが昨年11月下旬、大野三治棟梁は亡くなりました。

 P3060028 昨日は、足尾の森づくりに尽力してくれました大野三治棟梁の偲ぶ会を催しました。岸井理事地用、高橋副理事地用、稲葉理事と事務局員は大野さん宅の御仏殿で三治棟梁に手を合わせて大野三治棟梁に感謝しました。その後、場所を変えて約30名の強者たちが偲ぶ会に集い、岸井成格理事長は三治棟梁の奥様と息子さんに感謝状と記念品をさし上げました。

 会では大野三治棟梁の人柄が紹介され、強者たちは柔軟な発想と広い心をもった三治棟梁の志を森づくりに活かしていこうとなりました。足尾・ふるさとの森づくりは今年で5周年ですが、私たちは大野棟梁と歓び合えないのが残念です。臼沢の森では木々が大地に根を張り生態系を育んでいます。5周年記念は様々な方々の支えがあって記念なのだということを忘れてはならないと思います。偲ぶ会を準備してくれました森びと那須ファンクラブの皆さんありがとうございました。

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2010年3月 5日 (金)

5周年記念の森づくり準備に来ませんか

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 今日の足尾の昼頃は気温が20度も上がり、頬が赤くなったように木々の枝先も一気に赤みをおびました。特にカエデの枝先は赤いリンゴ色に輝いていました。今日は暑すぎた啓蟄の前日でした。

 そんな中で午前中は森びと広場の作業小屋の改修をほぼ終わることができました。これで15日から始まる索道の荷揚げ作業に集まってくれるボランティアの休息場ができました。いままでの小屋では10名ほどが入ると窮屈でしたが、今度は30名が座って休息できるようになりました。キッチンも設置され、お茶やカップ麺のお湯沸かし、ちょっとした男料理ができるようになりました。

 P3050011 昼には柳沢事務局員の運転する大型トラックがヘリポートに到着しました。荷台には400袋の腐葉土が積まれ、駆けつけてくれた森戸スタッフと三人で積まれた腐葉土を降ろしました。腐葉土は後3回運ばれてきます。この松木沢ヘリポートには1500袋の腐葉土が運ばれてきます。腐葉土は鹿にいたずらをされないようにブルーシートで覆いました。

 臼沢の森入り口では索道設置作業が続いていました。ワイヤーロープは頂上付近まで持ち上げられ、三本のワイヤーが張られました。エンジン部分も設置され、これから作道の試運転作業が始まるようです。この索道で腐葉土や黒土の土のうを荷揚げします。頂上の上空にはトンビが輪を描いて飛んでいました。なんとものんびりとした啓蟄の前日でした。

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2010年3月 3日 (水)

いのちの森づくりボランティア受け入れ準備が間もなく終わる

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 索道設置作業が始まりました。臼沢の森入り口には赤川索道の皆さんがユニックを動かし、支柱を立て上げてワイヤーロープで支える作業をしていました。15㍍程の鉄の支柱は四方に張られるワイヤーロープで支えられますが、そのワイヤーロープは四方の樹木に巻き付けられています。ここでも樹木が大切な役目をしていました。お世話になる皆さんに挨拶をしてから森びと広場の小屋改修を手伝いました。

 P3030141 今日の改修作業には6人のスタッフの皆さんが協力してくれました。発電機用のエンジンを始動させて電源を確保し、電動ノコギリや電動鉋で材を削り、刻んで棚を作り床を張りました。2日前には調理台とシンクが設置され、シンクの側にはポリタンクが設置されて水道の様に飲み水が飲めるようになりました。昼にはその水でお湯を沸かし、カップ麺と弁当をいただきました。

 P3030132 16時過ぎには床の板を張り終えましたので道具を片づけて作業を終了させました。明日は床に防腐剤を塗って完成です。スタッフの皆さんお疲れ様でした。

 松木の杜では昨年秋植えた水仙の芽が地上に顔を出し、穏やかな日差しを受けて背伸びしていました。

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2010年3月 2日 (火)

春に近付くと賑やかになってきますね

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25日は17度でした。東京で春一番が観測しました。足尾には就職が内定している早稲田大学の杉崎君が現場に入ってくれました。彼は昨年のキャンパスフォーラムで総合司会を担ってくれた方です。足尾の植樹会場に登って彼は「1年毎の木の生長を見られて良かった」と言い、森びと広場の苗床では「雪の中で苗木が必死になって生きている様子を見て、苗木の元気さに感動した」と感想を述べてくれました。

Dscf2064 27日はモグラが地上に顔を出してくれました。26日に間伐材を切り出し運搬した作業が終わって翌日、事務局は荷揚げ場所の整地をしました。暫くすると整地からモグラが飛び出し私たちもびっくり、慌てたモグラも必死で地中の中に潜り込んでいきました。そんな飛び入りモグラの動作がボランティアの心を和ませた様です。

28日には日光市に住んでいるJREUの方が非番で参加してくれました。彼は黒土の土のう作りにはまってしまったようで、どうも作業後のビールの旨さが病みつきになった様でこれからは手伝いに来るよ、と言っていました。

風や地温が暖かくなるとじっとしていられないのが全ての生物なのでしょう。人間社会ではじっとしていられないのが常ですが、自然界では春は人を賑やかにしてしまう力があるのでしょう。それにししても不思議なことがいっぱいあるのが自然界です。

2010年2月27日 (土)

500本以上の間伐材を切りだす!

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 昨日は雨が心配でしたが小雨降りの中で事務局は間伐材の切りだし作業をしました。朝9時10分、JR日光駅に集合した事務局スタッフ一行は2005年から間伐材を提供してくれている日光森林組合・赤羽さんと待ち合わせし、切りだし現場に向かいました。ヒノキ林へ到着したスタッフは、現場で待ち合わせをした森びと栃木県ファンクラブの皆さんと合流し、作業の打ち合わせをして総勢15名で作業に入りました。

Dscf2060 作業は昼食もそこそこに済ませ、チェンソーで切る組、間伐材の長さを測る組、運び出す組に分かれて行いました。道路に面した林縁には10本ずつ井桁に積み上げ、切り出した間伐材は階段用丸太(130㎝)を260本、立杭用(180㎝を)を260本になりました。明日の天気は今日よりもひどい雨になると判断し、スタッフは全ての間伐材をトラックに積み込み、足尾まで2往復して間伐材を全て運びました。

Dscf2047 スタッフの一員は千葉県の房総半島から来てくれた相川さん、群馬県から来てくれた松村宗さん、そして鎌倉から来てくれた田岡さんたちはその日は「どくだみ荘」に宿泊し、今日は足尾で作業しています。5月15日に開催される「足尾・ふるさとの森づくり」に向けて、準備が着々と進められています。

間伐材の提供をしてくれました日光森林組合の皆さんありがとうございました。(清水事務局次長発)

2010年2月24日 (水)

春がそこまで来ている足尾です

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3月14日は第5回通常総会です。今年は足尾の森づくりを始めて5周年の総会です。総会では5周年を振り返り、今後5年間の森づくりにむけた課題と目標を確立していくことにしています。正会員の皆さんの積極的な審議に期待しています。総会で来年度の事業方針を審議・決定した後には、5周年記念の足尾ふるさとの森づくりを行います。開催日は5月15日を予定しています。

P2220125 ところで5周年を迎えた足尾の森(臼沢の森)では写真のように4メートルを超す樹木が春を待っています。桐生の炭まきを終えた理事と事務局はその夜に足尾入りし、翌日は土のう作りと索道による荷揚げ現場の最終チェックをしました。朝の気温は0度でしたが、昼頃には暖かくなり土のう作りでは汗を流しながらの作業でした。黒土入りの土のうは550袋作ることができました。

P2220123 松木の杜では昨年、JRFUのOBの皆さんが蒔いてくれた水仙が枯れ草の下で芽を出していました。草原では30頭ほどの鹿が草を食べながら春を迎えているようでした。足尾でも春がそこまで来ている様です。松木の杜の一角には神木としてサカキを植えました。このサカキは21日に炭を撒いた林照寺の森に生えていたもので、林照寺のおかみさんから頂戴したものです。日本の森を元気にする炭まきがスタートできたことを記念にして植えました。

26日からは階段用の間伐材を400本切り出し、今市から足尾まで運びます。また、3月1日には作業小屋の床が完成します。5周年記念の森づくり準備は着々と進んでいます。5月15日は宮脇昭先生をはじめ参加者の皆さんと歓び合いたいと願っています。

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2010年2月20日 (土)

明日は“花咲びと”の炭撒きです

いよいよ明日は日本の森を元気に仲間たちの炭撒きが群馬県桐生市で行われます。今日はその前段に現場をチェックしました。明日の本番を前に「日本の森を元気にする仲間たち」は下草刈りを2回程行い、“平成の花咲びと“の主人公の舞台を作くり最終チェックをしてきました。

P2200042 松枯れには炭が効果的なことは小川眞先生や大森禎子先生が調査・研究してきました。しかし広葉樹の立ち枯れや衰退には実証結果はないので、今回は炭撒きでその結果を自信をもって示そうと願っています。炭を撒くことができなかった市の所有地のモンゴリナラ衰退木と炭をまくことができた林照寺所有地のモンゴリナラの衰退をしっかり比較して、炭を撒いた撒かない樹木と炭を撒かない比較していこうと思っています。科学者でない私たちの現場からの発信を大切にしようと思っています。

その後、筆者は宇都宮に行きました。3年ぶりの高校生時代の同窓生たちとの60歳後の抱負を語り合う場がありましたので、桐生15時54分発で宇都宮に向かいました。8名の悪が言いたいことを述べ合いましたが、足尾での森づくりに関心が集まりました。友は支えであるとこを実感できました。

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2010年2月17日 (水)

心が安らぐ小屋改修はじまる

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 昨日は「森びと広場」にある作業小屋の改修作業が行われました。この作業は来月中旬からはじまる索道による黒土や腐葉土運びに集まってくれるボランティアの皆さんが少しでも暖かいところで休める場所にするために改修しています。

作業には群馬県と栃木県から事務局スタッフ6名が集まってくれました。作業は今まで倉庫になっていた棚などを壊し、仕切板を剥がして床作りの土台を作りました。森びと強者のスタッフだけに作業は手慣れたもので、作業は手際よく順調に進みました。3月上旬の完成後には温かいうどんやソバ等を皆さんにご馳走できそうです。料理の腕も森びと強者には勝てませんが、今年の春から始まる育樹・育苗活動では男の料理もその活動のカリキュラムに加わるような気がします。寒い中の作業に感謝します。(星野スタッフ発)

2010年2月14日 (日)

 オオムラサキが感動を与える森づくり

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いのちの森だ、ということを感じてもらうためにはどうしたらよいのか。森はいのちの源泉だと言うけれど、どうしてだと質問されると困ってしまう。今日はそんな質問に難しい答えは必要ないと自信をもちました。今日は、中央本線小渕沢駅の東京寄りの日野春駅を下車して八ヶ岳に向かって900㍍の所にある「北杜市オオムラサキセンター」を訪ねました。この地にその答えがありました。

P2140018 ここには小さないのちが枯れ葉の下で越冬していました。昨年、オオムラサキがエノキの葉の裏に卵を生み、孵化した幼虫が霜柱の上にあるエノキの葉の裏で芽ぶきを待っていました。幼虫は高さ2㍍程のエノキの葉を3分の1ほど食べて、6月中旬に羽化します。このオオムラサキの羽化は多くの人たちに感動を与えるといいます。

P2140021 この幼虫の多くは越冬する前にシュジュウカラの餌になってしまうと言われました。多くの蝶もそうであると言われました。また、オオムラサキをはじめとした蝶は棲み分けをしているとも言われました。蝶の幼虫は餌(オオムラサキはエノキだけの葉を食べて他の蝶も餌・葉を特定している)を分け合い、羽化すればクヌギなどの樹液をカブトムシやクワガタなどと分け合って舐めていると言います。エノキ、クヌギ等の樹液、葉、樹皮など木のあらゆるものは、全ての生物のいのちを育んでいるということを実感しました。

 今日は、このセンターの元館長さんであった跡部さんの森づくりの話を伺ってきました。話では、足尾の森でもオオムラサキが舞い、蝶の美しさに感動する森をつくろう、と話が弾みました。5周年記念の森づくりではエノキを植えることになりそうです。跡部さんお世話になりました。

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2010年2月12日 (金)

鹿から元気をもらって2000袋の土のう作りがはじまる

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本日(12日)の10時の足尾・森びと広場周囲の気温は10度、積雪は15㌢ほどです。事務局は小雪がちらつく中で土のう作りをはじめました。昨日は鉛色に覆われている空の下での土のうつくりでした。降雪のために延期になっていた黒土の土のう作り作業でしたが、やっと昨日から作業ができました。

10211_3 昨日は、斎賀事務局次長と松村健スタッフの二人で作業をしました。この周囲には山奥で作業している皆さんと私たちだけですが、旧松木村の緩斜面には雄鹿が二頭、対岸の斜面に10数頭の鹿がいるだけです。旧松木村の鹿は「こんなに近くで鹿は見られないんだけど」(松村さん)と驚くほど近くにいました。今日は30頭の鹿が雪の中から草を探して食べていました。この鹿を見ていると真冬に生きる動物の生命力の強さを感じました。

10212 今日は松井、小川、高杉、仁平の4名で作業をしました。両日とも作業開始時直後は足尾の風が大変冷たく頬に当たると痛い感じでしたが、10分もすると体が熱くなり額から汗が噴き出てきました。私たちは5月15日の第17回足尾ふるさとの森づくりを5周年記念にしようと黙々とやりきりました。結果は、両日で黒土の土のう袋(20キロ)を400袋作りました。

昼の休憩時に、松木の杜に行ってみると雪の中に埋もれながらも必死で生きている木々を見つけました。昨年、ユキツバキ、ヤブツバキの苗木の先端が鹿に食べられてしまいましたが、苗木からは新しい芽が出ていました。生命力の強さを感じました。私たちもどんな困難があろうとも、足尾にしっかり根を張り本物の森をつくることの決意をあらためてしました。

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2010年2月11日 (木)

真の文明は山を荒さず、河を荒さず、村を破らず、人を殺さざるべし

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 足尾で春の作業を始めていますが、今日の天気予報ではまた雪が降りそうです。このような天気が続くと3月に実施する索道による黒土や腐葉土の運び上げが心配になってしまいます。これは人間だけの都合かもしれませんので、作業方法を練り直すことが無難なのかもしれません。

 13日は川俣事件が引き起こされた日です。今年は用事があって現場には立てませんので、昨年踏査した時のブログを読んでみました。当時の農民が鉱毒で仕事と身体が蝕まれて、住む権利まで奪おうとした明治政府に対する農民の請願行動を官憲が弾圧しました。多くの農民たちが起訴されましたが、田中正造を先頭にした裁判闘争は多くの支援者に支えられて無罪となりました。田中正造は「真の文明は山を荒さず、河を荒さず、村を破らず、人を殺さざるべし」と述べています。 昨日、立松和平さんの死去が報道されました。私たちと共に足尾で植樹していた立松さん。東京新聞によると立松さんは「田中正造さんの臨終を書きたい」ということでした。立松さんの志にどこまで近づけることができるか自信はありませんが、文明の岐路に立たされている私たちは「山と心に木を植える」この合言葉を真の文明につなげていかなければと思いました。

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2010年2月 8日 (月)

自然と共に生きていくと生きる知恵が湧く

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 今日の朝も冷え込みました。「どくだみ荘」室内でも気温は0度Cを下回りました。昨夜は寝床に入る時、マスク変わりにタオルを巻いて寝ました。朝起きると鼻と口が凍傷になっているのか、と思うほどに冷やされてしまうからです。

 昨日、「森びと広場」に行ってみると周辺の積雪は40㌢を超えていました。4Wの森びと号のギアを2速にシフトし、雪道をスムースに走れるとシャーという快適な音を耳にして走り、雪が深い所ではギューギューという音とハンドルのブレを確保して走りました。自然とともに生きていくための大切な体験でした。

 広場の対岸には数頭のニホンシカが西風を避けて太陽の温もりを感じ取っているようでした。広場の様子をカメラに収め、「どくだみ荘」へ戻る途中、見慣れた4Wを発見。思った通り松村(宗)スタッフの車でした。松村さんは森づくりに集まる皆さん、そして松木沢を訪れるハイカー、釣り人の方々の飲料水に使える水源を探しに来た、と言っていました。

 P2070025 現在、ネット上(「署名TV」)では「日本の森を救う緊急提言」に賛同してもらっています。署名には70名を超す皆さんが賛同署名しています。賛同者のコメントを紹介しますと「私の経験では環境問題というとハイテクと言われるような新しい技術ばかりを重視し、古くからある伝統技術は役所でも注目されません。炭は必ず世界を救います」。また、「荒廃した日本の森を再生させ、野生動物と人間の共生を望みます」とありました。ありがとうございました。

 今、伝統建築を残そうと大工さんたちが起ち上がっています。私たちもこの大工さんたちを応援しようと話し合っています。

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2010年2月 6日 (土)

自然の力には逆らわず、命のためにそれを活かす

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 今日から足尾・ふるさとの森づくり用の土のう作りがはじまりです。新宿発の日光号で足尾へ向う途中、新鹿沼駅付近で一緒に作業する森戸スタッフから電話が入りました。話は「粕尾道路は雪で足尾には行けそうもない」、ということでした。電車が東武日光駅に近づくと車窓に雪が当たってきました。東武日光駅で下車してみると雪はこんこんと降っていました。JR日光駅で待っていてくれた岡安スタッフと会い、「この雪では足尾は吹雪だから土のう作りはできない」、と判断しました。岡安スタッフからおにぎりとおかずそして今夜からの野菜を頂いて、岡安スタッフと別れました。その時、森戸スタッフから再び電話があり、「粕尾から日光へ戻って足尾へ向かおうとしたが雪で無理だから今日は帰る」、ということでした。

 P2060114 森びと号を慎重に運転しながら足尾に向かいました。足尾ダムに設置してある天気予報版を見ると、風雪・なだれ注意の予告がされていました。ゲートを通過して森びと広場へ向かうと、前方は5~6㍍先が風雪で見えない時がありました。森びと広場の積雪は20㌢程でした。気温は-7度Cで雪は風で飛ばされていました。作業小屋のボードに今月のスケジュールを書いて、森びと広場を後にしました。今日は「どくだみ荘」に隠って通常総会の議案書作成をしています。岡安さん、森戸さんお疲れ様でした。

2010年2月 3日 (水)

群馬県から全国へ、炭撒きを報道機関各社へお願い

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 日本の森を元気にしようと「日本の森を元気にする仲間たち」の皆さんが記者会見をしました。その会見は本日10時、群馬県庁内にある「刀水クラブ」(記者クラブ)で行われました。会見にはこの仲間たちの代表・宮下正次さん、日本熊森協会群馬県支部支部長・川嵜 實さん、森びとプロジェクト委員会・髙橋佳夫が出席し、2月21日(日)のモンゴリナラ、コナラ、ヤマザクラ、アカマツの森を元気にする炭撒きを行うことを報道機関各社の皆さんに紹介しました。(写真は、モンゴリナラとコナラの葉)

 P1110041 記者会見には8社の記者の皆さんが出席し、1時間にわたって私たちを取材してくれました。偶然にも今日の『上毛新聞』には2月21日に行う炭撒きの記事が掲載されていました。私たちは多くの群馬県の皆さんに炭撒きに参加して頂き、日本の森を元気にする活動を全国へつなげていければと願っています。

 2月21日は、名称を「日本の森を元気にする仲間たちの炭撒きin群馬県」として開催し、主催母体は、日本熊森協会(群馬・栃木・関東の3支部)、森林(やま)の会、森びとプロジェクト委員会群馬県ファンクラブです。会場は、光明山林照寺(桐生市堤町2793-1)さんの境内の森です。

協力してくれる方は、当日、JR桐生駅北口・10時又は林照寺さん駐車場・11時に集合してください。参加費は無料ですが、参加者は炭1人10㎏、スコップ、弁当、防寒具や雨具等を持参してください。雨天決行です。群馬県以外からの協力者も歓迎です。参加希望の方は、FAXでお願いします。

電話・ファックスは、03-5692-4900です。氏名・連絡先・集合場所を記入して送ってください。

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2010年2月 1日 (月)

モンゴリナラを元気にするぞ!下草刈りはじまる

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 「日本の森を元気にする仲間たちin群馬県」の皆さんは昨日(31日)、桐生市、吾妻山左斜面の土地を所有する「林照寺」に、モンゴリナラを元気にするために炭を撒く許可を頂き、下草刈りを行いました。下草といっても、背丈を超える篠竹が生い茂り、草刈り機4台、カマや苅込ハサミでの下草刈りを行いました。
 斜面を登りながらの作業で、大汗をかきましたが、休むとすぐ寒くなる中での作業でした。森の中には枯れた赤松が無惨な姿をさらし、コナラも胴吹きが発生していました。貴重なモンゴリナラを元気にすることを通じて、森全体を元気にしなければなりません。午前11時から午後3時30分まで作業を行い、100m×70mの広さの下草刈りを終えることが出来ました。うっそうとしていた森は、見通しの良い森となりました。参加者一同、ふかふかの落ち葉の上に座り、一服。森の香りを胸一杯に吸い込み、「森に生かされている実感」や、「子どもの頃遊んだ森は見通しが良かった。手入れがされていたからなんだね」など、生活と森が一体だった昔の生活を懐かしむ声も出されました。作業を行っていて気づいたことは、森に手が入らないと「外から見えないから」か、心ない人がゴミを山に捨てていることです。大量消費、大量廃棄の社会の波に染まる
のではなく、物を大切にする心を育みたいものです。そのことが、森を大切にし、人を、命を大切にする心を育む事につながることと思うからです。作業終了後、「林照寺」住職の奥方様からお茶と菓子を頂き、冷えた身体を暖めることが出来ました。ありがとうございました。来る2月21日、日本の森を元気にする仲間たちが多く参加してくれる事を願い帰路につきました。(清水事務局次長発)
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2010年1月30日 (土)

約1千㍍地点での森づくりへ、準備開始!

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 足尾・松木沢周辺には残雪がありません。今年からの森づくり会場は約30度の傾斜を200メートル以上も登ったところから始まります。以前にも紹介しましたように今年は、森づくりに欠かせない黒土、腐葉土、そして階段作り材料の3~4年分を一気に運ぶ計画です。この作業は三井物産環境基金様からの助成金を使った索道による運び上げです。腐葉土約1500袋、黒土が入った土嚢約2000袋、間伐材約300本等を運び上げる予定です。

 事務局員二人(小川、柳澤)28日、その事前準備作業を行いました。索道が持ち上げられる重量は150kg。20kgの土嚢を作って、フレコン(大きな土嚢袋)に7袋入れて運び上げるには、黒土入りの土嚢はどの程度の量なのか、さらに土嚢袋、フレコンの強弱などを試してみました。

 これからの作業は安全第一に怪我なく、そして効率的に進めていかなくてはなりません。現場に立って、実際に使う道具を使って、土嚢を作ってみることはとても大切なことです。足尾には残雪はありませんが、松木沢から吹く西北の風はとても冷たく感じました。いよいよ来月から作業開始です。

 明日(31日)は、事務局スタッフが細かな作業の打ち合わせを行います。(小川事務局員発)

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2010年1月28日 (木)

国会にも広げていこう、本物の森づくり

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 昨年の「森と生きるキャンパスフォーラム2009in早稲田」には国会議員の方が参加してくれました。そのひとりである民主党衆議院議員の山崎誠様が森びらきに出席してくれました。山崎衆議院議員は、「横浜市会議員から昨年衆議院議員になりました。市民の感覚で皆さんと一緒に国会議員をやっていきます。どうぞこき使ってください。私は皆さんの窓口、皆さんの声となって皆さんの活動を根気よく政治に伝えていきます。現在、横国大で環境の研究をしていますが、横国大の森は素晴らしいです。春になると緑の勢いが素晴らしいです。この森を見ていると宮脇先生の理論と実践はずらしい、と思っています。この本物の森を是非、全国に広げていきたいと思っていますので、皆さんの仲間に入れてください。」(編集は事務局)という主旨のあいさつをしました。

 その後の懇親の場でも山崎衆議院議員は、本物の森を広めていくために国会の場で発信していく、と言っていました。山崎誠先生ありがとうございました。

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2010年1月26日 (火)

皆さんと連携して日本の山を何とかしたい!

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 森びらきには国会議員、労働組合、NPO法人などのご来賓の皆さんが出席されました。まず紹介する方は、日本の森を守っている林野庁に働く皆さんを代表して、全国林野関連労働組合(林野労組)の中央執行委員長・河田伸夫さんと書記長・岩崎春良さんです。

 河野委員長は、日本の山を何とかしたい。しかし、全国の森林2520万㌶の内760万㌶が民有林で、その所有者250万人の中には1㌶以下の森林を所有している方が150万人もいます。その所有者の皆さんが高齢化し、その上山村には病院がなく高齢者の不安が増し、山林を守っていく環境は想像以上に厳しいです。また、林野庁に働く者は8万人いた職員が現在では6千人に減ってしまいました。これでは山を守っていくことは困難です。民主党連立政権になって政府は「森林林業再生プロジェクト」を立ち上げ、森の再生と材の利用拡大を目指していく基本政策が今年の夏頃までに策定されるようです。全林野労組はみなさん等から意見をお聞きし、日本の山を守っていくために連携して行動していきたいと思います。(編集は事務局)このような主旨のご挨拶がありました。全林野労組の皆さん、私たちへ勇気を与えてくれましてありがとうございました。

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2010年1月25日 (月)

2010年の森づくりがスタート

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 2010年の森づくりがスタートしました。昨日(24日)は、第4回理事会を開催し、2010年度の事業計画案を審議・決定しました。この案は3月14日に召集される第5回通常総会に提案され、審議されます。事業計画案の骨子は、①5周間で蘇らせたいのちの森に感謝し、つくりだした皆さんと歓びあう年にしていこう。②今年は、今後5年間の森づくりの課題と目標を探っていくための検証の年にしよう③昨年に引き続き、こころに木を植える事業に力をいれよう、ということです。

P1240075  理事会が終了後、15時30分からは「2010年森びらき」を開きました。この集いには、正会員、森びとインストラクター、来賓の皆さん130名が集まりました。集いでは、5周年を記念した記念講演を宮脇昭最高顧問から頂戴し、その後、5年間の「山と心に木を植える」活動を振り返りました。懇親会では各地域の森びとファンクラブの皆さんから今年の抱負を語っていただきました。そして最後には、日本の森を元気にしていこう、と拳をあげていのちの森づくりを世界へ発信していくことを誓い合いました。

 森びらき会場の「シーサイドホテル芝弥生」の皆さんにはご協力・ご支援していただきました。NREの皆さんありがとうございました。

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2010年1月16日 (土)

今後5年間の森づくりへ準備が進む

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 昨日の足尾は気温2℃、快晴でした。森づくり5周年後の森づくり計画のため、事務局4名は臼沢の森づくりで黒土、腐葉土、間伐材等を植樹会場へ運び上げる索道設置について打ち合わせをしてきました。
 臼沢の森づくりは予定では3年後に終了します。しかし、植樹会場へは登るだけでも大変です。参加者からは「せめて土や腐葉土等だけでも上げてくれないか」という声が出されています。大人も、子どもたちも楽しく植樹してもらうためにはこの声に応えようと、理事会では三井物産環境基金様にお願いをし、快諾された助成金で荷物を上げることになりました。
 索道は素人では事故、怪我のもとになるので、事務局は足尾の森づくりに参加してくれている地元の㈱山田組の山田社長に相談してきました。その結果、索道設置を受け持つ赤川索道(遠藤さん)、山田組(冨岡さん)に現場に立っていただき、昨日、アドバイスを頂きました。遠藤さん、冨岡さん寒い中ありがとうございました。
 Dscf1569 下山後、苗床の倒れたネット支柱の補強を行い、松木の杜の支柱の手直しをして昨日の作業は終了しました。山田組の冨岡さんから、臼沢の森にクマの親子が入り込んでいると言われました。森の中には猿のふんもたくさん落ちていました。第一ゲートから第二ゲートへの坂道にはウサギの足跡がありました。夕方になると松木の杜の隣の茂みに鹿が集まって群れをなしていました。寒く、残雪の中でも様々な動物たちが命をつないでいました。(清水事務局次長発)

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2010年1月13日 (水)

今年も宮脇昭先生と共に、いのちの森づくり!

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 JRの駅に貼ってあるポスターには水仙の花が写っている観光ポスターが目を引きます。今日は宮脇昭最高顧問を訪問しました。国際生態学センターに向かう途中の岡野公園にも水仙の花が太陽に向かって咲いていました。寒い北風でしたが水仙に癒されながら、事務局は宮脇最高顧問を訪問しました。

 P1130047 今月24日は「2010年森びらき」ですが、今年の森びらきはいのちの森づくり5周年です。そこで宮脇昭最高顧問の講演をお願いしました。今日はその打ち合わせのために、事務所を訪問しました。私たちを迎えてくれた宮脇最高顧問はすこぶる元気で、熱く今年の抱負を語ってくれました。

 また、今日の午前中は衆議院議員・山崎誠先生事務所を訪問しました。山崎先生は昨年のキャンパスフォーラムに顔を出してくれた方で、その後も私たちの市民活動にアドバイスをしてくれています。今日は、日本の森を元気にするために18日からはじまる第147回通常国会内外での森づくり活動をするための打ち合わせをしてきました。いよいよ山崎先生の地元・神奈川県からも日本の森を元気にする森づくり(炭撒き)がスタートします。

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2010年1月11日 (月)

群馬県桐生市から“日本の森を元気にする炭撒き”がスタート

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 日本の森を元気にする仲間たちが起ちあがありました。その仲間たちは昨日(10日)、群馬県桐生市・水道山公園に参集し、元気のないモンゴリナラの森を散策しました。そして貴重なモンゴリナラを元気にさせていくために、来月21日炭撒きをやることにしました。
 昨日集まった皆さんは総勢31名(熊森の会群馬県支部、栃木県支部、関東支部、森林の会そして森びと群馬県ファンクラブ)でした。また、散策には大森禎子先生(元東邦大学教授)も同行し、私たちは大森先生から「何故、広葉樹が枯れるのか」の本質を学びました。
 P1100025 公園に生えているモンゴリナラを調査してみると胴ぶき(恐怖の芽)が荒ましく、枯れて伐られた木口を観ると10数年前から悲鳴をあげていることが分かりました。モンゴリナラの悲鳴を目の当たりにした皆さんは、その様子をメモ帳に記録し、デジカメで写真を撮っていました。
 P1100019 散策は15時半頃に終了し、来月の21日は一人が炭を10㎏とスコップを持ちよって炭を撒くことにしました。その後、森びと群馬県ファンクラブの皆さんは高崎市に集まり、ファンクラブとしての取り組みを話し合い、新年会を兼ねたこの場では「日本の森を元気にしていこう!」と気勢をあげていました。熊森の会の皆さん、森林の会の皆さんお疲れ様でした。

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2010年1月 6日 (水)

 “21世紀の花咲じいさん”になろう

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 寒波が東北、北海道地方を襲っていますが、東京霞ヶ関も冷え込んでいました。今日の10時、農水省の7F会議室には農水省幹部の皆さんが集合して、赤松農水大臣の新年のあいさつを聞いていました。どんな話なのかは分かりませんが、島田泰助林野庁長官室を訪れた私たちはそんな雰囲気の中で島田長官を待ちました。
 今日10時30分、岸井成格理事長、髙橋佳夫副理事長、宮下正次理事、清水卓事務局次長は島田泰助林野庁長官を表敬訪問し、「日本の森を救う緊急提言」を提出してきました。そこで私たちは、マツやナラ枯れの原因は虫ではなく、土壌の酸性化であり、その土壌を元気にするには炭が効果的であることを説明してきました。そして持参した炭を長官室において頂くために、青森県新郷村産の炭俵をさし上げました。

Dscf1438  新年の忙しい中ではありましたが、島田長官は私たちの意見に耳を傾けてくれました。島田長官との話では、林野庁としても“コンクリート社会から木の社会へ”と言うスローガンの基に新しいプランを創りだしていくので、その流れの中で日本の森を元気にしていきましょう、となりました。
 今日は、“21世紀の花咲じいさん”を先頭にして日本の森を元気にする運動がスタートできるきっかけになったような日でした。林野庁関係者の皆さん、忙しい中で時間を割いていただきありがとうございました。
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2010年1月 5日 (火)

小さな力でも日本の森を元気にできる

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 今日、再就職の先で仕事をしているとポケットに入っていた携帯がブルブルと何度も震えました。昼食時間と仕事終了後に電話してくれた方に電話をしてみると、テレ朝の「スーパーモーニング」で森びとが報道されていた、という報せでした。栃木県、千葉県そして東京都の仲間達からでした。
 Photo_2 筆者は仕事でしたのでその場面は観られませんでしたが、報道内容は年末の25日に「日本の森を救う緊急提言」を民主党の細野豪志副幹事長に手渡していた様子だった様です。この緊急提言はホームページ上で賛同署名を募っていますが、日本各地から現在、27名の皆さんが賛同してくれています。長い提言を読んで頂き、その上に賛同していただきありがとうございます。目標は10万人署名です。この署名を持って環境大臣、農水大臣へ提言の実現を求めていきます。もっと多くの皆さんの賛同をお願いします。(写真は上・フォーラム時のロビー、中・森びとインストラクターの炭撒き報告、下・チョージさん)

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 ところで今年もChoji(チョージ)さんからお年玉が振り込まれました。彼のCD売り上げの一部を寄付してくれました。フォーラムでも「心の森」を熱唱してくれたChojiさん、マネージャーの中村さんありがとうございました。

2010年1月 3日 (日)

“エゴからエコへ”、森づくりを大きく

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 昨夜は湿り気の多い雪が降りました。10㌢程の積雪ですが、午後、除雪機を動かしました。今日の気温(朝)は-7度で、1日中雪が降ったり止んだりの天気でした。野鳥の餌台には、カケス、シュジュウカラ、コガラ、ヤマガラが飛び交い、餌をついばんでいました。
 12~3年前に植えたヤマナラシは2階建ての屋根を越すまでに生長し、冬芽をいっぱいつけて寒さから生命を守っています。ブナも枯れ葉を付け、オオカメノキも冬芽を大きくして生命を守っています。昨年秋に植えた50本のユキツバキはすっぽりと雪に覆われてしまっていますが、1~2本だけが緑色に光った葉の顔を雪から出しています。そんな様子を見ていると、「雪の中に顔(葉)をしまい込んでいる方が寒くはないのに」、とい言いたくなってしまいます。樹高が30㌢程のユキツバキを植えたので心配ですが、来春には元気な顔を見せてほしいものです。
 テレビ番組で「エゴの字の 濁点とれず 温暖化」という川柳が紹介されました。人間の欲がそうさせているのでしょうが、森の中では、樹木は厳しい冬の寒さにも耐え抜き、それぞれの木が支え合って森を形成し、じっと春を待っています。今年は、私たちの森づくりで何としてもこの濁点を取ってみたいと願っています。

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2010年1月 2日 (土)

やる気と勇気をもらった一冊の本

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 今日の朝の気温は-10度でした。この辺は6時30分頃から夜明けが始まりますが、今日は朝焼けがありました。森の枝に積もっていた雪は昨夜の風で飛んでしまいました。今日は風もなく、太陽の光が雪に反射し、眩しい程の森でしたが、とっても静かな1日でした。
 そんな中、『ニンジンの奇跡』(赤峰勝人著・講談社+α新書)を読みました。昨年の今日は木村秋則さんを紹介しましたが、今年は赤峰勝人さんです。この方は無農薬、無科学肥料の「循環農法」で野菜を育てる百姓、と紹介されていました。昨年末、事務所に来た事務局次長・清水さんから「この方も酸性化した土を中和させるのに炭を使っていますから」と、この本を頂きました。
 読んでみると、昨年末に民主党及び国家戦略室等へ提出した「日本の森を救う緊急提言」と同じような事を、この本には書いてありました。『ついでにお話ししておくと、マツ枯れも酸性雨が原因だと思います。マツ枯れはマツクイムシが原因といわれていますが、とんでもありません。何度も言うように虫たちは「神虫」です。マツクイムシも例外ではありません。マツが枯れるのは、まず酸性雨で土の中のペーハーが下がってくる(酸性度が強まる)と、マツの根を育てる菌が死んでしまいます。するとマツの根が死んでしまうので、地上部も枯れていきます。これがマツ枯れの原因です。マツクイムシは枯れたマツを食べて、糞にして返すのが役割です』、と書いてありました。
 読み終わって私は、日本各地には自然環境と人間の生命を大切にする皆さんが地道に活動し、その心を地域で育んでいることに感動し、勇気をもらうことができました。(下の写真は昨年末の足尾・松木の杜です)

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2009年12月31日 (木)

私たちの心に、子どもたちの心に木を植えた09年

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 今年の事業は“心に木を植える”ことに力点をおいて展開しよう、ということでした。地球温暖化の原因をつくったのが人間である以上、人間が温暖化をストップさせなければ、と私たちは森びとプロジェクトを起ち上げました。その目的のためには、いのちの森づくりを通じて“人は森に生かされている”という視点から社会を観て、私たちの生き方を足下から変えていく努力を地道に行う、ということでした。
 Photo_2 ということで今年は、子どもたちや海外の方々との交流にチャレンジしてきました。人間は森から生かされていることを体験・学習することの重要さをドイツから学び、その日本版にチャレンジしました。授業は、川崎市古川小学校の一年生87名を対象に進められ、教諭そして父兄の皆さんも一緒に森の大切さを体験・学習してきました。その他にも保育園の園児と父兄の皆さんとのドングリの苗づくり、「森びと親子自然教室」では親子の皆さんと森に入り、樹木と遊んだり、虫と友達になりました。
 Photo_3 また、アジア・アフリカの森林関係者、フィリピンのNGOの皆さんとも荒廃地での森づくりを体験・学習することができました。振り返ってみると、子どもたちの森の授業にしても、アジア・アフリカ各国での森づくりでも、大切なことは森づくりを実行するリーダーの存在でした。
 校長先生や担任の先生、保育園の園長さん、アジア・アフリカ各国の森林担当者がその気になって、森づくりを実行してみないことには何も前進しない、ということでした。今月の森びと望年会で報告してくれたフィリピンのチョディさんのように、地元で子どもたちや住民と森づくりを実行してみた結果、子どもたちの心に森を大切にする意識が芽生えてくるのではないでしょうか。
 この原稿を書いている時、「森びと親子自然教室」で一緒に学んだ千葉県の高梨りょう子ちゃんから、新年のメッセージとお父さんと共に作った野菜が届きました。りょう子ちゃんありがとうございました。良いお年を迎えてください。

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2009年12月30日 (水)

信念を貫き通す森びと達に支えられた09年

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 日本の森を救う緊急提言を提出できたのは、多くの皆さんに支えられて5年間の森づくりが地道に続けられてきた結果です。来年は森づくりをはじめて5周年の年です。支えてくれた多くの皆さんに心から感謝申し上げます。
 今年も多くの皆さんの“自然環境と人間の生命を大切にする心”とその情熱、そして苦労を惜しまない育樹・育苗活動によりまして8、979本の木を植えることができ、その心を吹き込まれた苗木たちは冬の眠りに入っています。
 P4260955 足尾では今年の早春、雪の降る中で重機を操縦しての開墾、そしてスコップでの穴掘りが苗木たちを元気にしています。みちのくでは、雨にもかかわらず森づくりに参加してくれた皆さんの心を大切にして、事務局は自然の力を活かした育樹・育苗活動をすすめています。この森づくりには、年間1千人以上のボランティアの皆さんの情熱と汗が結晶し、過去に人間が壊した森(旧足尾銅山跡地と旧松尾鉱山跡地)を、いのちの森へと回復させています。来年は“山と心に木を植える”運動がもっと社会へ躍動できればと願っています。
 天気予報では、大晦日から元旦にかけて雪と寒さが厳しい、と報じています。自然の恵みに感謝し、今年の森づくりを振り返ってみることにします。

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2009年12月23日 (水)

足尾は真冬です。樹木から生きることの強さを学ぶ

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 今日は冬至でした。テレビ報道ではゆず湯に入ったお爺さんが自然の恵みの有り難さを身体に表せていました。新聞報道では、ポーランドでは寒波で10数人の方が命を奪われたということです。アメリカでも寒波が猛威を振るっているそうです。自然の力は人間の想像以上であり、スパコンでも異常気象から防衛することはできない力を秘めているようです。
 ゆえに自然環境と人間の心を大切にする皆さんの願いが宿っている樹木には頑張って根を張ってほしいと、事務局は足尾の現場に立って苗木達の生命を守り抜いています。今月17日~19日にかけて事務局は足尾の現場に立ち、18日から雪に覆われた森びと広場や松木の杜、うす沢の森の樹木を調査しました。鹿に食べられてしまったユキツバキ、ヤブツバキは必死になって生きていますし、シラカシ、アセビも雪に負けずに息をしていました。
 Cimg4916 積雪は30㌢程ですが、一面は真っ白でホオジロの声だけが響き、自然力は「静寂」という情景をつくっていました。こんな中で仕事をしていると、まさしく私たちは自然(森に)に生かされていることを改めて実感することができました。こんなことを感じていると、ユズ湯に入っていたお爺さんの顔は、自然の恵みを身体で感じ取って感謝しているように感じました。今日は「冬至」という言葉の意味を噛みしめた日でした。(松井東京事務所長発)
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2009年12月14日 (月)

「日本の森を救う緊急提言」を申し入れる

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 昨日は第3回理事会を開きました。そこでは先月開催した「第2回森と生きるキャンパスフォーラム2009in早稲田」を振り返り、参加者からのアンケート(感想)と「フォーラム宣言」を基にした提言を審議・作成しました。提言は「日本の森を救う緊急提言」とし、民主党連立政権に提出することにしました。提言は年内にホームページ上にアップしますので、日本の森を元気にしたい皆さんの協力を訴えます。(フォーラム宣言はホームページをクリック)
 理事会では提言を提出した以上できることはやっていこうと、日本の森を元気にしたい仲間の皆さんと衰退している森に炭を撒いていくことにしました。当面、新春(2月)には群馬県桐生市内の森で、モンゴリナラを元気にする炭撒きを実施することになりました。日本の森を元気にする炭撒きは、年内から来春にかけて準備をすすめ、できる県から始めていくことにしました。
 Pc132729 理事会後は忘年会を行いました。忘年会には、3年前に実施されたJICAアジア・アフリカ地域荒廃地の植生回復研修生でしたチョディ(フィリピン)さんの特別参加がありました。チョディさんは、足尾で学んだ植樹方法を地元版に活かし、村民とともに森づくりをしている様子をパソコンで紹介してくれました。また、チョディさんは岸井成格理事長にお土産を持ってきてくれました。チョディさんありがとうございました。

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2009年12月 7日 (月)

森林政策の見直しへ、議員の皆さんに訴える

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 今日からCOP15が始まりました。ヨーロッパ各国では多くの市民が注目している様子がテレビニュースで報じられています。日本の場合はそのようなニュースが流れていないようです。心配している皆さんは多いと思いますが、日本ではこの会議が社会の話題になっていない様です。
 そんな中、当委員会は先月29日のフォーラムで採択された「フォーラム宣言」を持って衆議院議員会館を訪れ、日本の森を元気にする政策を議員の皆さんに訴えてきました。民主党副幹事長の細野豪志事務所(写真)では、「フォーラム宣言」をベースにした提言の主旨に賛同していただき、日本の森を元気にしていく道筋を探っていくことになりました。秘書の蔵野雅章さんアドバイスありがとうございました。今日の国会周辺は銀杏の黄金の葉が眩しいくらいでした。

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2009年12月 2日 (水)

アジア・アフリカ各国でいのち森づくり

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 今日の足尾の朝は氷が張りました。朝7時30分の「森びと広場」は気温零度、雲ひとつない快晴でした。今日は、第3回目のJICA研修「アジア・アフリカ地域荒廃地の植生回復」研修でした。昨日の研修では、日光市内のホテルで高橋副理事長が荒廃地でのいのちの森づくりの精神を講義し、今日は、現地での植樹を体験してもらいました。
 熱帯国の皆さんからすれば足尾・「森びと広場」の霜柱が珍しく、広場に到着すると皆さんは霜柱をカメラに収めていました。その後、全員が背負子に腐葉土と黒土を背負って、両手にはスコップと苗木を持って、約1000㍍のうす沢の森を登りました。途中では、宮脇理論に基づく荒廃地での植樹の生長を実感しながら、植樹場所ではひとりが二本のコナラを植えました。
 植樹後の下山途中、アフリカの方からは、「帰国したら森づくりのNPOを創りたいが、ポジションをほしがる者同士の軋轢が気にかかる、それらはどうしているのか」、と言う質問がありました。高橋理事は、「報酬を受けたいという方にはNPOには加わってもらわないのがよい」、と応えました。
 2時間程の実習ですすが、アジア・アフリカからいのちの森をつくっていこう、という心が通じたようでした。
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2009年11月 4日 (水)

間もなく松木沢にも冬将軍

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 東北、信州各地では初雪が降った便りがあり、みちのく事務所からは旧松尾鉱山跡地には間もなく冬将軍が訪れる、との連絡がありました。ここ松木沢周囲の山にも昨日、初冠雪がありました。10時頃の気温は5度、昨日は年内にコンテナを移動するための整地を行いました。
 作業小屋内ではストーブに灯がともり、手伝いに来てくれた第四期インストラクター・富岳さんと事務局員(仁平、小川)はホットコーヒーで身体を暖めながら打ち合わせをしました。外は粉雪が舞う中、臼沢の森の樹木たちは鮮やかな秋の色を見せてくれていました。
 いよいよ足尾「森びと広場」には冬将軍が訪れます。作業の締めくくりは、各地の森びとインストラクターが届けてくれたブナの実等を蒔きました。

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2009年10月26日 (月)

09年最後の森づくりが終わる

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 今年最後の森づくりが終わりました。主役はJR貨物㈱に働く組合員・家族のみなさんでした。参加者総勢115名の皆さんは、臼沢の森と松木の杜に6種・550本の苗木にいのちの息吹を吹き込んでくれました。どんよりとして肌寒い曇り空の日でしたが、怪我や事故もなく、最終の美を飾ってくれました。JR貨物の組合員・家族そしてOBの皆さん、甲府から来てくれましたNPOのみなさん、肌寒い中ありがとうございました。
 Pa252774 このボランティァの皆さんをサポートしてくれたのは、森びとインストラクター(遠藤さん、小黒さん、大塚さん、橋倉さん、森戸さん、田岡さん、岡安さん、松井さん)と“最後の森づくりだから”として駆けつけてくれた磯崎さん、小口さん、理事の村田さんでした。皆さんは、初めての森づくりであるJR貨物労組の皆さんに丁寧なアドバイスをしてくれました。皆さん、お疲れ様でした。
 あるOBの方は、「水仙は鹿が食べないから水仙の球根を持ってきた。春にきれいな花をみてください」と、自宅で育てた水仙の球根を持ってきてくれました。この球根は松木の杜入口に蒔いてくれました。来春が楽しみです。OBの皆さんの心のこもったプレゼントに感謝します。
 5月30日(第9回)から始まった森づくりでは、“自然環境と人間のいのちを大切にする願い”が込められた約8000本の苗木にいのちが吹き込まれました。多くの皆さん、ありがとうございました。
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2009年10月 6日 (火)

5年間の森づくりを振り返る

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 昨日は臼沢の森の植生調査を行いました。調査は先月17日の事前調査に基づいて、国際生態学センター研究員・矢が崎朋樹さんの指導を受けて数十種類の植物を採取することができました。その後、事務局は「どくだみ荘」に持ち帰った植物の種を調べ、新聞紙に挟んで保管しました。種の判別の結果、採取した植物にシナダレスズメガヤ、オッタチカタバミ、イタチハギ等の外来種が目立ちました。今後は宮脇昭先生が以前に行った植生調査結果との比較を行い、その結果を公開していくことににしています。Pa052610
 4日は秋晴れの中、第15回「足尾・ふるさとの森づくり」を行い、主役のNTTビクソルの皆さん22名は150本(コナラ、ヤマザクラ、ヤマモミジ、クヌギ、クリの種)の若木に命を吹き込みました。松木の杜に植樹した後は、この間植えてきた樹木の生長を確かめようと臼沢の森に入りました。05年に植えたクリが実をつけるまでに育った様子をみて、感動しているようでした。皆さんは4年前から毎年森づくりに参加し、社員や家族の心に木を植えています。NTTビクソルの皆さんありがとうございました。
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2009年10月 3日 (土)

明日も元気に森づくり!生きていることに感謝です

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 明日は第15回「足尾・ふるさとの森づくり」です。主役はNTTビクソルの社員の皆さんです。皆さんの長年の地道な森づくりは森の神に通じて、明日は絶好の秋晴れです。
 今日はその準備に汗をかきました。事務局員とスタッフは気持ちの良い朝早くから苗木の選別、腐葉土運び等を午前中に行い、午後は松木の杜の草刈りをすべてやりきりました。NTTビクソルの皆さんは松木の杜に植樹を行います。明日の植樹は、強いに風や寒さに耐えて冬を生き抜く環境づくりがポイントです。主役の皆さんには心に木を植えながら、丁寧な植樹をしてほしいと願っています。Pa032576
 刈った草は若木の周りに敷き、ユキツバキやヤブツバキ、アカガシ等のカシ類の常緑樹が元気に冬を越してほしいと願って汗をかきました。写真のようにツバキの葉の色は鮮やかで、中には赤い花のつぼみをつけいる樹もありました。新潟の竹内アドバイザーが探してくれたユキツバキは、冬に向かって太陽のエネルギーを独り占めにして、大きく育っていくことでしょう。
 夜空には星が輝いています。中秋の満月は周囲が山に囲まれているので見えませんが、東の空が明るくなっていますので、多分満月でしょう。明日の森づくりは自然に感謝する心をもってNTTビクソルの皆さんをお迎えします。

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2009年9月22日 (火)

今年最後の森づくりへ、気持ちよい汗を流す

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 うっすらと色づきはじめたリョウブの葉があちこちに目立ち始めている松木沢周辺。透き通った青空の下では乾いたヒノキの間伐材を打つ音が臼沢の森で響いていました。19日から20日にかけてJR貨物労組関東地方の皆さんは、第16回「足尾・ふるさとの森づくり」会場用の階段を作りました。本番当日の主役、組合員・家族の皆さんが安全に植樹できるようにと、ボランティアの皆さんは二日間で草刈りと階段30段を作りました。
 来月25日の本番には約100名の主役が臼沢の森に参集し、今年最後のいのちの森づくりを行います。作業に駆けつけてくれたのは中央本部の高木書記長そして関東地方本部の山崎委員長を筆頭に13名の皆さんでした。両日とも天気は秋晴れで、皆さん達は間伐材の運搬や階段づくりで気持ちのよい汗を流すことができました。2日目の最後はあまりにも良い秋晴れなので、頭から足までびっしょりになるほどの汗をかきましたので、皆さんは松木川の河原でその汗を流しました。
 今年から森づくりを始めたJR貨物労組の皆さんですが、責任者を先頭にした準備作業に汗を流す様子を伺っていると、自然といのちを大切にする熱い息吹が感じられました。
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2009年9月13日 (日)

258本の若木が大地に根を張ることができますように?

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 今日の朝(7時50分頃)、森びと広場の気温は13度でした。空には秋の清らかな青空が遠くに見え、そのなかに昨日の雨雲でなく秋の雲が散らばって浮かんでいました。事務局は小豆の朝採りをしたのち、今日開催する第14回足尾・ふるさとの森づくりの最終チェックをして、本日の主役であるJREU横浜の皆さんを待ちました。
 10時30分、主役の皆さんはバス1台に乗車して松木沢に到着しました。車内では、宮脇昭先生のいのちの森づくりビデオを鑑賞し、森づくりの心構えを学んできたそうです。45分から開会セレモニーが始まり、森びとインストラクターの石井さんから植樹方法を教えられた皆さんは、苗木、移植ゴテ、黒土、腐葉土等を持って植樹会場目指して歩き始めました。
 13時30分には258本(ブナ、ミズナラ、コナラ、ヤマザクラ、ヤマモミジ、トチノキ、クリ)を臼沢の森と松木の杜に植えることができました。少し風が強い時もありましたが、爽やかな汗を流した皆さんの顔には自然の力から恵んで頂いた笑顔が見えていました。怪我や事故もなく植え終えた後は、山形の荒川ご夫妻から送られた芋煮をご馳走になりました。前段の準備をしてきた準備員の皆さん、本番でいい汗を流した参加者の皆さん、若木にいのちを吹き込んで頂きありがとうございました。
 今日はこの他に、神奈川県から明治学院大学生二人が育樹活動に参加してくれました。その一人、佐藤さんは「小さい時、遊んでいたのが森でしたので身体が森に行きたい(木を植えたい)となって、参加しました」と、言っていました。二人は、冬支度に入る若木の草取りをやっていただきました。三浦さん、佐藤さん、本日はありがとうございました。

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2009年9月 5日 (土)

人の心と努力に支えられている森づくり

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 ふるさとの木によるいのちの森づくりは色々な方々の見えにくい協力・支援によって進められています。第9回「足尾・ふるさとの森づくり」では「森びと看板」製作で協力してくれた加藤善昭さん、池沢栄さん、そして側溝に溜まった落ち葉や土をフルイにかけて土のうに詰めて提供してくれた鎌田孝男さんご夫妻たちからのご協力、ご支援がありました。
 日光市今市に住む鎌田さんご夫妻は、住宅地の境に設置されている側溝に溜まる落ち葉や土がもったいないと、それをフルイにかけて土のう袋に詰めてくれました。その数は800個以上です。今年は、この栄養たっぷりの土で苗木たちを元気にしました。(写真:上)P9042345
 那須塩原に住む池沢さんご夫妻は、所有している山からクリノキを提供してくれました。夏は雷雨に晒され、冬は風と寒さに耐えるには腐りにくいクリノキが良い、として直径30㌢もの木を伐ってくれました。今は、松木沢のハイカー、歴史見学者、登山者そして釣り人がこの看板に目を向けています。(写真:中)
 この看板には旧松木村の生活を蘇らせようと、歴史の聞き取りや調査を行い、さらに村が描かれた絵画を鑑賞しながら、松木村をイメージして絵にしてくれた加藤さん。絵の大きさは100号の油絵です。この看板がある場所からこの絵を見ると、絵は看板から西側を見た風景とマッチしています。じっくり見ていると頭の中には松木村をイメージすることができます。そんな素晴らしい絵です。構想を練りに練って描き上げてくれた加藤さん。(写真:下)
 当委員会はこの三人の方に感謝状と記念品を差し上げました。感謝状は岸井成格理事長に代わって高橋副理事長が差し上げました。皆様のご協力に感謝いたします。

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2009年8月26日 (水)

秋の森づくり準備開始!

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 「どくだみ荘」の朝方は掛け布団をかけないと寒くて寝なられない日が続いています。今日の朝も昨日の朝も気温は20度を下回りました。今日の17時30分頃の気温は16度で、ボランティアの方を東武日光駅まで送り、足尾に戻る途中い車の窓を開けて走っていると、10月頃の風が吹いているようでした。臼沢の小さな森は秋の様子です。実を付けた栗の木が生き生きと枝を伸ばし、ススキの穂が秋風に揺れ、月見草の黄色い花が鮮やかでした。
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 今日は東京から駆けつけてくれた井本さんが3度目の育苗作業を手伝ってくれました。作業はポットの中でしっかりと根を張って、苗木の根を苦しめている背の高い草を取りました。今日の作業で全ての草を取ることができました。天気予報では週末は真夏に逆戻り、ということなので苗床は風通しが良くなり、蒸し暑さが軽減されることでしょう。井本さんありがとうございました。
 
 2009_0825_100446dscf0966 昨日は、来月13日に行われる第14回「足尾・ふるさとの森づくり」の準備でJREU横浜の皆さんが臼沢の森を訪れました。メンバー12名は草刈り、階段作り、穴掘りを行いました。めったに使わない機械と道具を使った作業がスムースに進んだことに、皆さんは満足げな顔をしていました。作業を終わり下ってきた皆さんは、横浜では未だ感じることのない秋の爽やかな風を持ち帰った様です。横浜の皆さんお疲れ様でした。

2009年7月27日 (月)

雨の中の準備が子供に感動をつくりだす

P7250031  とっくに梅雨明けがあったのですが、梅雨前線を太平洋高気圧が梅雨前線を押し上げていない日が続いています。それによって九州地方を中心にして集中豪雨が起き、土石流が発生しています。この自然災害では多くの犠牲者を出し、住民は避難場所での生活を強いられています。気象情報では、今年はエルニーニョ現象が起こり、その影響ではないか、と報道しています。
 関東地方では一昨日から猛暑日です。この猛暑日の一昨日、足尾・臼沢の森に約80名が集まり、520本の若木に元気を吹き込みました。主役はJREU八王子の組合員・家族のみなさんでした。子供も大人も水を持ち、ヘルメットを着用して背負子を背負って腐葉土を運び上げました。
 10時30分から始まった森づくりは、事故も怪我もなく無事に終わり、14時頃から遅い昼食をとりました。猛暑を予測していた事務局は美味しい西瓜を松木川に冷やし、汗を流してくれた子どもたちや参加者の皆さんに食べていただきました。
 事故もなく、子どもたちがいい汗をかけたのは、事前の準備が完璧であったからです。豊島副執行委員長さんを先頭にして、準備委員の皆さんは前日までの雨の中を、草刈り、黒土運び、穴掘り等に精を出していました。準備委員の皆さん、ありがとうございました。

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2009年7月24日 (金)

謙虚な気持ちにさせる水の勢い

P7240001  昨夜から朝にかけて激しい雨が「どくだみ荘」のトタン屋根に当たり、猛烈な音がしていました。とは言っても首都圏の熱帯夜で汗をかいて寝る、という寝苦しいことは「どくだみ荘」ではありませんのでこれが救いです。
 今日の朝、松木の杜に向かう途中、足尾ダムの水量は増し、水の色は茶色で、水の勢いを身体に感じるほどでした。この状景を見て感じたことは、三川の上流の山肌は緑色になっているものの、本物の森になっていないのかなあー、ということでした。17時過ぎ、「どくだみ荘」に帰る頃には、松木川の水色は青がかったグレーの色に変わっていましたし、水の勢いも弱まっている感じでした。こんな様子を見ていると、計り知れない自然の力に驚いています。
 明日は、第13回「足尾・ふるさとの森づくり」です。主役はJREU八王子の組合員・家族の皆さんです。20日からその準備をしてきた豊島副委員長さんを先頭にした組合員の皆さんは、今日も、雨の降る中を黒土を運び、テントも運び、最後には明日のセレモニーのリハーサルを行い、リハーサル通りに100本の苗木を松木の杜に植えました。明日は8時、「森びと広場」には森と生きる皆さんの楽しい声が、小鳥たちのさえずりとともに響くことでしょう。
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2009年7月13日 (月)

最後の一本まで植えて、小さな命に未来を託しました

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 昨日は第12回「足尾・ふるさとの森づくり」が行われました。臼沢の森と松木の杜に木を植えてくれたのは、JREU大宮の組合員・家族そして友誼団体の皆さんでした。
 雨の心配がありましたが天気は曇り、風も少し吹いてくれました。参加者は576本の若木を臼沢と松木に植えてくれました。3年間、小さなポットの中で根を充満させてきた若木に、100名もの皆さんは若木に元気の素を与えてくれました。EU大宮の皆さん、ありがとうございました。
 この森づくりをリードしてくれたのは森びとインストラクターでした。事前の草刈り、黒土や腐葉土運びそして穴掘りを、サポーターとOBの皆さんと一緒に行っていました。本番では、怪我や事故は絶対起こさないことを第一に心がけ、参加者への植樹アドバイスを行っていました。特に、宮尾インストラクターは、「苗木は命をかけて生きようとしています。丁寧に植えて下さい」、と参加者に語っていました。
 松木の杜では用意した若木全部に元気を与えられませんでした。しかし、昼食を済ませた皆さんは、山口委員長さんを筆頭にして松木の森に入り、最後の一本まで植えてくれました。手を抜かずに、全員がひとつの事に向かっている様子は、労働組合の団結の強さを感じさせられました。
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2009年7月10日 (金)

ラオスで実現したい命の森づくり

Pc020525  ラオス・ルアンブラバン県農林事務所からメールが届きました、という報告がありました。報告をしてくれたのは宮脇昭先生が所長を務めるIGES-国際生態学センターの研究員・矢ヶ崎朋樹さんです。
 昨年12月、当委員会はJICA横浜の依頼を受けて「アジア・アフリカ地域荒廃地の植生回復研修」を足尾で行いました。その時に記念植樹した苗木が元気に育っている様子の写真を、矢ヶ崎さんにお願いして全研修生にメールしていただきました。ラオスからのメール発信者は、この研修生の一人であるソンチャンさんからでした。矢ヶ崎さんが英文を訳してくれましたので、ソンチャンさんのメールを紹介します。
 「矢ヶ崎さん、お元気ですか?メールを送ってくれてどうもありがとう。写真付きのメールを受け取り、とてもうれしいです。私は日本のことを決して忘れません。とくに、(一緒に研修に参加した)私たちのチーム、足尾の高橋佳夫さんのチーム、そして、宮脇方式のことも。しかし、申し訳ないのですが、私のプロジェクトはすでに終了し、私自身も農林省の国家農林普及サービス局からルアンプラバン県農林事務所に転属となったため、宮脇方式を実行していません。けれども、できるだけ早い時期に、実行を試みます。よろしく。ソンチャン」、というメールでした。
 ソンチャンさんのふるさとの木による命の森づくりが早い時期に始まることを期待したいものです。このメールを読み、ラオスで森づくりが始まったら現地を訪れたいね、と矢ヶ崎さんに返信しました。来週は、フィリピンのNGOの皆さんと足尾現地に立って、荒廃地回復の活動に関して報告・討論を行います。
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2009年6月29日 (月)

子どもたちへ何かを育む、辛い植樹!

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 「どくだみ荘」の窓から足尾ダム方向を観ると山肌に朝日が当たり、今日も暑くなりそうです。天気がこれ以上続くと、まもなくてるてる坊主を吊して雨乞いをしなくてはなりません。
 昨日は、EU高崎の組合員・家族、労組がお付き合いしている方々100名が臼沢の森と松木の杜に植樹をしてくれました。臼沢には360本、松木には200本を植え、苗木に命の息吹を吹き込んでくれました。臼沢の森の植樹では、堀口委員長さんを先頭にして背負子を担いで黒土や腐葉土を何往復もしていました。この元気は子どもたちや女性達の声援を受け、辛さや汗をみんなで共有していたようです。
 松木の杜でも、心身にハンディキャブのある親子が大きな声を掛け合って植樹していました。彼らはバケツに黒土を入れてもらい、声をかけられた所に黒土を何回も運んでいました。足場がでこぼこしている砂地ですが、怪我もなく最後の一本まで声をかけ合って植えました。
 閉会セレモニーでは、いい汗かいた皆さんから感動が参加者全員に伝えられました。女性の方は、「辛い植樹でしたが、この大人の植樹作業を観て子どもたちの心には何かが育まれています」、と述べていました。

臼沢の森では写真(下)のように、辛い育樹作業が小さな生命を育むんでいます。それは理事会、事務局員の心を豊かにしてくれています。EU高崎のみなさん、ありがとうございました。

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2009年6月21日 (日)

みんなで辛さを共有して21世紀の森づくり

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 今日の森づくりは絶好の天気でした。植樹開始前は小雨で一日中の雨を心配しましたが、植樹を始める頃は曇りになりました。その後も植樹が終わる13時過ぎまで雨は降りませんでした。
 第10回「足尾・ふるさとの森づくり」に参加してくれた皆さんは160名です。ゼロ歳から70歳代までの皆さんは、苗木に元気を与えるためとグループのために黒土や腐葉土を運びました。下から360段もの階段を登ってきたグループのメンバーに暖かい拍手がありました。木を一本植えるにもグループの皆さんの声援を受け、背負子で黒土や腐葉土を運ぶ辛さをグループ一人ひとりが共有できた瞬間です。
 今日は704本の苗木に生命の息吹を吹き込むことができました。JREU東京の皆さん、ありがとうございました。参加者をリードしてくれました森びと・インストラクターの皆さん、事故・怪我もなく参加者へ感動を与えてくれてありがとうございました。

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