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2021年8月30日 (月)

松木渓谷を吹き抜ける風に秋の気配を感じ、里親植樹の準備に汗を流す

 本日は8月29日(日)、曇り空ですが作業小屋の9時の気温は25℃、蒸し暑さを感じます。橋倉さんが入れてくれたコーヒーを飲みながら本日の作業打ち合わせです。9月15日の森作業集中日には第4回(8月里親植樹)と第5回里親植樹、そして、7月16日に“天空の森”に旅立ちました宮脇昭森びと顧問の追悼植樹を行います。コロナ禍での準備を進めていますので、作業にはワクチン接種2回目を済ませた栃木県在住のスタッフ、サポーター4人が集まりました。

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 15日は臼沢西の森の階段西側の上部Q~Tの段に植樹を行います。Tの段に黒土が運ばれていないので、午前中は黒土運びを行い、午後は臼沢西奥の森の草刈り、T段の下の土留めづくりを行うことにしました。さっそく、背負子を軽トラに積み出発です。

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 背負子に黒土20ℓ袋を載せ臼沢西へ向かいます。水分を含み重さは倍増です。2袋積むと体感は30kgを超える重さに感じます。自分の体力、体調に合わせ無理のないように運びました。 

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 まずは階段下に積み上げ、階段2段ずつ黒土袋を上げていきました。一番下の段は風の通りが悪いため、汗だくです。上の段に行くにつれ松木川からの風が通り、爽快感を感じます。無理せず、声を掛け合い、休みを取り、呼吸を整え、48袋をT段まで運びきりました。 

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 午後は、岩が多く植樹地が地続きでは無くなってしまうため、安全に植樹が出来るようにT段に繋がる階段をつくろうということになり、甲羅板を半分に切り、階段づくりです。甲羅板を押さえる鉄筋を打ち込みますが、地中の岩に当たり、打ち込むのに苦労しました。何とか5段つくることができました。

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 鎌田さんは刈り払機で臼沢西の奥の森に繋がる道の草刈り、橋倉さんは奥の森の草刈り、加賀さんと筆者はT段下の土留めづくりを行いました。

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 岩の多い急斜面のため、土留め(植樹地)づくりは大変です。甲羅板を押さえる鉄筋がスムーズに打ち込めても、残り10cmぐらいで岩に当たりやり直しです。何とか足場となるU植樹地に甲羅板5枚分の土留めをつくることができました。残りは6枚分です。 

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 奥の森に繋がる通路はきれいに草が刈られました。奥の森の下草も刈ることができ、幼木が元気な顔を出しました。

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 臼沢西の森にもススキが生え、穂が風で揺れています。トンボは里に降りる準備をしています。秋が近づいていることを感じます。3時を過ぎたので、作業に区切りをつけて、道具を片付け、本日の作業を終了しました。

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本日の森作業は、鎌田、加賀、橋倉、清水でした。(報告・清水)

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