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2021年7月の17件の記事

2021年7月31日 (土)

浜辺の生きものたちと分かち合う心をもって森作業

P1020087  7月31日、応援隊9名は原町区雫育苗場に10時に集まり、7月最後の森作業を行ないました。

Photo  天気は晴れ、気温30℃と蒸し暑い中、ポット苗の草取り、水撒きを行ないました。先日の台風8号では、植樹会場や雫育苗場は被害はありませんでしたが、育苗場の入り口は水はけが悪いので水たまりができていました。市役所との意見交換で要望していた砂利での整備については、近日中に工事着工との連絡がありました。有難いことです。

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Photo_4  応援隊農園のスイカ2個が小動物(野ウサギ?)に食べられていました。次回の作業終了後にみんなで美味しく頂く予定でしたので、皆さんガッカリでした。特に、農園担当の松林さんは落胆していました。でも、松林さんは、生きものたちの中でのことだからこんなことは常識だ、と言っていました。

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P1020093  今日はカボチャときゅうりの収穫があり、応援隊のみんなで自然の恵みを分かち合いました。明日からは8月です。暑い日が続きますが、熱中症や新型コロナウイルスに注意して、シニア世代は元気で森作業を行っていきたいと思います。

Photo_5  本日の参加者は松林副代表、菅野副代表、山田事務局、小川事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、原田スタッフ、岩橋恵美スタッフ(報告・岩橋 孝)

2021年7月21日 (水)

新たな活路へ向けて市役所と意見交換

 今日(7/21)は、市役所との意見交換会を現地(南相馬雫育苗場)で行うため、応援隊参加者は10時に集合し、事前の準備・打ち合わせをしました。

2021721  意見交換会に出席してくれた市役所職員は、武内農林整備課係長、植樹祭を担当する武内係長の二人でした。竹内さんからは、「これまでの植樹祭には、森びとプロジェクトの皆さんをはじめ応援隊の皆さんに大変サポートしていただきありがとございました。」、「いのちを守る森の防潮堤づくり」に向けて共に取り組んでいく挨拶と決意が述べられました。 

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2021721_3  話合いの進行は小川事務局がすすめ、私たちからの要望と意見は岩橋事務局から丁寧に説明しました。武内係長から「話された内容については持ち帰り検討していきたい」、「皆さんかのご意見についてはきちんと受け止め、よりよい環境づくりに向け努力していく」と述べてくれました。

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2021721_6  意見交換会は、短時間でしたが双方が新たな活路の再出発としていくことを受け止めて終了しました。終了後、農園で育ったスイカを食べながら親交を深め合いました。「甘いスイカ美味しいね。お金では買えない愛情がたっぷりですね。だからおいしんだよ」との感想を訊いた松林副代表はニンマリしていました。スイカ作りに満足していた松林さんは、今日はヤーコンの苗を植え、ますます苗場農園野菜の親になりつつあります。

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2021721_8  最後は、全員で後片付けと水撒き、給水タンクへの水入れ等の作業を行い散会としました。コロナ対策等で大変忙しい中を現場へ参加してくれました竹内さん、ありがとうございました。また、暑い中での森作業を行ってくれました応援隊の皆さんお疲れさまでした。

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721  今日の応援隊スタッフは、渡部、菅野、松林、小川、山田、岩橋、道中内、原田、菊地、松本、岩橋(恵)、そして筆者でした。(報告 東城敏男)

 

恵の雨に喜ぶ苗木・第3回里親植樹無事終了しました

 本日の足尾・松木沢の気温は24℃でした。今日は、第3回7月里親植樹を行いました。植樹には59名の皆様から申し込みを頂きました。ありがとうございました。スタッフとサポーター10名は参加者の願いが宿った103本の苗木を「臼沢西」植樹地に植えました。

 現地に集った皆さんは、9時10分から日程の説明を受け、道具と植樹資材を軽トラックに積み込み「臼沢西の森」へ向かいました。
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 スコップで穴を掘り、苗木を植えて篠竹を刺し、麻ひもで苗木を篠竹と固定し、周りの草を刈って土の乾燥防止と保水の為に根元を覆いました。スタッフの皆さんは、1本いっぽん丁寧に植えてくれました。Dsc05811_2 第3回7月「里親植樹」に申し込みをしてくれた皆さん、ありがとうございました。
Dsc05813里親植樹後は、前回の植樹地の草刈りをして苗木の生長を助けました。

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Dsc05821松村宗雄さんからピーマン、キューリ、インゲン。柳澤さんからジャガイモ、玉ねぎを頂きました。いつもいつも美味しい野菜をありがとうございました。本日の作業者は、大野、加賀、鎌田、松村宗、橋倉、山本、柳澤、福原、林子さん、そして筆者でした。雨の中の作業でしたがご苦労様でした。(報告・済賀正文)

2021年7月16日 (金)

梅雨明け日の気温30℃のもとで森作業

 本日(16日)、福島県は梅雨明けです。応援隊の仲間たちが集合した時の気温は30℃でした。いよいよ本格的な夏を迎えました。

Photo  今日の森作業は、ポット苗草取り、水撒き、農園管理、ポット苗の本数確認を行いました。ポット苗は、14種約2,300本でした。ポット苗の草はひと雨ごとに伸びていますので、10日間も経つとポット内は草だらけになっていました。

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Photo_3  応援隊農園の夏野菜たちは、順調に生育しています。特にスイカは直径25cm位に大きくなり、本日の作業終了後にいただきました。また、原田スタッフが退職記念旅行に行ってきたという事でお土産を持ってきてくれました。しろえび煎餅も美味しくいただきました。

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Photo_4  スタッフ一同は、本格的な夏を迎える中で、苗木たちが枯れないように育苗作業を定期的に行っていきます。本日の育苗作業は、松林副代表、菅野副代表、山田事務局、東城スタッフ、道中内スタッフ、原田スタッフ、松本スタッフそして筆者でした。(報告・岩橋孝)

2021年7月14日 (水)

足尾「臼沢の森」の5日間の森作業が終わりました

 夏の育樹感謝デーの最終日。午前中の天気が心配でしたが、連日と同様に曇り時々晴れ間が見えた天気になってくれました。感謝デーは当初の草刈り予定通り、5日間で「臼沢の森」の草刈りを終了できました。森づくりチームの皆さん、大変ありがとうございました。Photo Photo_2 Photo_3 おかげさまで、「臼沢の森」上部の約4千㎡の草刈りが終わりました。これで本格的な夏を迎えることができ、苗木は太陽の恵みを精一杯うけられることでしょう。今日の草刈りは予定時間よりも1時間ほど早く終わり、涼しい森のトンネルを下山しました。Photo_4 Photo_5 昼食後は、大野運営委員の白餡の饅頭をお茶菓子に、報告された新しい森づくりの案を基に、意見交換しました。その後、新しい植樹会場候補地の現場を確認するなどし、秋頃からの始められる植樹へ向けた体制なども話し合い、森びとインストラクターと森づくりサポーターによる育樹観察活動を描きました。Photo_6 14時からは、「松木の杜」の草刈り、新しい場所の開墾打合せを地元業者との打ち合わをしました。15時半頃はいつもなら雷雨でしたが、今日は少し青空がみえました。気分も爽やかに「夏の育樹感謝デー」が終わりました。協力してくれました皆さんに、改めてお礼申し上げます。「秋の育樹感謝デー」もよろしくお願いします。Photo_7Photo_8
 今日の作業は、鎌田、柳澤、福原、大野そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2021年7月13日 (火)

異常気象に森の機能が発揮できる落葉広葉樹の森づくり

 夏の感謝デー5日目。朝8時半の気温は22.5℃、天気は曇りでした。足尾町民の多くは今日からお盆です。松木村跡地には廃村前の墓、祠が残されています。毎年の事ですが、村人の生活の糧を奪われた怒り、村から追い出された悲しさを忘れまいと、墓と祠に花を供えました。1 11 2 3 今日の作業には、森びとインストラクター二人が手伝いに来てくれましたので、午前中は「臼沢の森」内の2005植樹会場に造った「M&mベンチ」付近の枝伐りをしました。

4  間もなく梅雨が明けてくることを見越して、ベンチ付近に太陽の陽を刺しこもうと、大塚インストラクターのアドバイスを頂きながら作業しました。2時間ほどの作業で、ベンチ付近には温かい陽が刺し、陽のエネルギーを我慢していたヤマモミジ等は元気をつけることでしょう。5 6 午後は、新生・森びとプロジェクト運営委員会の中村幸人代表、井上委員、大野委員が私たちと合流しました。目的は、新生・森びととして始まる新しい森づくりの現地調査でした。Photo 現地に入る前には意見交換を行い、世界で続いている気候変動による異常気象の猛威に自然(木々・森)の力を活用できないか、という視点からの森づくり案を練り上げていくことにしました。足尾・松木沢の松木川沿いの砂地にはヤナギ等を植えて、荒地に地にはパイオニア種を植えて、荒廃地には黒土等を混ぜ合わせた地にふるさとの木を植えて、それぞれの木の生長と機能を調べていくことにしました。7 8 9 あいにくの雷雨でしたが、びしょ濡れになりながら、土の常態や植生を見て回りました。その後は、簡単な意見交換をして、午後4時過ぎに帰路につきました。本日の作業は、中村、井上、大野、加賀、大塚、橋倉、そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2021年7月12日 (月)

100年後の後輩達の暮らしを支える森になってほしいと森作業

 夏の育樹感謝デー3日目。毎日のタイムスケジュールは計画通りすすんでいます。遅い昼食までに臼沢の森の草刈り、昼食後、14時から地球温暖に向けた話し合いを行っています。天気もタイムスケジュールに合わせて、草刈りは梅雨の晴れ間、ミーティング中は雷雨という日が続いています。Photo 今日は、79歳が二人、70歳代が二人、60歳代が二人の6人で草刈りを行いました。79歳の生沼さんは16年前から森づくりを手伝ってくれた大先輩。ゆっくり階段を登りながら、木々の生長を感じ取っていました。Photo_2 作業は陽が刺す時間があり、石ころの上ではカナヘビが日向ぼっこ、ブルーシートの中ではヤマカガシが昼寝をしているようでした。12時には草刈りが終了し、道具を現場に片づけて、爽やかな冷気の森の中を下山しました。Photo_3           作業前の現場Photo_4 Photo_5Photo_6 ミーティングでは、JR東労組大宮のOB会で活動している生沼さん、星野さんと、現役から頼られるOBになっていこうという話で盛り上がりました。Photo_7 Photo_8        カシワの葉がこんなに大きくなっていました
 本日の森作業は、鎌田、生沼、星野、加賀、済賀、そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

7/11

梅雨明けの気配を感じつつ足尾・松木沢の森作業

 

 今日の作業は刈り払い機が使って草を刈ることができました。3~4年前に補植した苗木が殆ど見えず、その広さが約1千㎡もあることが昨日判明したので、機械で刈ることにしました。

天気は昨日と同じようで、午前中は暑くもなく、作業はオオルリとウグイスの囀りを聴きなが進めることができました。

昼頃になると冷たく感じる風が松木川の西方面から吹いてきました。草刈り作業はほぼ終わっていましたので、腰を地におろして暫し休憩し、疲れをとりました。

年内に補植をしなくてはならなくなりました。秋に再度草刈りを行い、地に篠竹を刺し、補植の準備をすることになりました。

今日の作業は小柴、橋倉、弘永、済賀そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2021年7月11日 (日)

梅雨明けの気配を感じつつ足尾・松木沢の森作業

1 今日の作業は刈り払い機を使って草を刈ることができました。3~4年前に補植した苗木が殆ど見えなくなって、その広さが約1千㎡もあることが昨日判明しました。そんなわけで機械で刈ることにしました。Photo_3  森のトンネル階段を登っていく途中に落ちいている夏椿の白い花Photo_5               草を刈る前の斜面Photo Photo_2 天気は昨日と同じようで、午前中は暑くもなく、作業はオオルリとウグイスの囀りを聴きなが進めることができました。Photo_4 昼頃になると冷たく感じる風が松木川の西方面から吹いてきました。草刈り作業はほぼ終わっていましたので、腰を地におろして暫し休憩し、疲れをとりました。Photo_6 Photo_7年内に補植をしなくてはならなくなりました。秋に再度草刈りを行い、地に篠竹を刺し、補植の準備をすることになりました。2 今日の作業は小柴、橋倉、弘永、済賀そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2021年7月10日 (土)

爽やかな沢風、和むウグイスの囀りを聴きながら梅雨の合間の森作業

Photo 九州地方では警戒レベル5で自然界の猛威と向き合っている中で、毎年といっても過言ではない大雨の被害はただ事ではないぞ!と思いながらの草刈り。今日から、「夏の育樹感謝デー」と称して森の草刈りが始まりました。1        森の入口から階段・木々のトンネルは涼しい(上)2       日下の場に近づくと太陽の陽が刺しこむ

 大雨と向き合っている方々には申し訳ありませんが、草刈り作業は青空と松木川から吹き上げる沢風の中で行うことができました。標高1.000㍍付近の急斜面の作業には加賀さんと同じ自治会の村岡さんが手伝いに来てくれました。Photo_2               草刈り場Photo_3

Photo_4 自宅付近の私有地で森づくりのボランティアをしている村岡さんは、「こんな急な斜面での森づくりはボランティアでは無理。また、食害に遭うたびに気持ちが折れる話を聞いて、その気持ちが分かるような気がします」と感想を述べてくれました。Photo_5  10時から12時半までの草刈りでは、「臼沢の森」の最上段の植樹地が終わすことができました。Photo_6 午後は、森びとプロジェクト総会、その後の運営委員会報告を清水副代表から受け、地球温暖化にブレーキをかけていく栃木県FCの取り組みを話し合いました。Photo_7村岡さん、スタッフ、サポーターの皆さん、お疲れさまでした。本日の作業は、鎌田、松村宗、加賀、村岡、福原、清水そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2021年7月 9日 (金)

森びとプロジェクト第2回総会への意見・・・その④

 南相馬市応援隊顧問の元市長・桜井さんが現役時代に、南相馬市は「脱原発都市宣言」を発しました。東日本大震災・東電フクシマ原発事故から10年が経過しましたが、被災地はいまだ復興には程遠いようです。

P7070156  応援隊は森びとプロジェクトと連携をとりながら、絶対に忘れない10年前の災害を振り返る市民の集いを企画準備しています。10年が経った社会は毎年、異常気象が暮らしを脅かし、その上、新型コロナウイルス感染の収束が見通すことができていません。

Photo  全ての事象の基は人間の暮らし方からではないかと思いますが、このような中で私たちは、これらの事象とどのように向き合っていくのかをテーマにした市民の議論をつくりだしたいと考えています。具体的には、原発に依存しない脱炭素社会とは、原発の安全神話が壊れた経験と汚染水に向き合う私たちの本音を語り合える議論を目指しています。開催時期になりましたら、アドバイスと支援をお願いしします。

Photo_2  福島県ファンクラブとしては、このような活動を実現することを通じて組織の若返りを図るプログラムをも作っていきたいと考えています。森びとプロジェクトのご指導をお願いします。(福島県・Tさん)

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