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2021年5月21日 (金)

ツキノワグマに癒されながら森作業

 雨時々曇りの今日は、室内での作業を予定していました。3~4年前から準備していたオオムラサキが舞ってくれる森づくりの準備。「松木の杜」では現在、2009年に植えたクヌギ、その後に植えたエノキが生長し、オオムラサキが生きていける環境になっているのではないかと思っています。人間の勝手な思いですが。P5214867          朝の足尾グランドキャニオン方面
 私は、松木村が廃村になる前はオオムラサキが舞っていたという話を、松木村に住んでいた星野さんの末裔から聞いていました。そこで、オオムラサキを飼育し、生態を観察している前橋に住む阿部蝶吉(勝次)さんから飼育のアドバイスを受けていました。同じ前橋に住む森とも・松村宗雄さんが、蝶次さんから飼育のアドバイスを再度受け、飼育は、ビニールハウスの天井のビニールをカットし、そこにネットを張り、ハウス内に植えたクヌギの樹液、エノキの葉で飼育する予定です。P5214871_2 今日は、そのネットをハウスの天井の大きさに縫い合わせる作業を小屋で行いました。準備不足があって、ネットは縫い合わせることはできませんでしたが、トタン屋根に当たる雨音をBGMにして、午後3時頃までに仮縫いが終わりました。P5214876

P5214879 その後、明日の森作業に使うチェンソーの刃を研いでいた済賀さんが、「臼沢西の森」に現れた熊を発見。Dscn6757 暫く、二人はその熊に釘付けになりました。石を剥がしている様子が分かりましたので、蟻舐めをしるようでした。雨上がりの石の多い草地を歩いている熊を見ていると、細かな手先の作業で疲れた目が和むようでした。今日は、済賀さんと筆者で作業しました。Dscn6720_2足尾のカモシカです
 
(報告・高橋佳夫)

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