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2021年4月の13件の記事

2021年4月 7日 (水)

南相馬は春本番、森の防潮堤の草刈りを始めるぞ!

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202147_2  南相馬育苗場周辺には、つくしをはじめタンポポが咲き、もうすっかり春の装いです。今日(4/7)からは、時間を30分繰り上げての作業で、現場には9時30分集合。

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202147_4  今日の作業は、ポット内の草取りと追肥、そして水撒き作業と次回の作業に使用する刈払機のメンテナンスと燃料の準備をすることにしました。スタッフも手慣れた作業で黙々と草取りに集中できました。育苗場の作業は今回で終了することにしました。次回からは、これまで植樹した会場の刈払機による通路の草刈りと苗木のチェックを行うことにしました。

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202147_6  休憩タイムでは、コロナワクチンの接種の話しになりました。自分・家族・スタッフ等のいのちを守るためにも自らうつさない・うつらないことを肝に据えて取り組んでいこうとの意見が出されました。岩橋夫婦からの団子の差し入れがあり、コーヒ―と団欒を楽しみました。

202147_7  応援隊スタッフには古希の元気トリオ(上の写真)が若い者に負けずと頑張っています。筆者もその一人ですが、皆さん、体が動けるうちは「いのちを守る森の防潮堤づくり」と温暖化にブレーキをかけるために地道に活動をすすめていきたいと抱負をつぶやき、本日の森作業は終わりました。

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202147_9  次回の作業は、第1回植樹会場・鹿島区(2013.10・6)での草刈り作業を4月16日10時から行う予定です。今日の作業スタッフは、菅野・山田・岩橋・道中内・原田・岩橋(恵)・筆者でした。

 (報告 東城敏男)

地球の息づかいが感じられる足尾・松木沢

Photo    写真:林子さん

Image3     写真:塚崎さん

 足尾・松木沢の桜が開花宣言してから1週間が経った。猿、ヒヨドリ、メジロたちが甘い蜜を舐めている様子が目に浮かぶ。今月3日、足尾・松木渓谷入口の出会いの広場・「みちくさ」を久しぶりに訪れた森びと広報サポーター・塚崎さんからメールが届いた。

Photo_2      写真(ヤマドリ):林子さん

 私たちが育てている森(杜)を散策していた彼は、途中、角が残っている雄鹿の死骸を見て、「こんな狭い柵の中で…?人はもっと広い見識で自然界をちゃんとみつめてほしい、と言われているようでした」とコメントしてくれた。

P2244326  翌日は、熊の親子が「臼沢の森」でのんびりしている様子を観た、という報告もあった。自然界の呼吸を聴いて色々な事を予測するには限界があるが、雄鹿の死骸という現場を観て色々な事を考えることはできる。鹿の角と骨だけが残っていたというから・・・。森と生きものの命の営みを考えられたひと時であったことでしょう。塚崎さん、ありがとうございました。(報告・高橋佳夫)

2021年4月 1日 (木)

足尾・松木沢の桜は最速の開花宣言です

 毎週木曜日は散水の日なのだが、日曜日に雨が降ったので撒水の予定をしなかった。ただ、観測史上初の暖かさという日が続いているので、苗木が水を欲していると思い、苗床に向かった。

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Photo  現場に向かう途中、足尾ダムゲート近くの桜が咲き始めていたので、松木沢の桜はいかがなものかと思っていたら、桜は咲きはじめていた。足尾・松木沢の開花宣言です。最速の開花です。

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Photo_3    ミツマタは満開です

Photo_4  彼岸を過ぎてからの足尾・松木沢は異様な温かさが続き、シニアの私は月末にモモヒキを脱いでしまった。那須烏山市に住む妹からは、タケノコを掘った写真が送られてきた。これまでに体験したことのない天気が続いている、とみんなが言っているという話が聞こえている。

Photo_5 足尾駅の桜は満開(上・下)

Photo_6  ポット苗の上部の土は乾いていたが、ポットの中は湿っていたのでホッとした。それにしても「複合災害」(ウイルス感染と気候変動による災害)への向き合い方が試されている私たちのようだ。(森づくりサポーター・橋倉喜一)

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