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2020年9月の19件の記事

2020年9月10日 (木)

秋風を感じながら足尾松木村跡で心地よい森作業

9月に入りめっきり秋を感じさせる足尾松木村跡。朝の気温は21℃。天気は少し青空が見える雲の多い日でした。今日の森作業は、「JRFUの森」に獣害防止の柵を設置する下準備と「臼沢西の森」の草刈りでした。また、時間が余れば11月の植樹予定の5段の土留め箇所の草刈りをすることとしました。

Img_0217 「JRFUの森」測量に向かい急階段を上る一行。測量をしている写真は撮るのを忘れました。というわけで、測量後に下山して「臼沢西の森」へ。まずは、木を植えたところの草刈りをしました。

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Img_0228 午前の作業を終え、帰る途中、培養土の置き場に袋が散らかっているのを発見。網は破られていないので小さな動物のいたずらかもしれません。金柵を立てかけて回りを補強をしました。

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Img_0236 昼食後は、午前の続きで「臼沢西の森」の草刈りをしました。

Img_0253 ご覧のとおりの急斜面で、刈り払機での作業は足場をしっかり確保しながらの緊張の連続でした。苗木が植えてある所の草刈りは終了し、土留めを作る場所の草刈りとそこまでの階段を24段作りました。

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Img_0257 松村健さんは、ソバ畑の草取りをやりました。

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Img_0260 今日のスタッフは、鎌田、松村健、山本、福原(敬称略)と筆者でした。報告:加賀春吾

2020年9月 7日 (月)

暴風や大雨に耐えてほしいと願って苗木を元気にしました!

 南相馬市ではこの1週間で4名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生し、市民は一時緩んだ新型コロナウイルス感染の危機感を持ち、ピリピリした雰囲気が感じられています。

Photo シロダモ

 大型で強い台風10号は各地で暴風や猛烈な雨を降らせ、九州を中心に4名の安否不明、50名以上の重軽症を負うという被害をうけました。被災された方々に対して心よりお見舞いを申し上げます。

Photo_2  南相馬市の7日の天気は曇り、気温は29度、湿度76%で蒸し暑い日でした。今日は9月最初の作業日で、応援隊会員11名が参加してくれました。まずは作業ミーティングをして、1年目のシロダモのポット苗約300ポットの雑草取り、その後は化成肥料の散布を行いました。渡部代表と松林副代表は雫育苗場周りを刈り払い機で草刈りを行ないました。

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Photo_4  休憩後は、全員で海岸側にシャリンバイ15本、タブノキ15本、ユズリハ15本、シロダモ15本、スダジイ15本 5種75本の補植を行ないました。前回補植した。シロダモなどの苗木はすくすくと生長していました。

Photo_5  次回は、19日(土)10時から作業を予定しています。今日の参加者は、渡部代表、菅野副代表、松林副代表、山田さん、佐藤さん、道中内さん、原田さん、菊池さん、岩橋恵美さんでした。(報告 岩橋 孝)

2020年9月 6日 (日)

獣害対策準備と今年最後の植樹に熱が入る打合せと森作業

 足尾・松木沢の今日の天気は青空が見えたと思うと小雨が降り、その後は陽射しがきついひと時、また、小雨が降るということを繰り返す日でした。Photo 今週中に「臼沢の森」の草刈りを終わらせようとした作業は予定通りに、本日で終わりました。

Photo_2 Photo_3 Photo_4 Photo_520㌢程の幼木が草に埋もれていました
 午前中は1時間ほどで草刈りが終わり、11時に下山、途中、草が伸びていたところを刈って昼食にしました。Photo_6  昼食前は汗を拭き、着替えをして弁当を食べました。今日は食後にスイカを頂きました。「希望の家」の曾田さんからの差し入れで、とても甘く、冷えていましたのでほてった身体の汗が引くようでした。私は今年初めてのスイカを食べました。ありがとうござしたました。Photo_7  午後は、朝の打ち合わせで話し合った「臼沢西の森」の草刈りをしました。11月入ってからの植樹計画を現場の話し合いで作っている私たち。昨日も下見をしましたが、今日は草を刈りながら苗木の様子を見て考え、草刈りをしました。Photo_8Photo_9 Photo_10 枯れている木はシラカンバが多いことに気づきました。黒土や培養土が合わないのかもしれません。今年11月の植樹は、昨年植えた土留めの上から5段の土留めを造って植えていくことにしまた。Photo_11 これで苗床にあるポット苗を今年中に大地に植えてやれるようになります。Photo_12 Photo_13 作業後に、「臼沢の森」内の小さな「JRFUの森」の苗木をシカやイノシシから護る柵を設置する検討を始めました。再利用を基本にして、頑丈な柵で苗木を護っていくことにしました。本日のスタッフは、鎌田、弘永、清水そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2020年9月 5日 (土)

森の天然クーラーで心を癒し、元気をもらって「臼沢の森」の草刈り

 足尾・松木沢の午後は毎日が雷雨です。今日も15時頃から雷雨でした。Photo 森作業は今日も「臼沢の森」の草刈りをしました。作業小屋を出るときの気温は29度、階段を登り出すと気温は24度に下がっていました。森の天然クーラーです。と言っても部屋のクーラーと違って、静けさ、しっとり感のある爽やかな空気は作業前の大切な癒しです。この雰囲気を頂きながら階段を登りました。現場に着くと早速、作業開始。Photo_3 Photo_4 Photo_5 Photo_6 Photo_7 森の外では陽射しは応えられませんでしたが、すぐに曇が広がって陽射しは和らぎました。手慣れた草刈りでしたので午前中に、階段から東側の草刈りをやり切りました。Photo_8  昼食後は、10月下旬かに11月にかけて植樹計画している「臼沢西の森」植樹会場を点検しました。現場は写真のような石ころだらけです。しかし、苗木たちは少しの土に根を張り、草との競争に耐え抜いていました。昨年植えた苗木の活着率は70%ほどでした。Photo_9Photo_10 Photo_11Photo_12 それにしても草は元気よく苗に絡まったり、覆ったりしていました。これからはまず草刈りを行い、甲羅板(製材時に出るは破材)を鉄筋で支えて土を入れ、苗木を植えていきます。私たちからすれば、600段の階段を登らずに現場に行けるので、それだけでほっとしています。Photo_13 雷雨は18時になっても降っていますが、巨大台風10号の進路上にある皆さんの気持ちを考えるとやるせないです。今日のスタッフは、松村宗男、橋倉、加賀そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2020年9月 4日 (金)

不思議な世界の一員であることを自覚した足尾・松木沢の一日

Photo_2 今日は休養日。足尾・松木沢は晴れ、青空が見えていました。森びと広場をのんびりと散歩していると、中倉山北斜面1千㍍付近の所にニホンカモシカと思われる動物の姿が見えました。双眼鏡で確かめると、なんとイノシシが山登りをしていました。Photo
 大きさも半端ではなく巨体のイノシシではないかと思いました。食べ物を探しているのでしょうか、でもイノシシが1千㍍付近の稜線を歩いているのは驚きです。これも人間の生活の結果なのでしょうか。Photo_3 Photo_4 「みちくさ庭園」では、見たことのないブルーを輝かせている蜂の間仲間?後ろ足にテールランプみたいな青い色を発光させていたコガネの仲間?に遭うことができました。知らなかった生き物たちに会えた驚きの一日でした。Photo_5 生物社会は不思議な社会。このような生き物たちの働きによって私たちが生かされていることを改めて考えられた休養日でした。次期総理大臣候補も複眼で見なければ目先の人参で騙されてしまうようです。(報告・高橋佳夫)

2020年9月 3日 (木)

未来を生きる子供たちへ遺したい日光「城山の森」

9/3木曜日、「城山の森」づくり準備の日。今日は、苗木の根が風などによって動かない支柱として使う篠竹を伐りました。篠竹は森びとインストラクターの山本さんの紹介で、鹿沼市の「希望の家」のご協力が得られました。8時に「希望の家」に集合し、刈り払機、竹伐り用のこぎり、剪定ばさみ、飲料水などの必需品を用意し、いざ竹林の中へ。入った途端、湿気が凄くサウナに入っているかのような状態でした。メガネは曇るし、大粒の汗が滝のようでした。その上、藪蚊、虻、蜂に悩まされながらも最善の注意を払って、虫よけスプレーを顔や体中にかけて作業をしました。

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Img_0182_2 1時間ほど経つと、今回お世話になった「希望の家」の曾田さんが現場に来て「少し休んだら。冷たいものを用意してあるから。」と言ってくださり、お言葉に甘えて休憩にしました。冷たい麦茶とゴウヤ、茄子の漬物をご馳走になり、スイカや茄子のお土産まで頂きました。

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Img_0185_2 休憩を終え作業を再開。ツクツクボウシの鳴き声は隣の人の声が聞こえないほど騒がしいものでした。曾田さんは、出来上がった竹を運ぶためのリヤカーを持って来てくれました。何から何まで気配りで、本日は大変お世話になりました。曾田さん、有難うございました。そうこうしているうちに空が暗くなり、雷雨が襲ってきました。雨も激しくなってきたので、竹を数えると800本ありました。少し早めに作業を終了しました。

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Img_0187_2 今日のスタッフは、鎌田さん、山本さん、橋倉さん、小川さん、筆者でした。(報告:加賀春吾)

松木村人の心が宿った土砂を松木川に流さない森作業

 足尾・松木沢の朝の気温は23度でした。昨日よりも蒸していました。今日は一日中雨の中での森作業かと思い、急階段を登った「臼沢の森」の草刈りは止め、秋に「臼沢西の森」に植える予定のポット苗木の草取りをしました。Photo トレイに何種もの苗木が混じっていましたので、草を取りながら同種のポットをトレイに入れ替えました。コナラ、カエデ、イチョウの葉は薄い黄色に薄化粧し、本格的な秋を迎えているようでした。Photo_2 Photo_3 Photo_4 昼食までに草取りは終了しました。一昨日からの雨で沢の水が濁っていましたので、福原さんが取水口のチェック。その間に、そうめんを茹で、三人がそろったところで冷汁のそうめんをいただきました。満腹になったところで、福原さんから食後のフルーツをいただきました。筆者にとっては今年初のマスカットでした。甘さがとてもやさしく、皮ごと食べられた葡萄に疲れが癒されました。福原さん、ご馳走様でした。Photo_5 午後は、昨日に続き、「みちくさ庭園」内の草刈りでした。本日で、庭園内の草刈りはひと通り終わりました。一服時に、この地から見える松木川傍には2006年から3年間で育てた「絆の森」の話をしました。その森は、松木川の濁流によって森が削られ、植えた苗木が流されてしまったことを福原さんに紹介しました。Photo_6 Photo_7 Photo_8それ以降、松木村跡地の「松木の杜」や「新松木の杜」そして「みちくさ庭園」の手入れは、大雨で土砂が松木川に流されないように願って草木を植えている筆者の気持ちを伝えました。2 今日の森作業は、柳澤、福原そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)

2020年9月 2日 (水)

未来を生きる子供たちのために!小雨の中で森作業

 朝から小雨が降った一日。昨日に続き「臼沢の森」の草刈りを予定していましたが、身体が大きい鎌田さんを担いで約150㍍の急階段を降りることは不可能。ということで今日は、平地の「松木の杜」の一角にある壬生北小学校の森の草刈りをすることにしました。Photo この地は、今から数年前に壬生北小学校の児童が植えた小さな森。その後、シカや猿に幼木が食べられ、何度も捕植してきました。それでも害は止まらないので、二重に柵を設置しました。数年前の子供たちの思いや願いを裏切ってはならないと、鎌田スタッフを中心に育樹してきました。Photo_2すすきなどの草で覆われていた「小さな森」Photo_3 当時の子供たちは今頃は高校生になっているのだろう!と話しながら、元気に育っている苗木を、さらに元気にしようと太陽エネルギーと爽やかな風が届けられるように草刈りをしました。ついでに、杜の道と捕植した苗木の周辺も草を刈りました。午前中で終わりました。Photo_4爽やかな風が通り抜けた小さな森Photo_5 Photo_6 Photo_7 昼食後は、「みちくさ庭園」内の草刈り。アジサイが一気に生長してくれましたが、草もそれ以上に生長しました。来年、アジサイの花が見られますように、背丈ほどの草を抜いたり刈ったりしました。

Photo_8 小雨が本降りの雨に変わってい待ったので、14時に作業を終了しました。鎌田さん、お疲れ様でした。小さな森には、シラカンバの実生が何本もありました。(報告・高橋佳夫)

2020年9月 1日 (火)

初秋を体感しながら足尾・松木沢の森作業

Photo Photo_2 足尾・松木沢の朝の気温は21度でした。天気は曇り、周囲の稜線はガスがかかっていましたが、帰るまで雨は降りませんでした。アッという間に9月に入り、初秋を肌と香りそして視覚で感じられた一日でした。Photo_3 Photo_4Photo_5 Photo_7
Photo_6 今日は午前中、「臼沢の森」の草刈りをしました。イノシシが苗木を掘り起こし、雨が土砂を流した所の草を刈りました。ミズナラやカエデが数本枯れていましたが、草に埋もれていた小さな苗木の葉は涼しい風が気持ちよさそうでした。Photo_8 昼休みは、後輩たちの暮らしの様子を出し合い、現役時代を振り返りました。午後は、「みちくさ庭園」内の草を刈りました。草は、夏に元気をもらって一気に伸びたようで、とても半日では終わりませんでした。Photo_9 Photo_10 酷暑の森作業のリズムが身体にちょうど良いなあー、と二人の感じ方が合いました。20分程かけて階段を登り、ひと汗かいた後に草刈りを2時間行い、下山する。汗を拭いて、着替えをして昼食、その後は軽作業を15時半ころまで行うという一日のリズム。今日もこのリズムを狂わすことなく、初秋を体感した森作業でした。Photo_11 Photo_1227日、松村健さんが蒔いた蕎麦が芽をだしました
 今日は、松村宗男さんと筆者の作業でした。(報告・高橋佳夫)

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