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2018年6月24日 (日)

未来のいのちを育む森に期待がもてる松木鉱山跡地の樹木たち

 梅雨の中休みの昨日(6/23)、南部富士(岩手山)の麓では「第15回八幡平ふるさとの森づくり」が行われました。

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Photo_4  植樹祭に集ってくれた方は約100名、東京事務所からも26名が参加しました。植樹場の畝はふかふかの布団のように耕されていました。この地に20種・1.800本の苗木を植えました。

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Photo_3  今回の植樹祭は本格的に植林して10周年となり、植林後は参加者全員で10年間に植えた樹木の生長を観察しました。

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2010  圧雪と凍結そして強風、根が地中に張っていくにつれ酸性濃度が高くなるという極めて厳しい自然環境に耐え抜かなければならなかった幼木たち。その幼木が力を振り絞って生きている樹木を見ている参加者の皆さんの顔は、10年間の森づくりに誇りを感じているようでした。

Photo_6  人間の暮らしで排出される二酸化炭素の44%が吸収しきれない地球。このままでは世紀末には“生存が不安定な時代”を迎えてしまうという中で、10年間で育てた八幡平の小さな森の未来は生きものたちの命を育んでくれると思います。

Photo_7  10年間支えてくれた植林ボランティアの皆さん、林野庁岩手北部森林管理署、八幡平市、岩手県そしてJREUの皆さん、心から御礼申し上げます。みちのく事務所スタッフの皆さん、お疲れ様でした。(報告 髙橋佳夫)

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