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2018年5月15日 (火)

虫たちの声に和み、風が運ぶ新緑の香りに優しさを感じて森作業

朝7時45分の気温は14度、快晴の天気のなかで植樹祭準備の作業がはじまりました。今日の作業メインは足尾町からテントを借りて、現場まで運び、組立てることでした。

Photo  スタッフが到着するまでに作業小屋の掃除、仮設トイレ用の単管パイプの用意と苗床周囲の片づけをしました。臼沢の森は色とりどりの緑ですが、周囲の緑は一色のみどり色です。山々の斜面の木々は一種類(ヤシャブシ)が多いので、その葉の色だけだからです。

Photo_2  朝、いつも臼沢の森の色とりどりの緑を観ていると、虫にも餌の好みがあって木の葉を特定して食べる虫もいるように、森は色々な種類の木々によって形成されているとことで生き物たちの社会が成り立っているのか、と思います。森は命の源であることを感じています。

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Photo_5  9時から作業打合せ、即、テキパキとした動きでスタッフは作業にとりかかりました。昼食後は、11組のテントの足を組み立て、余分であったテントは返却し、それ以外のスタッフは苗木の準備をしました。

2  森ではエゾハルゼミがあちこちで鳴きはじめ、松木川ではカジカガエルも鳴きはじめました。足元では、ハンミョウがあちこちで飛び跳ね、餌を食べているようでした。それにしても綺麗な鎧を被っているような雄の輝きには神秘が宿っている気がしています。

Photo_6  本日も足尾グランドキャニオンのシルエットを観ていると、シルエットの奥で理事長が”地球温暖化防止は待ったなし!”と叫んでいる気がしています。本日の作業は、松村健、橋倉、仁平、加賀、福田、高橋俊夫と筆者でした。(報告 高橋佳夫)

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