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2018年5月の22件の記事

2018年5月31日 (木)

異常気象に敏感になり、森と暮らす街づくりへ期待が高まる森作業

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2018053016440001  南相馬市内の雫育苗場は可憐な花が咲きほころんでいました。よく見ると極端な気象の変化に追いつかない様子です。その変化はポット苗内の草たちの勢いになっており驚きでした。人間の都合で育苗作業を考えていると大変になってしまうことに気付かさせられました。

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2018053016460000  昨日は、ポット内と苗床の除草、苗木の選別と散水、タンクへの給水、新倉庫内の整理を行ってきました。足尾の森作業で学んだ苗木の水かけ(たっぷり水をかけることとは・・・)を応援隊スタッフと話し合い、実行してきました。

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2018053016450000  これからは人間の都合と気象予報との調整をきちんと把握し、育苗作業を進めいくことを再確認した一日でした。

Img_1272  全国植樹祭まであと10日となりました。全国からの植林ボランティアとの出会いを楽しみに待ちながら、植樹祭が“原発に頼らない 森と暮らす街づくりへ”つながれば幸いです。(応援隊 東城敏男)

2018年5月30日 (水)

荒れ地に木を植えた感動と微笑みを分かち合えたか植樹祭

 自分の時間とお金を拠出して植樹祭に協力してくれた方々にどんな感動や微笑みをプレゼントできたのであろうか。命の源である木々を荒れ地に植えて、未来を生きる全ての生きもの生存基盤をいつまでも続くようにと願った植樹祭でしたが、300名(スタッフ除く)のボランティアを迎えたスタッフたちの気持ちを紹介する。

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Photo_2  足尾・松木沢に植えられた幼木はこれから強い西北の風に耐えなければならないし、草との競争も始まる。風で根が動かないように、除草作業で幼木を伐らない目印として篠竹を大地に刺した。4千本の篠竹を用意したのは鎌田スタッフ。足尾に入らない日に、自宅近くの篠竹を一人で確保してくれた。 

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2  植樹祭の3日前、故・岸井理事長の奥様から「植樹祭が盛会でありますように」とメールが届いた。松村宗雄スタッフは「森ともの 松明かかげる 岸井かな」と詠った。松村さんは、「松明は季語でないと思いますが松明を消すことはできません」と語っていた。

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Photo_4  また、1ケ月前の4月、岸井さんと一緒に森びと設立に尽力した竹内巧アドバイザーも天空の森に旅たった。竹内さんが南相馬の「鎮魂復興市民植樹祭」にシロダモの苗木を提供したいと拾っておいたシロダモの実を、なんとか足尾で元気な幼木に育てたいと願い、松村さんは「白梻(しろだも)の 苗床のぞき 芽吹き待つ」と詠った。こんな気持ちを込めて、植樹祭の準備に汗を流した。

2_2  植樹祭では筍の汁がふるまわれた。300名分の筍を調達してくれたのが福原スタッフ。植樹祭本番の2日前、一人暮らしの実家のお母さんが骨折してしまった。本番では手伝えないとして、筍を灰汁を取り除いて植樹祭の朝、足尾ダムに届けてくれた。その後、息子を待つ新潟県の実家へ向かった福原さん。その他、色々な想いや願いをもって歓迎していたスタッフたち。

Photo_5  反面、荒地に一本でも多くの「木を植えようと現場に行ってみると、ほとんどの幼木か植えられていたので、何をすればよいのか迷った」という声もあった。もっと細やかな歓迎ができなかったことに反省している。(理事 髙橋佳夫)

2018年5月29日 (火)

夏の森作業へ移行する気持ちが整いました

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P5291535  森びと広場もスタッフの気持ちもスッキリした森作業の一日でした。天気は写真の通り、朝の気温は20度で無風でした。

P5291532  今日は春の森作業から夏の作業への気持ちを移行したい日でありました。9時に集合したスタッフ達8名の先着組は取水口からのホース交換作業とゴミ分別、後着組はゴミ運搬の準備を行いました。

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Photo_2  日光市のご厚意で市のゴミ処分場でゴミを受け取ってくれましたので、運搬組は片道約10㎞の距離を3往復してゴミを運び出しました。

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Photo_4  ホース交換組は、約200㍍の距離に敷いてあったビニールホースを新しく丈夫な塩ビのホースに交換しました。交換作業は手慣れたもので、午前中にはほぼ出来上がりました。

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Photo_6  昼食では、足尾町から買ってきた美味しいコロッケとメンチ、そして塚原さんからの頂もののフキの煮物と黒豆の煮豆を頂きました。食事は早めに澄まして、早速、午後の作業。ハウス内の片づけと太陽の陽に当っても劣化しにくいスチール製の道具置場をセットし、その道具をコンテナからハウスへ移し替えました。

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Photo_8  作業の最後はスタッフが見守る中で、撒水試験を行いました。15時半には予定していた作業が終了。小屋で夏の森作業の予定を打ち合わせて解散しました。本日のボランティアは、鎌田、松村健、岡安、橋倉、仁平、小川、福原、水落、福澤そして筆者でした。(報告 髙橋佳夫)

 

2018年5月28日 (月)

片づけ作業は次の森づくりへの大切なステップ

 昨日は、布沢集落支援から直で足尾「どくだみ荘」に泊。雨が降ってほしいと願っていましたが、雨は昼頃にパラパラと降っただけだった。

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P5281512  今日の作業は植樹祭会場に残っていたマルチング用の樹皮と籾殻を苗木の周りにまいた。

P5281516  フレコンバックに入った樹皮と籾殻の中ではミミズが一生懸命に樹皮を分解していた。そのミミズを狙っていたのか、まだ若い蛇が顔を出した。多分、シマヘビだろうと思ったが、仁平スタッフは腰が引けていた。

P5281521  この作業は午前中に終了。昼食はぶっかけうどんを作って食べた。久しぶりなので缶詰で出汁をとった汁は身体に浸み込んでいった。

P5281524  お茶を飲みながら布沢支援の話をしていると、キツネのペアーがやってきた。じゃれ合っているキツネを観ながら、のんびり昼休みをとった。

P5281529  午後は、ごみ処理の下準備、ブルーシート、フレコンバックを細かくカットしてまとめた。ビニールハウス内のゴミも整理したので、以外に時間がかかってしまつた。時計は17時を過ぎていたので「どくだみ荘」に戻った。今日の作業は仁平スタッフと筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2018年5月27日 (日)

福島県只見町布沢集落の「恵みの森」散策路に111段の階段を造りました

 日本人が初めて体験している少子高齢化社会、その縮図のひとつである限界集落の暮らし。この現実に向き合って、未来を生きる若者たちへ伝えたい森と生きる集落の知恵を学び、布沢集落の宝であるブナの森(「恵みの森」)散策路の整備を手伝った二日間。

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Photo_2  13時に「森林の分校ふざわ」集合。集落の刈屋さんと合流、道具類のチェックと散策路作業内容を伺って現場へ出発。「恵みの森」の下りコースの急斜面が滑って危ない、というので階段を造る作業を開始。

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Photo_4  材料は現地調達、縦杭と横杭を作り、初日は48段の階段を造った。ブナやミズナラの森は爽やかで、ハルゼミやウグイス、オオルリなどの鳴き声を聴きながらテキパキと作業ができた。

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Photo_8  朝、沖縄方面から飛来したアカショウビンの声で目が覚める。耳を澄ますと布沢川からはカジカガエルの鳴き声が聴こえてくる。静寂で薄い霧がかかった朝は凄く気持ちがいい。

Photo_9  朝食をしていると窓から見える外は陽が差して暑くなりそうだ。昨日の夕食では分校スタッフの手料理をご馳走になった。大塚さんからウドの皮のきんぴらが美味しいとの話があり、朝食にはそのきんぴらがでてきた。灰汁の加減もよく、評判が良かった。お世話になったスタッフの皆さんにお礼をして、二日目の作業現場に向かった。目標は100段の階段を造ろう、というので8時に出発した。

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Photo_14  現場では、それぞれの道具を活かして、各自の持ち場で作業をスムースに行うことができた。ハンマーの柄が壊れてしまったので、大塚さんが現地調達の枝で柄を作った。それがとても調子が良く、11時過ぎには、111段の階段を造ることができた。

111  昼食はバーベキュー、奥様が作ってくれたオニギリとお新香、そしてワラビのお浸しを肴に、冷たいビールで渇いたのどを潤した。昼食を食べながら、豊かなブナの森で暮らした木地職人の話を伺った。集落民の森と生きる智慧には驚くばかりだった。刈屋さん、奥様ご馳走様でした。刈屋さんご夫妻との再会を約束して13時過ぎ、帰路に着いた。(報告 高橋佳夫)

2018年5月25日 (金)

ニセアカシヤの白い花の香りが漂う足尾・松木沢

Photo  足尾町ダム周辺はニセアカシヤの花で一面白くなっています。風が吹くと甘い香りが匂う。

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Epson024  春季植樹祭から一週間後の苗木たちは、松木川上流から吹く風に揺れている。植樹祭会場の「民集の杜」を観察していると、ウグイスが警戒して声を張り上げているが、何とも言えない穏やかな空気の流れを感じる。

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Photo_3 “本気でやるならもっとも困難な地で森づくりをやろう!”と宮脇昭先生とチャレンジした14年前。沢山の“森とも”と汗を流しながら自然と向き合ってきた私たち。その地で育った木々たちを観た宮脇先生。昨日、先生からお礼の留守電が入っていた。この森はきっと100年先も生き続け、地球温暖化に少しでもブレーキをかけてくれることを期待する。 

Photo_6  天空の森へ旅立った亡き岸井理事長の「政治、自然環境そして市民運動をこれ以上劣化させない」という“希望の松明”の炎を絶やさないように誓った私たち。明日は、少子高齢化社会の縮図となる只見町布沢集落の皆さんと、森の土留め柵を強化する作業を手伝う。(理事 高橋佳夫)

「足尾の緑をふやしましょー!」の掛け声で植樹をスタート。“いのちの森”に生長した桐生ローターアクトの森づくり

 5月20日(日)、8回目となる桐生ロータアクトクラブのみなさん90名が参加し、ブナやヤマザクラ、ミズナラなど20種、1,150本の体験植樹が行われました。天空から足尾の森を見守る岸井理事長の計らいか、快晴の下での森づくりとなりました。

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  植樹に先立ち、足尾ダム下にある「環境学習センター」で講話が行われ、当委員会東京事務所・清水副所長から、足尾銅山の歴史や、植林活動による森の再生によって足尾に暮らす生き物たちの“いのちの森”に生長していることが紹介されました。

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 講話には、初めて参加する「未来創世塾」の児童や高校生、群馬大学の留学生約60名が参加し、私たち人間が生きていく上で欠かせない「酸素」や「食料」を供給してくれる“大切な友だち”である森をみんなでつくるろうと呼びかけられました。

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  昼食後、バスで「民集の杜」に移動。植樹地に到着後、松井理事より歓迎のあいさつがされました。

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桐生ローターアクトクラブ・清水さんの「足尾の緑を増やしましょー」の掛け声で植樹をスタートしました。

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植樹指導はインストラクターの橋倉スタッフが行いました。「植樹する土には、森びとスタッフが事前に黒土や腐葉土・もみ殻を混ぜ込んであるので、丁寧に穴を掘り、ポット苗が少しかぶるくらいの土をかぶせ、苗の縁を優しく押さえてください」と、苗が呼吸できるように苗を植えることを指導しました。松木沢は川風が強く、「苗木が振られないように篠竹を立て、麻紐で苗を固定し、最後は、乾燥防止や後の栄養となるマルチングまでやりきりましょう」と松木の大地に1,150本のいのちを植える「いのちの森づくり」を開始しました。 

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 植樹をはじめると、ポットの中から小さなミミズが登場。栄養豊かな土を作ってくれる大切な友だちだよと話し、土の中にもぐらせてくれました。

 群馬大学のフランス人男性は、公的機関の活動ではなくボランティアで足尾の緑化活動していることを知ると「すばらしい仕事だ」と感想を述べてくれました。高校生のみなさんや「未来創世塾」の児童と家族のみなさんも、協力し合い楽しく苗木を植えてくれました。 

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気温も高くなり熱中症予防のために休憩を取りながら植樹を行いました。休憩後、橋倉スタッフから「残り126本!一人2本、最後まで植えきりましょう」と声がかけられ、あっという間に植えきることができました。

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マルチングは、1年寝かせた樹皮です。一列に並びバケツリレーで苗木の根元に“ふとん”を掛けてくれました。

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 植樹終了後の閉会式では、参加者を代表して「未来創世塾」の女児より、「はじめて木を植えました。木を増やすことが出来てうれしかったです。また参加して緑を増やして行きたいです。今日はありがとうございました。」と感謝の言葉が述べられました。 

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 そして、群馬ローターアクトクラブ代表の松崎真祐さんより、前日に開催されたローターアクトのチャリティーで集まった浄財を、「森づくりに活用してください」とカンパをしてくれました。腐葉土など森づくりに使わせていただきます。群馬市民のみなさんありがとうございました。 

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 今日植えた木々は、この足尾の地で100年、1000年生きることを願い体験植樹を終了しました。参加されたみなさんの“山と心に木を植える”ことができた森づくりでした。

 桐生ローターアクトクラブの民集の杜での植樹は2014年から行われました。民集の杜東ゲートから林道に入ると、1年ごとの木々の生長を見ることができます。3年間は苗木が草に負けないように草抜き・育樹作業が必要です。 

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【2018年、今回の植樹地の様子】

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【2017年の植樹地の様子】

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【2016年の植樹地。鎌田さんの肩まで生長しました。】

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【2015年の植樹地の様子。加賀さんの背を越しました。】

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【2014年の植樹地の様子。小黒さんの身長の2倍ほどに生長しています。】

ローターアクトクラブのみなさん、木々の生長を見に来ませんか。森の中に入り、風の音、森の匂い、鳥のさえずり、セミの声、五感で感じられることがたくさんありますよ。一緒に森と心を育てましょう。

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  植樹のサポートは、松井理事、鎌田さん、橋倉さん、加賀さん、東城さん、弘永さんそして、筆者の清水でした。

2018年5月22日 (火)

植樹祭にご協力いただいた皆様に感謝しながら、後片付けをしました。

本日5月22日午前9時、足尾松木の里は快晴、気温は19℃。実に気持ちがいい日です。今日の作業は、仮設トイレの撤去、足尾町から借りたテント11張りを返却します。早速、福田スタッフが借りてきた2トントラックと松村健さんの軽トラに積み込みを行いました。

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Cimg7598 積み込んだテントは、帰途に着く時に町に返すこととなり、午前中は19日の植樹祭地Aブロックと20日に行った「桐生ローターアクト」が植樹したエリアのマルチングの補修を行いました。

Cimg7622 特に群馬出身の両松村さんは桐生ローターアクトの植樹地を心を込めて補修をしていました。

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Cimg7642 午前の作業を終え、昼食では今日も塚原さんの差し入れてが届いていました。きんぴらゴボウと甘く煮た高野豆腐の味は絶品でした。いつもありがとうございます。

Cimg7645 昼食後、臼沢の森を見上げると色々な色の新緑のみどり色が鮮やかです。目に優しく心が洗われるような気がします。そろそろテントの返却に出発しようとしていると、キツネが見送りに来てくれました。

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Cimg7650 足尾小学校の隣にある町の倉庫にテントを返却していると、「お疲れ様です。森びとのブログを見ました。岸井さんが亡くなられて残念です。私は岸井さんの大ファンなんです」と声をかけてきたのは、先日テントを借りに来た時もお会いした女性でした。何とこの方は足尾小学校の校長先生だったのです。早速、記念写真を撮り、「今度は松木の『みちくさ』に遊びに来てください」とお誘いしました。清水校長先生、冷たいウーロン茶の差し入れもいただきましてありがとうございました。

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Cimg7655 少し早めですが今日の作業はここまでです。スタッフの皆さま、お疲れさまでした。今日のスタッフは、松村宗さん、松村健さん、橋倉さん、福田哲さん、福原さんそして筆者、加賀でした。

2018年5月21日 (月)

亡き岸井理事長の願いを胸に、宮脇先生と300名の“森とも”と一緒に、山と心に木を植えました

 5月19日、栃木県日光市足尾町松木沢は雨が心配されましたが、参加される“森とも”の皆さんの未来のいのちを育む木々を植えたい情熱を受けて、快晴に恵まれました。

 今回の植樹祭は、➀植樹祭はしばらく休養していく、②“森とも”の皆さんと、希望の松明を掲げて天空の森へと旅立つ岸井理事長を見送る③最高顧問である宮脇昭先生にいのちを育む森が成長している姿を見ていただく④地球温暖化にブレーキをかけるために、昼食は地産地消の食材で食器などはレンタルにして、大量生産大量消費型の暮らしを見直すきっかけとしてもらいたいというコンセプトのもと、開催をしました。

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 8時に集合した森びと関係者と森びとインストラクターは、北は北海道・南は沖縄から集まる300名以上の皆さんを万全の体制で受け入れるために打ち合わせをしました。

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 9時過ぎから参加者の受付を開始し、参加者の皆さんは植樹会場の「民集の杜」へと向かっていただきました。2つのブロックに分かれた皆さんは、森びとインストラクターから植樹のアドバイスを受けて、20種類3,550本の苗木にいのちを吹き込んでくれました。

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Ms  穴を掘り、ビニールポットから苗木を丁寧に外し、「大きく成長してほしい」と願いを込めて、丁寧に植えていただき、笹竹を支柱にして根が動かないように紐で結びました。乾燥防止・下草の成長抑制・苗木の栄養等になるマルチングは杉の樹皮と籾殻をバケツリレーして行いました。

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Cid_8f35a83194be42a19ee9ee9d033cca3  植樹後は、若葉の輝きやウグイスなどの鳥の囀りなどを五感で2014年~16年に植樹をした苗木の生長を感じていただきました。

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  昼食は、済賀東京事務所事務長を中心としたチームが心を込めて作ってくれた地元のタケノコを使った汁と、白玉ぜんざいを食べて、「森ともの集い」がスタートしました。今回の「トーク&トーク」では、少子高齢化社会と地球温暖化対策、若者たちと地球温暖化、そして市民の暮らしと地球温暖化についてをテーマとして話をしました。

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 宮脇先生からは力強いメッセージをいただき、未来のいのちを育む木々を育てる歩みを止めてはいけないと、強く感じました。

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 最後に、全員で記念撮影を撮り、帰路につきました。事故や怪我もなく「第37回「足尾・ふるさとの森づくり」を森びと関係者と参加者の皆さんで大成功させていただきました。参加者の皆さん、本当にありがとうございました。また、1月よりこの日のために準備をして下さったスタッフの皆さん、お疲れ様でした。(報告:事務局・小林敬)

2018年5月17日 (木)

250名の“森とも”を迎える準備がほぼ出来上がりました

 朝からハルゼミが鳴き、少し強い西風が吹く足尾・松木沢。植林に関する植樹祭準備は本日でほぼ90%が終わりました。

Photo  「どくだみ荘」泊の二人は8時から作業開始、9時に全員集合して打合せ。本番の天気予報は曇り時々雨ということなので「森ともの集い」用のテントを組み立てと衰弱しそうな苗木に水をたっぷりやりました。

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Photo_4  他のメンバーは簡易トイレのカーテン付けと植林後の手洗い場設置、さらには道具や用具を現場へ運び込むなどを行いました。

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Photo_6  気温は昨日よりは低い感じでしたが、湿度が高い分、水分補給を充分行いながら本番にそなえました。

Photo_7  明日の作業を確認して、今日は16時頃に作業終了しました。本日の作業は、鎌田、加賀、東城、仁平、高橋俊夫そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

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