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2017年6月28日 (水)

笑顔と涼風の加勢ではかどった森作業

昨日(27日)、9時の森びと広場の気温は20℃。「足尾ジャンダルム」を見上げると霧がたちこめ、中倉山の8合目から上も深い霧に覆われていました。

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 昨日は、シルバー大学宇都宮中央校OBで結成する「35げんき会」6名と私たち7名による森作業でした。早速、コーヒーを飲みながら本日の作業を打ち合わせ、1班はスタッフによる「民集の杜」の草抜き作業、2班は「35げんき会」が中心となったコナラのポット苗の草取りとしました。

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 ポットの草取り班は、補充する用土を作るために黒土・培養土・赤玉大粒をスコップで何回も混ぜ合わせ、ポット内の保水効果と通気性を保ための用土をつくるための大切なことで真剣にやってもらいました。

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 草抜き作業では、時事ネタや「35げんき会」で取り組んできた事の失敗談などの話で、時間が経つのも早く感じました。

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 少々遅くなった昼食タイム。「げんき会」のご婦人から野菜ステック、トマトシロップ漬け、ふきの煮物、メロンの差入れを頂き、橋倉スタッフ自慢の味噌汁と共に、昼食タイムは豪華に盛り上げることができました。

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「げんき会」の3名は松木沢に初めての訪問、皆さんからは、「植林などもっと大変な仕事をするのかと思っていた」「みんなでやっているので楽しかった」「木を植えることを他人事の様に感じていた」などの感想をいただきました。

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 午後は、「民集の杜」を散策して、植樹して1年目、2年目、3年目の成長過程と人間の手による草抜きの大切さと、更に篠竹を使った植樹方法で苗木の活着率を高めることを観察しました。

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 スタッフ班は手慣れた作業で一気に草抜きを終わすことが出来ました。「民集の杜」の草抜きは、残すところ、2014年会場と桐生ロータリークラブが行った会場だけとなりました。作業後のミーティングでは、直近の草抜き場所を、今年植えた臼沢にしようと話し合い、また24日に「松木の杜」で見た鹿の追い出し行動日は、改めて体制を創ることにしました。

本日のボランティアは、シルバー大学の皆さん、松村(宗)、松村(健)、柳沢、橋倉、小川、福澤、福田でした。(報告 福田哲男)

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