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2016年12月20日 (火)

山の神と森ともに感謝しながら、師走の森作業!

 今年もあと10日ほどで新しい年を迎えます。この1年、多くの森ともの皆さんに支えられ、大過なく森づくりの作業をすることが出来ました。ありがとうございました。足尾の山々に住む山の神様にも感謝です。

Photo  今日の松木沢は朝9時で気温2度。無風で快晴です。寒さが緩んで、とても温かな一日でした。

作業小屋のストーブも、煙突掃除をしてあげたのでご機嫌に煙をはきだしています。

Photo_2  今日の森作業は、動物の食害チェックとビニールハウス内のポット苗への水やりです。

そこに、臨時の作業が飛び込んできました。16日に伐採した柳沢家の青竹の油抜きです。

 それぞれ「初体験」の作業だったので、試行錯誤を繰り返しながらも数本の油抜きを完了しました。

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Photo_6  この竹を何に使うのでしょうか?それは、しばらく秘密です。とても素敵なものに変身する予定です。楽しみにお待ちください。

 ただ、この青竹と一緒に運んできた竹笹が、足尾のシカ達のご馳走になっていました。「雲集亭」の後ろに積んでいた竹笹が、見事に食べられていました。竹の枝を使って、「ホウキ」を創ろうとの目論見に赤信号です。

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Photo_8  そんなことにもめげず、ポット苗への水やりと、松木の杜、新松木の杜、民集の杜の柵のチェックを二手に分かれ行いました。結果やはり、松木の杜で2か所が壊されていました。なぜ、ここばかりが鹿の侵入を許してしまっているのか?いささか疑問です。

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Photo_11  今日は、中倉山の山裾から、岩が崩れ落ちる轟音が一日中響いていました。凍った岩肌が、暖かさで緩み崩れていました。しかし足尾の冬の厳しさはこれからです。その厳しさを耐え抜いた木々達だけが、春を迎える喜びを感じる事が出来るのです。

 今日の森作業は、鎌田、松村(宗)、橋倉、小川の各スタッフでした。お疲れさまでした。                               (報告・橋倉)

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