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2016年12月の15件の記事

2016年12月10日 (土)

来年も多くの出会いを願っておもてなし、みちくさの大掃除終了

 西北の風が風花を運んできた足尾・松木沢。今日は、陽が差していましたが北風が吹くと体感温度はマイナスでは、と感じる一日でした。作業は、みちくさ(遊働楽舎)の大掃除をしました。

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 ホットコーヒーを飲みながら、松村さんが書いてきたエッセイをもとに話が弾み、気持ちを文に表す難しさ、読み手に分かってもらう文章が書きたいなあー、となった3人でした。

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 大掃除は窓ふきに徹しようと、窓に付いたペンキを徹底的に拭き取りました。「これでは鳥が体当たりしてしまう」、という言葉がでるほど綺麗な窓にしました。

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 昼は、松村スタッフがみそ汁を作ってくれました。自家製の味噌に里芋、大根、ネギを入れて、暖かいみそ汁をご馳走してくれました。久しぶりの自家製の味噌が幼い頃の暮らしをおもいだしてくれました。

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 午後は、舎の看板を新しい物と交換しました。その後は、ストーブの薪棚を整理しました。舎人(強者)たちですから、一言で作業がテキパキと進み、14時には大掃除が終わりました。

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 新年を迎える準備ができたので、本日は早めに帰路につきました。本日のボランティアは鎌田、松村、高橋でした。(報告 高橋佳夫)

2016年12月 8日 (木)

森づくり運動の継続・人間の責務を実感したイオン環境財団フォーラム

 昨日(7日)、森づくりで大きな支援をしてくださっている公益財団法人イオン環境財団が毎年実施しているみどり環境賞の2016年受賞者フォーラムに出席してきました。

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 渋谷にある国連大学の会場には約300名が集い、主催者の岡田卓也理事長の挨拶を拝聴し、授賞式の様子を鑑賞してきました。

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 休憩時間に放映された「AEON財団25年の歩み」では、森びとプロジェクトの植樹祭写真が紹介されました。その後、脱炭素経済と生物多様性 ~パリ協定とSDGsの狭間から考える~ と題してシンポジウムでは、参加者からの事前アンケート結果と受賞者3名のコメントがありました。アンケート結果による、環境問題と生物多様性の必要性、その狭間で自分自身のライフスタイルを変えることの難しさを感じました。

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 最後に、「人間が自然を守らないと自然は人間歩を守ってくれない」、という言葉を聞いて、足尾町、八幡平市そして南相馬市で行っている“山と心に木を植える”運動の継続と人間の責務の重さを実感することができました。(写真上3枚は受賞した3名・報告 済賀正文)

2016年12月 7日 (水)

風花舞う森びと広場では苗木たちの越冬準備が整いました

昨日の足尾・松木沢9時、森びと広場の気温は7℃。途中、足尾ダムから松木沢方面をみると、雪雲が松木川に沿って流れているようでした。今日は冷える日の森作業になるな、と覚悟しました。

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 作業小屋では早速、薪ストーブに火をつけ、コーヒーを飲みながらの作業の打ち合わせ。本日中にハウス内の草取りを終了させよう、とシラカシ苗ポットの草取りをはじめました。草取りは1時程で終わり、ハウス内の草取りを全て終了できました。

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 その後、鎌田さんはホースが凍結して破けないための水抜きを済ませ、劣化した防草シートが強風で飛ばされないように固定しました。

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 昼食を食べていると、トタン屋根にカツカツと固いものが当たる音がしました。沢山の雪が横殴りで降ってきました。

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 午後は、試験ビニールハウス内で、試験越冬の準備を行いました。外は冷えていましたが、ハウス内では椎茸が育ち、食べ頃になったので収穫しました。みんなで分け合い、美味しくいただくことにしました。

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 帰路につく頃の森びと広場の温度計は2℃を示していました。皆さん、寒い中の森作業お疲れ様でした。本日のボランテイアは、鎌田、橋倉、松村、福原、福田でした。(報告 福田哲男)

2016年12月 6日 (火)

第12回通常総会の招集を決めました

 12月に入り、2週間後は冬至です。本格的に雪が降る季節となりましたが、すでに日本海側、北海道では本格的に雪が降っています。東京都内の一部では落ち葉で遊ぶ親子、落ち葉で足を止めて何かを感じている様子が目立ちます。

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 当委員会は4日、第二回理事会を開催し、2017年度の事業計画案の骨子を審議しました。各理事から2017年の世界情勢の予測を述べていただき、政治・経済・自然環境が激変する時代に突入していくことを理事会は共有し、「文明の帰路はまったなし」の時代に“山と心に木を植える”運動の財産を社会に活かしていくことにしました。

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 第12回通常総会は2017年3月12日(日)、東京都内で招集することにしました。(報告・髙橋佳夫、理事会写真は事務局・塚崎将幸)

2016年12月 2日 (金)

やんばるの森と平和な暮らしを守り抜いている高江の市民に支援をお願いします

 東京でも黄金の葉の色が輝いている。暫くその輝きに見とれていると、心が落ち着く。郵便受けを開けると、9月の「心の森探訪inやんばるの森」でお世話になったNPO法人奥間川流域保護基金代表の伊波義安さんから、『ニュースレター』(11/11・64号)が届いていた。

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 それによると、毎週、沖縄北部の高江でやんばるの森を守っている伊波さんたちだが、森を破壊するヘリパッド工事が急ピッチで強行されている、という。

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 その現状を少し紹介すると、「(工事車両入口)N1ゲート前でオスプレイパッド建設に反対して座り込んでいる市民を数百人の機動隊が強制排除し、砂利を積んだ大型ダンプが11月1日までに1.700台搬入された。自衛隊ヘリまで使用して工事用重機を運搬し、工事を強行している。工事用道路やオスプレイパッド建設のために直径40㎝の大木を含む木が少なくとも4万本以上伐採された。オスプレイパッド建設地では、亜熱帯照葉樹林が皆伐され、赤土がむき出しの裸地に変貌し、見るも無残で、やりきれなさと悔しさ、怒りが込み上げてきた。オスプレイパッドが完成し、訓練が始まると200℃以上の排ガスや騒音、低周波音等でやんばるの森の生物は絶滅の危機に瀕し、人類の宝と言われているやんばるの森は壊滅的な打撃を受けるでしょう。高江の住民の生活環境も破壊され、県民の水ガメであるダムの汚染が懸念される。新たな基地の建設を止め、沖縄から全基地を撤去させ、沖縄を基地のない平和な島にして、次世代に継承するのは今に生きるたちの責務ではなかろうか」、と訴えている。

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 全国の“森とも”の皆さん、いのちの源である森と平和な暮らしを守っている高江の皆さんにご支援ください。上の写真は、先月、高江で伊波さんから話を聞く岸井成格理事長。(理事 髙橋佳夫)

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