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2016年11月14日 (月)

木々の生長と子供の成長を願い、臼沢の森に補植をしました。

 暦のうえでは立冬ですが、本日13日は青空が広がり、ぽかぽか陽気のもとでJREU高崎の皆さん29名が参加し「足尾ふるさとの森づくり」が開催されました。JREU高崎の皆さんが植樹を行うのは7回目となります。

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9時40分から開会式が行われ、茂木副委員長より、2005年からスタートした森づくりの意義や現在取り組んでいる南相馬市・森の防潮堤づくりに向けた苗づくりについて報告がされました。当委員会からは松井理事より歓迎のあいさつを行い、安全に植樹を行うため全員がヘルメットを着用し、植樹する苗木を持って臼沢の植樹会場に向かいました。

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 数年ぶりに足尾に来て臼沢の入口に立った参加者は木々の生長に驚いていました。落ち葉の積もった急斜面の木の階段を滑らないように一歩一歩登り、色づく葉を鑑賞しながら植樹会場に向かいました。

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 植樹会場に到着。植樹の指導を岡部インストラクターが実演し、植樹がスタートしました。小さな子供もおり、急斜面のため足を滑らせないこと、落石が発生したら大声で知らせることなど安全に注意しながら、一本一本苗木を植えました。臼沢の森には23名でブナ・トチノキ、モミジ、コナラ115本を植えました。

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 眼下に広がる臼沢の森や松木の杜の紅葉も楽しみながら、1時間ほどで苗木を植え、木々の生長を願いながら枯草でマルチングをしました。

 115本の苗木を全部植樹し、植樹会場を背景に全員で「植えたぞー!」と記念撮影を行い下山しました。

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 昼食後の閉会式で、参加者からは『栃木県出身で、学校で足尾の歴史は学んだが、初めて足尾に来た。ドングリのポット苗が山に植えられ、山を守っていることを見ることが出来た』小学生からは『社会の学習で足尾銅山の歴史を勉強している。現地に立って木を植えられてよかった』『2006年に息子と木を植えた。命を守ることの大切さを実感した。成人した息子に足尾の森の生長を伝えたい』と感想が述べられました。

 最後に、茂木副委員長から「植えて終わりではなく、草刈りなど育樹にも参加しよう」と継続した育樹活動への参加が呼びかけられ「足尾・ふるさとの森づくり」が終了しました。

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その後、スタッフはビニールハウス内のポットの除草と社務室横に単管パイプで作業場を設置しました。

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 本日のスタッフは、松井、清水、松村宗、岡部、小井土、松村健、柳沢、済賀、塚崎でした。

 スタッフの皆さん、お疲れさまでした。(報告・清水 卓)

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