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2016年10月26日 (水)

一世紀以上も生きている中倉山のブナを護る準備に着手

 今日は富士山が初冠雪でした。霜降から三日後、足尾松木沢は快晴、透きとおった青空の下では木々の葉が秋の薄化粧から秋祭り本番の濃い化粧になっていました。

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 足尾グランドキャニオン方面の青空、中倉山頂上の青空は宇宙ステーションまで届くようでした。

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 そして12年前から植えている臼沢の森の秋祭りは着々と本番を迎えているようです。森びと広場から見た臼沢、望遠で見た臼沢、そして中倉山から見下ろした臼沢と拡大した臼沢の森の秋化粧をご覧ください。

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 今日は、中倉山のブナを保存していくための最終的な調査を行いました。稜線上にあるブナの根を踏まないように、根の部分をルート変更しようと考えています。林野庁関東市森林管理局と日光森林管理署のアドバイスと支援を受けて、稜線の根の部分に杭とロープを張り、ルートを変更しようとしています。

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 根が露出していますので、踏まれないように枯れ木を置いてきました。

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 その調査は鎌田、小川両スタッフの案内で、大野理事、済賀東京事務所事務長、金原サポーターの5名で行いました。下山後は、日光森林管理署署長・浪岡さん次長を交えて、今後の話し合いをしました。

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 森びと広場では、筆者が来月行われる植樹祭用の苗を選別しました。

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 中倉山を調査した一行は、落葉広葉樹の秋祭りと初冠雪の富士山を見て、自然の秋の輝きの美しさに感動した、と言っていました。(報告 高橋佳夫)

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