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2016年10月の24件の記事

2016年10月23日 (日)

さぁ、本番を待つばかりです

 今日(22日)は、9時に植樹会場に到着し、昨日に続きプレ植樹を行い、1,000本の苗木を植えました。

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 お昼ご飯を食べていると、相馬農業高校農業クラブ主任顧問・藤原先生をはじめ生徒たちが激励に来てくれました。この時期は学校行事や大会が重なり、今回の植樹祭では市民サポーターとしての参加は出来ないけれども、20名以上の生徒で植樹祭に参加をしていくとのことです。

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 13時からは、市民サポーターの皆さんや「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の皆さん、そして森びとインストラクターを対象とした植樹リーダーの実習が行われました。横浜国立大学名誉教授の藤原一繪先生より植え方、マルチングの方法、縄の張り方を教わり、大きな声で2000名弱の参加者の植樹をサポートしていくことになりました。

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  実習後には、2013年10月6日に植樹をした鹿島区南右田の植樹会場を視察しました。まだ草刈りが終了していない箇所がありましたので、あらためて草刈りの企画し、実行することになりました。

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 18時からは、翌日の植樹祭成功に向けての夕食交流会を開催しました。

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 地元で苗木の管理・植樹祭会場の草刈りなどを積極的にになって下さっている「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の皆さん方にも参加をいただきました。

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  お忙しい中、南相馬市・桜井勝延市長にもお越しいただき、ご挨拶を頂戴いたしました。

Dsc_0094_4  また、イオン(株)相談役・林直樹さまにも5月の足尾での森づくり参加に引き続き、参加をいただきました。

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 明日の植樹祭への意気込みを森びとインストラクターと森びとスタッフから述べてもらいました。

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Dsc_0134  南相馬市・水井清光市議(左)とイオン(株)間島亜紀さんにもご出席いただきました。

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“第4回「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」を成功させるぞ!”とみんなで誓いました。

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2016年10月22日 (土)

準備は整い、植樹祭本番まで待ち遠しい!

 本日(21日)は第4回「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」前段作業の3日目。冷たい風が吹く中でしたが、昨日に続いてトレイに苗を配置する作業を行いました。2日目となると、みんな慣れた手つきで準備は順調に進んでいきました。

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 早い昼食をとった後は、プレ植樹を行いました。植樹リーダーから苗木の植え方や潜在自然植生種を密植・混植することを教わり、市民の方のいのちを守る森の防潮堤になるよう思いを込めて1本1本植えてきました。

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Dscf2628  今回、19日から23日まで、実行委員会事務局(市役所生活環境課)の許可をいただき、馬事公苑の宿泊所をお借りすることができました。私たちは2012年から南相馬市の進める復興計画の1つである「いのちを守る森の防潮堤づくり」を応援しており、実行委員会の副実行委員長として名を連ねていますので、今回馬事公苑を使用させていただきました。本当にありがとうございます。キッチンには調理道具が一式揃い、24人ほど宿泊することができます。19日から橋倉スタッフ、加賀スタッフ、「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の東城さん、昨日からは済賀東京事務所所長、今夜からは高橋副理事長、大野理事も合流してくれましたので、賑やかでもあり、さまざまなアイデアやアドバイスを出てきますので、このような場は非常に良いなと感じます。なお、市役所市民生活部・佐藤幸雄部長からお話を伺ったところ、この馬事公苑はかつて宮脇昭さん(横浜国立大学名誉教授、当会最高顧問)が指導して植樹を行った場所でもあるそうです。

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 食事時には、明日(22日)午後の横浜国立大学名誉教授・藤原一繪先生による実習、リーダーとして23日の植樹祭で各ブロックの参加者に植樹指導をする森びとインストラクターへの注意事項の洗い出し、ブロック分けの再編成などを議論しました。市内外から参加をされる2000人ほどの参加者の“心に木を植える”のかを森びとインストラクターと打ち合わせをし、23日に自信をもって臨めるようにしていきます。

 「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の渡部俊一さん、松林英夫さん、山田悦子さん、佐藤光枝さん、齋藤盛男さん、東城敏男さん、大変お疲れ様でした。

(事務局・小林敬)

2016年10月20日 (木)

順調に進む第4回「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」準備作業

 今日は、第4回「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」の前段準備作業の2日目でした。宿泊所では5時ごろから目覚めた先輩方が、辺りを散歩し、今日の作業を待ち遠しそうにされていました。

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 昨日に引き続き、晴天に恵まれて顔が陽に焼ける暑さでした。午前中は、大型トラックで運ばれてきた苗木を降ろし、その苗木を30あるブロックに配置しました。南相馬市議会議員・水井さんと鈴木さんが一緒に準備を手伝って下さいました。ありがとうございました。

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 また、JR東労組(JR東日本の労働組合)の仙台・千葉・東京の組合員の皆さん・家族・OBなどが育てて下さった苗木を運び入れてくれました。植樹祭で使用する苗木のうち、すでに南相馬市に嫁いでいた苗木と合わせて、12種類・4,280本を提供することになりました。

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 午後は、苗木を指示の通りにトレイの中に詰めました。スムーズに作業は進みましたので、16時に本日の作業を終えました。

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 その後、今回の植樹祭では使用しない苗木をJR東労組仙台・東京の皆さんに協力をいただいて、苗床に運び入れました。

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 そして、宿泊所では「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」応援隊の渡部代表からヒラメ・マグロ・カツオ・サンマの刺身とビールの差し入れをしていただきました。渡部代表からの“目配り・気配り・心配り”に感謝しながら、23日の植樹祭の成功をさせようと盃を交わしました。

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(事務局・小林敬)

2016年10月19日 (水)

第4回「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」の会場での準備が始まりました

 今日は、23日に開催をされる第4回「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」の準備作業でした。気温は20℃を超え、汗ばむほどの天気でした。協力者は、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊、鎮守の森プロジェクト、カリタスジャパン、原町地区連合と森びとの40名ほどでした。

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 作業は、植樹会場で使用するマルチング用の藁などを軽トラックに積んで30のブロックに運び、1つ約20kgある藁や移植ごて、竹ぼうきを人力で並べました。

 マウンドの上に立つと、海沿いにはコンクリートによる防潮堤、その手前が松が植えられ、さらにその手前に今回の植樹祭のマウンドがあります。今回植える2万本以上の苗木を植え、管理をしていくことによって、内陸で生活・仕事をする市民の方が、いつ来るかもしれない巨大な津波に対して、逃げる時間を稼ぐための緑の壁になるものになっていきます。

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 チームワークも良く、早く作業が終わりましたので、私たちは近くの津神社に行き、シロダモの実を拾いました。

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 津神社は植樹会場からは5分程度、苗木置場からは2分程度の場所にあり、平成30年度に開催されます全国植樹祭会場に近い場所です。

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Dscf2564  神社に足を踏み入れると、鮮やかな赤色の実をつけているシロダモを発見。橋倉さん、加賀さんそして地元の松林さんや岩橋さんまでも目を輝かせながら夢中で採取していました。応援隊でも今後採取をしていくことになりますが、岩橋さんから橋倉さんに「各地で育てて、また南相馬に持ってきて植樹をして欲しい」と採取したシロダモの実を託していました。 

(事務局・小林敬)

2016年10月18日 (火)

来年も元気な森を育てようと草抜きと苗調査

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 昨日(17日)は早朝から大きな雨粒が落ちていました。森作業を行う者にとっては、あいにくの雨ですが、樹木にとっては恵みの雨かもしれません。

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 森びと広場の9時の気温は12℃で、渓谷全体には薄暗くなっていました。雨カッパに着替えて、来年の育苗計画を練っていくために、苗木の種と本数を数えました。(報告 福田哲男)

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 15日の足尾森びと広場の気温は、9時で12℃、空は抜けるような青空でした。森びと広場の桜の紅葉と青空は、ダムゲート前の足尾の町並みからの青空が違うように感じました。

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 作業は、今年5月に植樹して頂いた民衆の杜の草抜きでした。人の腰の高さまでに成長した草を抜きました。

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 途中、宿探しをしていたカマキリに移動してもらいました。卵を産みやすい苗木に卵を産んでほしいと思いました。

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 Bブロックの苗木は草の息苦しさから開放され、太陽からのエネルギーを浴びて生き生きとしているように見えました。スタッツフの皆さんお疲れ様でした。15日のボランティアは松村宗、鎌田、岡安、仁平、済賀でした。(報告者 済賀正文)

組合員・家族の願いが宿った苗木を預かりました!

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 14日の足尾は秋晴れの天気で、気温も12度でした。気分も秋晴れの中での作業は、組合員の家庭や組合事務所、そして学校の校庭で育ててくれた苗木たちの引越しでした。

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 育ててくれたのはJREU八王子の皆さん。苗木の受け入れ準備をしていると、10時30分過ぎ、トラック2台に満載した苗木が届きました。運んでくれた皆さんに、済賀東京事務所事務長からお礼が延べられ、早速、新たな住まいに並べました。

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 コナラ、クヌギ、モミジなど2.841本の元気な苗は、すでに秋化粧をはじめた苗たちの仲間入りをしました。運んでくれた組合員の皆さんは、「水をやってから八王子に戻ろう!」、声をかけ、たっぷりと撒水してくれました。受け入れた私達も大事に育てていかなければと、改めて心に誓いました。JREU八王子の皆さん!ありがとうございました。

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 この日は、設備管理チームキャプテンの柳沢スタッフも急遽足尾入り。壊れた「みちくさ」入り口の交換が発生したためでした。女性更衣室作りも床を張れば完成となりました。「手持ちの材料で創り上げたい」という思いの更衣室が間もなく完成です。

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 その後は、春に完成した3棟のビニールハウスに生えている青々とした草にアタックしました。思わず腰の引けそうな状況になるほどでしたが、果敢に草取りにアタックしました。このハウスでは、常緑樹の冬越しの実験を行います。昨年は「もみ殻」を敷き詰めた越冬対策で、良好な結果が出ました。今回の新たな試みに興味津々です。

 14日の作業は、JREU八王子の皆さん、斎賀、柳沢、橋倉でした。皆さん!本当にお疲れさまでした。(報告 橋倉喜一)

2016年10月12日 (水)

初冬の駆け足を想いうかべて森作業

 昨日の朝(11日)、足尾・松木沢に向かうカーラジオから、「この秋一番の冷え込みです」と、気象予報士が伝えていました。足尾に着いて、山並みを見ると濃い霧が立ちこめていました。

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 9時の気温は12℃、中倉山の8合目上は雲に覆われていました。小川スタッフは、「清滝は6℃だったよ」、と話され、冬がすぐそばまで来ている様でした。

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  昨日の森作業は、越冬のためにビニールハウス内に移動した、「タブノキ」、「ヤブツバキ」等のポット苗に撒水を行いました。鎌田スタッフからは、「週2日は撒水が必要だ」と、自宅での経験が言われました。その後は、一昨日に続き、「民集の杜」の草抜きを行いました。  

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 昼食休憩では、12月に土留柵材の竹を採取する話題で話が盛り上がり、松村スタッフからは「伐採は12月の新月前に行うことが大切だ」と語られました。

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 松村さんが自宅付近で採取してくれた「シロダモ」の実生を持ってきてくれましたので、早速、トロ箱に植えました。皆さん、お疲れ様でした。本日のボランテイアは、鎌田、松村、橋倉、福原、小川、福田でした。(報告 福田哲男)

 

2016年10月 9日 (日)

南相馬市・いのちを守る森の防潮堤の草刈りボランティア

「広報みなみそうま10月号」に掲載された草刈りボランティアには、60名(10月8日実施)が集ってくれました。場所は2013年10月6日に行われた第1回植樹祭会場の鹿島区の南右田で、植樹後3年経過した森です。会場付近の海沿いは、大型クレーンによって復興工事が加速されています。その付近に集ってくれたのは、南相馬市、原町地区連合、NPOあさがお、そして私たち応援隊でした。

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 森作業開始前、応援隊菅野副代表からの感謝の挨拶があり、草刈りは9時からスタートしました。

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 今にも雨が降りそうなどんよりした天気でしたが、伸びきった草と格闘しつつ、草を刈った後にはタブノキ180本を補植しました。

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 参加者からは、「苗木もよく活着しており、さくらの木やタブノキ等も背丈ほどあり元気で頼もしい」、との意見をいただきました。

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 植樹祭が毎年重ねられることによって、草刈りや草抜きそして補植などの育樹活動が増えてきます。育樹活動のすそ野を広げ、楽しく元気に、“いのちを守る森の防潮堤づくり”を頑張っていくことを参加者で誓い合い、散会しました。全国の皆さん、23日に開催される「第4回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」でお会いしましょう。(応援隊事務局・東城敏男)

 

日毎に秋化粧を濃くしている足尾松木沢の草木たち

 今日の足尾松木沢の午前中は西からの強風が吹き荒れました。草木は日ごとに秋色に化粧しているようです。チカラシバの穂も濃い紫色からこげ茶色に変化してきました。

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 今日の作業は、更衣室にカーテンを取り付けてくれた仁平さん。

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 筆者は「森びと看板」伝言板にアクリル板を取り付けました。

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 昼過ぎは、今年植えた民集の杜Aブロックの草抜きをしました。筆者の身長程の草を抜き、抜いた草を地表に置いていると、その様子は厳冬を迎える苗木の地表に布団を被せている様です。ラジオを聴きながら頑張りました。

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 少し腰をのばして周囲を見ると、草の化粧が昨日よりも濃くなっている様でした。

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 ラジオから流れたニュースでは、ハイチと米・フロリダを襲ったハリケーン「マシュー」による犠牲者と被害状況が流れていました。この自然の猛威は他人ごとではない、と思っています。犠牲となった多くの皆さんに心からお悔やみ申し上げます。また、被災した方々にお見舞い申し上げます。本日のボランティアは仁平(午前中)と筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2016年10月 8日 (土)

足尾の星空に輝く星の素晴しさを余韻に森作業!

 森びと広場は夜になると真っ暗です。明かりは月と星の輝きだけです。昨夜は、その星を観察して行こう、というプランを実現させるために星空を見ました。星が見えたのはほんのわずかな時間でした。

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 そこで、ロウソクの明かりも見てみることになり、簡単な紙袋にロウソクを入れてみました。その明かりが写真下です。静かな夜の草原に輝くロウソクの炎はいかがでしょうか。

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 今日は中倉山のブナ調査でしたが、天気が小雨と曇り、山頂は濃いガスがかかっていたので調査は中止しました。

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 作業は常緑樹の越冬準備(ビニールハウスへ移動)、今年植えた「民集の杜」の草取りをしました。民集の杜は写真(上)の通りで、腰まで伸びている草に覆われている苗木に越冬前の元気を与えました。

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 常緑樹は、南相馬市の植樹祭に提供する苗を分別し、他はハウスに移動しました。昨日の気温が3度でしたので、霜が降る前にハウスに苗を移動しました。本日のボランティアは、松村宗、仁平、小川、加賀、小黒、宮原でした。(報告 高橋佳夫)

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 ところでチカラシバが見せてくれている秋の装いは上の写真の通りです。

 

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