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2016年2月の17件の記事

2016年2月15日 (月)

早春の香りと旬の苦みに感謝し、明日はサクラに追肥

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Photo_2 実家から足尾に向かう途中、今市周辺に入ると吹雪いていました。足尾町でも雪なのかアー、と心配していましたが、雪は無くなっていました。森びと広場でも写真の通り、雪は殆んどありません。今日の天気は北西の風が強く、気温2度、雲の切れ目から青空が見えていました。

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Photo_4 実家(宇都宮市)ではフキノトウが顔を出していたので、早春の香りと旬の苦みをいただきました。庭では福寿草も花を咲かせていました。首都圏では春一番が吹いたので足尾も春気分、と思っていましたが春の訪れは暦の上でした。気持ちだけでも早春になって、明日から森作業を続けます。

P2142755 明日は、多くの花を咲かせてほしいと願って、ヤマザクラ等に追肥を行います。4月下旬には、森ともの皆さんと楽しい花見ができる楽しみを待っています。(理事 高橋佳夫)

2016年2月13日 (土)

地球を駆け巡れ、多文化の共存という新しい風

Photo 今日の天気は厚いコートを着て歩いていると汗が出るほどの暖かさでした。市ヶ谷駅から「JICA地球広場」までの数分間の道を歩き、汗をかきました。

Photo_6 新宿駅周辺の風は“春一番”らしい、と思いました。今日は、認定非営利活動法人アジアの新しい風主催の「新春交流会」に同席させていただきました。

Photo_2 今年は、留学生6名の女学生の日本語によるプレゼンテーションを拝聴しました。テーマは「私が見た日本人」で、タイ人とベトナム人から見た日本人観を語ってくれました。

Photo_3 皆さんは、色々な視点から日本人を見ていましたが、その心は「日本人の良い点を自国で活かしたい」ということでした。

Photo_4 地球上ではグローバルという風が吹きまとって、貧困の差が激しくなり、その影響もあって紛争やテロが起こり、尊い命が奪われています。

Photo_5 今日の交流会に参加して感じさせられたことは、学生たちの素直な「日本人観」を受け入れて、その文化を築いてきた自然と人間の長い歴史をも学んでほしい、ということでした。そして、多文化の共存を目指している“アジ風”が、多くの国々に届いてほしいと願いました。(理事 髙橋佳夫)

2016年2月 9日 (火)

照葉樹用のハウス内に棚を作り終えました

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Photo_2 3日に足尾入りしてから約一週間後、9時の森びと広場の気温は1℃、天気は写真の通りでした。青空と雪の鮮やかさが気分を最高にしてくれました。

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Photo_4 早速、ストーブを囲んでの作業打合せ。今日は一週間ぶりに苗木に撒水しました。前回の作業で雪に埋もれたホースを掘り起こしていたので、ホース内が溶けてタンクに水を溜めることができました。

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Photo_6 その後、下のハウス内に棚を作りました。屋根の高いハウスのために室内を二段にして、数多い苗木を育てたいと棚を作っています。

Photo_7 作業を終えて帰路に着く頃は雪が降ってきました。若い鹿が寂しそうでした。帰り支度をしていると3月から近くで堰堤工事をする会社の方が挨拶にみえました。互いに挨拶をして別れました。

Photo_8  鎌田、松村、小井土、橋倉スタッフの皆さん、本日はお疲れ様でした。(スタッフ 小川薫)

2016年2月 8日 (月)

北東北の今後10年間の森づくりがスタート!

Photo みちのく事務所が木を植えてから今年で10年を迎えました。その場所は岩手山(写真)の麓です。昨日の岩手山は、この麓に木を植えてくれてありがとう、というような姿をみせてくれました。

Photo_2 昨日は、みちのく事務所の森びらき。岸井成格理事長も出席し、10年間にわたって森を育てているみちのくの皆さんにお礼を述べ、これからも“山と心に木を植える運動”を地道に継続していきたい旨のあいさつをしてきました。

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Photo_4 会は、事務所のアドバイザーである『岩手日報』代表取締役社長・東根千万億さんの乾杯のご発声を受け、泉山所長の抱負やスタッフの皆さんの自然と命を大切にする思いを語り合い、出席者の懇親を深めてきました。

2_1 それにしても北朝鮮のミサイル発射の事実を岸井成格理事長の講演で聞くにつれ、人間はどうして生物社会と人間社会を人間の力(武力や技術など)で支配しようとするのか、と考えさせられました。

Photo_5 来月は、東日本大震災とフクシマ原発事故から5年です。私たちは人間の力(技術力)で自然を支配できないことを経験してきました。北朝鮮の農民と市民の暮らしをニュース等で見ますが、一部の人間の支配によって犠牲になっているのが農民、市民ですので、この事実を忘れてはならないと思います。5年前には、人間が努力すれば自然は私たちに加勢してくれることや、心ある人間は支え合い、助け合うことを経験してきました。この経験を思いだけでなく、私たちの大きな力にしていかなくてはいけない、と心に刻みました。(東京事務所 清水 卓)

2016年2月 7日 (日)

JREU仙台の皆さんが、南相馬市復興応援の苗木1.929本を届ける

P1020093 幼いころに乗ったデパート屋上のジェットコースターを感じさせる落差のある極端な異常気象は落ち着いているようですが、近ごろ頻発している地震のつながりが心配です。

P1020086 みちのく事務所は本日、今年の森びらきを開催し、岸井成格理事長から今後10年間の森づくりの提案を受けました(報告は明日)。

P1020077 東北の森づくりは動き出しました。本日、JR東労組仙台の組合員の皆さん31名は、南相馬市が進めている「鎮魂復興市民植樹祭」(3/27に開催予定)用の苗木を南相馬市雫地区苗木置き場に搬入してくれました。無償提供の苗木は、7種 1929本の照葉樹でした。

P1020090 市民応援隊の筆者と松林さんで皆さんを迎え、荷台から苗木を降ろし、樹種ごとに苗床に揃えて置きました。

P1020092 皆さんは、苗木置き場に来る前、昨年植樹した会場を見学し、寒い潮風に耐え抜いている苗木を見て、苗木から元気をもらっていました。JREU仙台の皆さんありがとうございました。(応援隊 岩橋 孝)

 

2016年2月 3日 (水)

「いつもの春よ来い!」と、豆をまきました

Cid_image001_jpg01d15eb2 仕事が終えて帰宅、暦の上では明日が春なので、「足尾にも今までの春が来てくれ!」と願って、少しの豆まきをしました。

Cid_image004_jpg01d15eb2 とは言っても足尾・森びと広場は25㎝の積雪があります。昨日は、鎌田、松村、岡安の3スタッフと筆者で森作業を行いました。

Cid_image002_jpg01d15eb2 朝9時の気温は-1℃、天気は快晴、早々にストーブに薪を入れ、暖を取りながら作業打合せをして作業開始。午前中は、今年の5月21日に予定されています植樹会場の測量を行いました。

Cid_image005_jpg01d15eb2 午後には柳澤スタッフが合流し、二手にわかれて作業をしました。筆者達は、民集の杜内の路の途中に橋を設置する計画ですので、その土台の整備をしました。他は、ビニールハウス内の苗木の散水を行いました。

Cid_image003_jpg01d15eb2 最後には、雪に埋もれたホース掘り出し、取水口のタンクの点検をしました。春には森ともの皆さんとお会いできることを楽しみにしています。(スタッフ 小川薫)

2016年2月 1日 (月)

米寿を迎えた宮脇昭先生から強い元気をいただきました

P2012716 暦の上では間もなく春です。大寒波の前は暖冬だしたから、各地から「フキノトウが芽を出した」、「レンゲソウの花が咲いた」等の話がラジオで流されました。先週、東武日光線で日光へ向かう途中、日光駅手前でも車窓から白梅が見えました。東京のあるキャンパスの紅白梅は写真の様に満開を過ぎたようです。

P2012714 植物の花を観ると胸がワクワクし、元気がでます。昨日は心に強い元気を宮脇昭先生から頂きました。昨日、在京の理事と事務局、そして森びと設立からお世話になっているJR東労組本部の皆さんと共に宮脇先生の米寿の祝いをしました。

P2012720 宮脇先生は現在、施設でリハビリをしています。新しい10年間の森づくり運動へスタートした年のはじめに、私たちは宮脇先生を訪ねました。

P1312659 宮脇先生は、リハビリの合間に書物を読み、岸井理事長のテレビ番組を観る等して情報を収集していました。先生と話をすると、昨日テレビ出演した岸井理事長に、甘利大臣問題の話をするなど、明晰さは衰えていませんでした。

P1312650 宮脇先生には誕生祝に“麦わら帽子”をプレゼントし、米寿を祝って先生が大好きなケーキを先生と一緒にいただきました。宮脇先生は、今年からリハビリを兼ねて“現場に行く”、と言っていました。写真を撮ろうとしましたら、宮脇先生から「拳を握って、やるぞ!」という檄を飛ばされました。

P1312701 今年は、人間が排出している二酸化炭素を吸収してくれる森つくりを意識して、命を育む森をつくっていきます。宮脇先生から強い元気を頂きました。(理事 高橋佳夫)

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