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2015年12月14日 (月)

作業小屋&みちくさに灯りがともりました

 12月に入り、日が暮れるのが一段と早くなり、作業小屋は中倉山が太陽を遮ってしまうため3時を過ぎると薄暗くなってしまいます。「灯りが付けられないか」と育樹・育苗活動をしている“森びとスタッフ”から要望が出され、LEDの電球を使い小屋の照明工事(配線)を行いました。

 

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本日13日(日)は午後から雨の予報だったので早めに作業を終わらそうと思いましたが、午前中から小雨が降り出しました。鎌田スタッフが応援に駆けつけてくれました。苗床を囲む金網の柱を活用して配線を引くため、作業しやすいように周りの整備をしてくれました。また、電気コードのみでは弱いので、サルにいたずらされても大丈夫なように鉄線を張り電気コードがたるまないようにしてくれました。

 

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作業小屋は、オイルランタンを活用。60WのLED電球がピタッと収まりました。作業小屋の入口で電気が付けられるようにスイッチも取り付けました。慣れない配線作業で、スイッチを入れるときはショートしないかとドキドキしましたが無事点灯。太陽光発電の自然にやさしい灯りがともりました。昼間でも煌々と輝いています。森びとスタッフ・森とものみなさん。作業が長引いても安心ですよ。

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電気コードの配線に時間が掛かり、遊働楽舎「みちくさ」の照明工事は3時過ぎになってしまいピッチを上げて工事をしました。中央テーブルの上にはランタンがあるので、カウンターの上に「ボール電球形のLEDランプ(60W形相当」を取り付けました。LED電球は消費電力7.4W、長寿命40000時間。消費電力の少なさと寿命の長さにビックリです。

 

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配線工事が終わる頃、外は暗くなってしまいました。どのくらい明るくなるか楽しみにしながら照明のスイッチを入れると、その明るさにまたビックリです。外に出て小屋の中を眺めてしまいました。明かりは人の心をホッとさせてくれます。

 

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パリで開催中のCOP21では、石油・石炭など化石燃料に依存しない社会を目指し、京都議定書依頼18年ぶりに地球温暖化対策の枠組みが合意されるようです。「産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑える」「できるだけ早く世界の温室効果ガス排出量を頭打ちにする」などを盛り込んだようです。排出された温室効果ガスを吸収する森が減少していることに対しても手を打たなければなりません。

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作業小屋と遊働楽舎「みちくさ」に自然エネルギーのエコな灯りがともりました。ストップ地球温暖化!森と生きる暮らしを考え、2016年も世界のみなさんと共に、山と心に木を植えていきましょう。

 

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(東京事務所 清水 卓)

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