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2015年4月の15件の記事

2015年4月14日 (火)

足尾・松木沢にも“春よー!来い~”

Photo 昨日の足尾は朝の気温が8度5分、曇り空の後は雨でした。暫くすると雨が雪になって中倉山周辺の山頂は白い雪に覆われました。

Photo_2 森作業は、腐葉土・培養度搬入2日目でした。柳澤スタッフは培養土を降ろすと、植樹祭会場を整備するためには欠かせない重機交換のためにトンボ返りしました。

Photo_3 昨日の森作業にはニューフェースの福田スタッフが参加してくれました。筆者と担当する「臼沢の森西」の下見をしました。鹿が3頭侵入していたので柵をチェックしました。  

Photo_4 仁平、鎌田、加賀スタッフは、動物たちからの被害と劣化を防ぐために培養土にシートをかけました。小川スタッフは植樹祭の準備に欠かせない軽トラのタイヤ交換をしてくれました。

Photo_5 午後は、ビニールハウス内でポット苗の草取りをしました。春が遥か遠い足尾の雨の中での森作業の心を癒してくれるのが早春の花です。松木の杜のコブシの花が灰色の雲の下で眩しい白色を見せてくれました。来週の26日は「春の感謝デー」ですが、森びと広場の桜が開花してくれると嬉しいです。 

Photo_6 統一地方選挙(前半戦)が終わりましたが、「史上最低の投票率など政治への関心が益々薄くなりつつあることが心配です。(写真:小川薫、報告:橋倉喜一)

2015年4月11日 (土)

昨年植えた苗木たちの生命力に元気をもらって森作業

2015_0410_151755dscn1028_640x480 昨日朝の松木沢は曇り空。9時の気温は7度もあり、中倉山も雪が解けすっかり春の装いでした。

2015_0410_102720dscn1016_640x480 昨日は、5月23日に行われる「植樹祭」で使う腐葉土、培養度の搬入第1日目でした。柳沢スタッフが運転する大型トラックを待ちながら、ビニールハウスのタブノキに撒水しましたす。足尾の厳しい冬を耐え抜いた小さな苗達を早春の陽に充ててやる日も間もなくです。

2015_0410_165744dscn1029_640x480 11時30分、[民集の杜]に第1便が到着です。トラックには1パレットに20リットル袋が100袋、40リットル袋では50袋が積まれていて、それが8パレット積まれていました。

2015_0410_171031dscn1034_640x480 今年は準備をするスタッフや植樹ボランティアが扱いやすいように、20リットルのハーフサイズが用意されました。

2015_0410_122032dscn1018_640x480 柳沢スタッフは、降ろし終えるとすぐに第2便の搬送為桐生に向かって行きました。私たちはその間、昨年の植樹場所を見て回りました。

2015_0410_145846dscn1020_640x512 小さな苗木達は、そのほとんどが元気に芽を膨らませていました。植樹の責任者として担当した2人はホッとすると同時にその生命力に感心をしました。

2015_0410_151646dscn1027_640x480 一番嬉しかったのは、レンギョウが黄色い花びらを沢山つけていたことでした。まだ丈が30~40センチ位ながら精いっぱい松木沢の春を主張していました。

2015_0410_151521dscn1026_640x480 あと数年経てば、[民集の杜]の縁取りを見事なまでに見せてくれると思います。昨日は日が暮れるまで作業でした。(スタッフ・橋倉喜一)

 

 

2015年4月10日 (金)

枝に積もった春雪が桜の花に見えました

Photo 東京近郊では木々の若葉が眩しいとのことですが、一作日の足尾・松木沢の気温は2度、雪が降っていました。ヤシャブシの枝に春雪が積もっている様子を遠くから見ていると、満開の桜の花のようでした。

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Photo_3 8日の森作業は鎌田、橋倉、小川そして筆者の4人で行いました。午前中は、今月下旬に予定している松木の杜の補植用の穴を掘り、目印用の篠竹をそこに刺しました。200本の穴を掘ることができました。

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Photo_5 午後は、雪解けによって土が浮き、転げ落ちた岩が柵を壊した民集の杜の柵を補強しました。壊れていた箇所は4ケ所もあり、中には柵を支えていたポールが折れていました。

Photo_6 冷え込んだ外での森作業では身体が冷えますので、昼食時のストーブと熱いお茶が何ともいえません。自然は色々な感動と人間の都合通りに進まないことを教えてくれた一日でした。(写真:小川薫、報告:加賀春吾)

2015年4月 8日 (水)

森に寄り添って生きる人間の義務を果たす年へ

P1017326 入学式の様子や新入社員らしき若者たちが目立つ新年度がスタートしました。

P1017334 東京事務所周辺の桜は花を落し、木々には黄緑色の若葉が増え、私たちの心を和ましてくれています。

Dsc01023 足尾・松木沢渓谷入口の「遊働楽舎」(愛称:みちくさ)も4日にオープンしました。11月までの土日祝祭日を担当する舎人の皆さんは8ケ月間の打ち合わせを行い、松木沢渓谷と旧松木村を訪れる皆さんとの楽しい出会いをお待ちしています。

20150408100525381_0003 南相馬市からは『つながっぺ南相馬』(発行:NPO法人つながっぺ南相馬)の創刊号の会報が送られてきました。

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20150408100525381_0002 これからは仮設住宅に住む皆さんとの交流を深め、心の復興にお役に立ちたいと願っています。

P1017329 来月は第34回足尾・ふるさとの森づくり(植樹祭23日)を開催します。既に、南相馬市民、沖縄県、北海道民など各地からボランティア参加が東京事務所に届いています。

P1017333 今年からは「地球温暖化を防ぐ森づくりとして、南相馬市民の復興事業を応援する苗づくり」を全国の森ともの皆さんと進めていきたいと願っています。森に寄り添って生きる人間の義務として楽しい森づくりをはじめましょう。(理事 高橋佳夫)

2015年4月 1日 (水)

人間の力と森の力を発揮する新年度の始まりです

P1017300 2015年度の“山と心に木を植える”事業がスタートしました。各地の桜は例年よりも早く開花していますが、六義園のシダレザクラは枝に黄緑色の若葉をひらいていました。

P1017298 今年度の事業は、森に寄り添って生きていかなければならない人間の力を発揮して、地球をこれ以上温めない私たちの義務を明確にしていきたいと考えています。

Dscf3816 温室効果ガス排出国二番目のアメリカは昨日、対05年比で温室効果ガスを26%~28%削減することを国連に提出したそうです。わが日本はその目標は未だ定まっていません。

20150331130822095_0002 各国の森は悲鳴をあげていますが、その森の力を発揮できるように森づくりと森を元気にする事業を今年度も地道に継続していきます。

Dsc02067 この事業を推進していく過程では、“自然環境と人間のいのちを大切にする心を育む”ことも忘れないようにします。

20150331130822095_0001 南相馬市の市民植樹祭に参加したHさんからメールが届きました。「我々の命は自然によって平等に生かされている。その自然は一部の国や地域や人間の為に壊されていいものではなく、皆に平等に与えられた恵みである。自然もやはり平等に分かち合わなくてはいけない、ということが頂いた“よつわり”のパンに込められていたことが分かりました」、と。

P1017302 全国の森ともの皆さん、未来のいのちの源泉たる森づくりへ、今年度も一緒に歩んでいきましょう。(理事 高橋佳夫)

 

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