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2014年12月28日 (日)

新たな10年の森づくりへ、志と情熱を振り返る・・その2

P4131880 2011年3.11から私たちは自然の猛威に驚き、フクシマ原発事故では放射能の恐ろしさと人間の愚かさを感じました。感じ取ったら直ぐに実行。私たちは災害の現地に立って、被災者と共に自然と向き合って生きていくこと、愚かな行為を再び繰り返さないために少しばかりのボランティアと話し合いを行ってきました。

P4241906 4月は岩手県、

P42419205月は宮城県、

2011_0522_150648dscf796716月は南相馬市の現地に立ちました。

P4131888 そこで感じ取ったのはあの地震と津波に耐え抜いた木々の力と人間の技術では自然を支配できないこと、ということでした。また、原発には頼ってはいけない、ということでした。そして、最高顧問・宮脇昭氏が提唱している瓦礫を活かしたいのちを守る森の防潮堤づくり応援でした。

P4241910 2012年、南相馬市の復興事業のひとつである瓦礫を活かした森の防潮堤づくり応援に着手。桜井勝延市長には足尾においで頂き、私たちの森づくりを体験していただくと同時に、森の防潮堤づくりに苗木3万本を南相馬市民に贈呈しました。(宮城県では桜が津波に流されず花を咲かせていました)

Pa222480 そして2013年10月、その苗木の一部を森の防潮堤に植林しました。この年からは、東日本旅客鉄道労働組合との協働事業で1年間に10万本の苗木を10年間で100万本提供することをはじめました。

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 この南相馬市民との森の防潮堤づくりは第二回目が来年3月に実施されます。来年からは本格的に市民が主役になろうと、市民の鎮魂復興市民植樹祭の「応援隊」(仮称)を呼びかけていますが、27日付の『福島民報』がそのことを報道してくれました。(理事 高橋佳夫)

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