« いつものようにカンザクラが咲きました | メイン | 人間社会は「世直し」が必要だ!? »

2014年11月14日 (金)

臼沢の森・食害防止柵をチェックそして補強

10 今日も青空でした。朝、8時半頃の足尾・松木沢の気温は5.5度でした。森びと広場から向かい側の中倉山を見ると、東に太陽、南に月が出ていました。清々しい朝でした。

11

12 今日の越冬森作業は最重要な食害防止でした。3組に分かれて、臼沢の森の柵をチェックしました。西の下部は仁平、橋倉スタッフ、西の上部は鎌田、星野スタッフ、そして東側は筆者が担当しました。

13 柵はどのようになっているのかと言えば、写真の通りです。少しの隙間を見つけて鹿はそれを大きくします。また、地上と柵の間が開いているとその部分を拡げます。さらにネットの場合はグラスウール紐を噛み切ります。

14 

15

16 それらを標高750m付近の東西の稜線を約1.000m付近まで登りながらチェックし、緊急に補強していきます。写真では作業しているところは見えにくいですが、頂上へ近づくと冷たい風が身体に浸みました。 

17 頂上では食害防止に使用している幹ガードが折れ、その通りに松の幹も曲がって生きていました。痛々しい姿でした。これも人間の仕業です。

18 900m付近からは足尾の街が見えます。

19

110

111 下山途中、森びと広場や鈍くなった秋色で染めている臼沢の森も見られました。

112 松木川河原では砂防ダムの補強工事が年度末まで行われていますが、超大型重機で作業していると河原が一気に道路になっています。暫くは松木川を渡れることができるので、今まで見えなかった松木川の風景が見られます。

 今日の昼食は、ケンチン汁にうどんを入れた湯麺を仁平さんと橋倉さんが作ってくれました。とても美味しく身体が温まりました。ありがとうございました。(理事 高橋佳夫)

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/33051859

臼沢の森・食害防止柵をチェックそして補強を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック