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2014年11月28日 (金)

原発回帰でなく、自然(森)と生きる時代へ:「感謝の集い」のメッセージ

Cimg1677 23日の感謝の集いには130名の皆様が出席してくれました。進行役は稲葉理事が担当、岸井理事長より10年間の感謝をこめた挨拶をした後、以下の方々から来賓のご挨拶をいただきました。

Dscf3549 林野庁長官・今井敏さんからは、国産材の利用拡大、CLT等の開発等をさらに進めていき、来る東京オリンピックでは国産材の利用を進める。皆さんの森づくりや啓発活動を通じて多面的機能を発揮する森の大切さを広く多くの市民に広げてほしい、とエールが送られました。

Bz1p5720 イオン株式会社相談役・林直樹さんは、ミャンマーでの植樹祭打合せから帰国した直後に出席してくれました。林さんからは、会社が進める世界規模の森づくりが紹介され、継続していくことの大切さが話され、これからも足尾の緑を育てる活動の継続を訴えられました。

Dscf3567 南相馬市市長・桜井勝延さんからは、今も避難生活を強いられている市民の気持ちが紹介され、お金だけでなく人間の本当の幸せを求めて、人の心に木を植える活動を一緒にすすめていく決意が述べられました。そして、来年3月29日に実施される「鎮魂復興市民植樹祭」を全国の皆さん達と進めていき、来るべき全国植樹祭を成功させよう、と訴えられました。

Dscf3568 (公財)瓦礫を活かす森の長城プロジェクト事務局長・新川眞さんからは、細川護煕理事長からのメッセージが紹介されました。細川さんからは、森づくりは長い年月と市民の継続した協力が不可欠、今後も皆様と一緒に活動できることを期待しています。また、原発ゼロを目指して、自然に学び、自然と共生できる社会へ力を合わせていこう、とエールが送られました。

Bz1p5734 最後の挨拶は参議院議員・田城郁さん。田城議員からは、国交委員会での防潮堤の議論が紹介され、国策としてもコンクリートだけの防潮堤でなく、福島県と南相馬市が進めている瓦礫を利用した森の防潮堤づくりを拡げていきたいと、と決意が述べられました。

Dscf3554 当会は、来賓の皆様から頂戴したエールを心に焼き付け、“山と心に木を植える”活動を地道に継続していきます。来賓の皆様、ご出席していただきありがとうございました。(理事 高橋佳夫)

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