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2014年8月27日 (水)

南相馬市・森の防潮堤は未来へ向って元気に育っていますよ

Dscf1583  昨日(26日)は、昨年10月6日に開催された南相馬市鎮魂復興市民植樹祭会場の草刈りを行いました。

Dscf1572  朝から雨が降っていましたが、蒸し暑くなりませんでしたのでほどほどの草刈り日和でした。現地に立ってくれた皆さんが驚いていたのは草の力強い生長でした。

Dscf1569 しっかりマルチングをしたので草だらけにはなっていませんでしたが、苗木の倍以上の元気な草が苗木と競争していました。

Dscf1575

Dscf1577 草刈りに集まってくれたのは、植樹祭用苗木を育てている地元森びと苗木スタッフの皆さん、農業委員の渡部俊一さん、著書『野馬追を生きる・南相馬を生きる』に登場している相馬野馬追で北郷侍大将を務められた菅野長八さん、市議会議員の水井清光さんそして市役所市民生活課の皆さん、森びと福島県ファンクラブの皆さん達でした。

Dscf1578 参加者の皆さんからは、「植えることも大事だが、管理することは大変。今後も多くの市民が関われるようにしてほしい」(菅野さん)、「雨でも草は育ってしまうので来なくてはならないので来ました」(佐藤さん)、

Dscf1580「海が見えることに不安を感じる。いち早く防潮堤を作ることに興味を持って参加できて嬉しい」(渡部さん)、「自然を守ることが国も守ることだ」(水井さん)、「人の作業が必要なところだと思った。震災も災害も人の手が必要だ。次からは職場や家族にも声をかけていく。」(館内さん)、という感想をいただきました。

Dscf1574 昨日は、森の防潮堤の約三分の二の草刈りをすることができました。残りの草取りは市役所と相談して進めていくことにしました。

100年先の未来を生きる市民のいのちを守る森の防潮堤には若木が元気に育っています。私たちは、大震災とフクシマ原発事故で暮らしの基盤を奪われた市民の皆さんと原発に頼らない森と生きる暮らしを求めたいと思います。市民の皆さん、雨の中、大変お疲れ様でした。

 取材に来てくれたか「福島民友」が翌日の新聞で草刈りを報道してくれました。(事務局長 小林 敬)

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