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2014年7月の17件の記事

2014年7月16日 (水)

平穏な真夏を迎えたいですね

P7153895 「おはようございます。足尾町赤倉の社宅(どくだみ荘)近くに熊が出没しました。気を付けてください」と言う電話が仁平スタッフからありました。松木沢周辺にも熊が出没していると、先日、紹介しましたが、豪雨と暑さに耐えられないのでしょうか。

Dscf1506 昨日は写真のように青空の下でビニールハウス設置、東屋の最終刻みそして20日の「中倉山登山」に向けた林道の整備を行いました。

P7133842 東屋は星野さんと仁平スタッフが柱と梁の刻みを終了させてくれました。後の作業は組立だけになりました。星野さん、仁平さんありがとうございました。

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P7153907 林道の整備では唐澤さんがスタッフの見習いとして手伝ってくれました。午後には、鎌田スタッフから刈り払い機の手ほどきを受け、松木の杜の草刈りをしてくれました。

P7133827 ビニールハウスは三棟目の基本骨格を完成させることができました。小井土スタッフ、橋倉スタッフ、小林事務局長お疲れ様でした。

P7153922 青空の下ではネジバナが淡いピンク色を輝かせ、足元では虫たちも忙しそうでした。ロシアでは先日、鶏の卵程のヒョウと雪が降った、とラジオニュースで報道していました。間もなく夏休みですが、平穏な真夏を迎えさせてやりたいですね。(理事 高橋佳夫)

2014年7月14日 (月)

猛暑に耐え抜き生きている若木に元気を届けました

Dscf1498 夏の森作業が始まりました。今日の天気は暑くもなく作業には良い日でした。しかし、湿度がありましたので何百段もの階段を登ってたどり着く場での草刈は身体全体に汗を流しながらの作業でした。

P7143873 今日は、JREUの組合員の皆さん11名が臼沢の森の一番上(標高1千m付近)の場で草刈りをしてくれました。

P7143870 今年は午後になると雨が毎日のように降り、日中は25度以上の気温になっているために、草も一気に生長していました。

P7143857 写真のように、若木の倍以上に草が伸びていました。

P7143893 今日の草刈は、人間と同じように猛暑に耐えながら草との競争で生きていく若木へ、爽やかな風を届けることができました。草刈りを終わって、そんなことを思っていると自然に疲れも取れ、自然と素敵な笑顔になりました。JREUの皆さん、ありがとうございました。(事務局 小林 敬)

2014年7月12日 (土)

「段取り」はとても大切な作業ですよ!

P7123794 14日から夏の森作業の始まりです。今回の杜作業は事務局がすべて企画・運営していきます。そんなわけで今日は、その段取りをしました。

P7123809 その前に、「民集の杜」を一周しました。すると熊が柵をよじ登って杜に侵入し、蟻なめをしたような気配がありました。

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P7123776 「民集の杜」看板にも爪の跡があり、その入り口の板も剥がされていました。

P7123796 午後には、東屋建築材の刻みを手伝いました。何事も安全に怪我なくすすめていくためには、「段取り」が大切な前段作業であることを改めて実感しました。(事務局 福澤 猛)

2014年7月10日 (木)

五感を研ぎ澄ませて気象の変化をつかんでください

Dsc09993 おはようございます。昨日の足尾森作業は、ビニールハウス3棟目の土台作りと東屋建築材の刻みを行いました。しかし、午後になると突然大雨が降り、作業は中止せざるを得ませんでした。

Dsc09991 台風の影響でしょうか、一昨日の夜は突然バチバチと雨が屋根をたたく音で目がさめました。今まで経験したことの無い雨音でびっくりしました。東屋作りも組立て柱と梁の刻み作業に入り、今月中には棟上げに入る予定です。雨や風の日の苗分け作業、自然環境学習の教室等に使われる東屋は、森びと広場の一角に間もなくオープンします。楽しみに!

Dsc09996 今日は嵐の前の静けさの間に、できるだけの作業をします。また、「どくだみ荘」東側の斜面ははげ山にニセアカシヤ等の肥料木を植えたところですので、これまでに経験のない豪雨がある度に雨水の流れなどを気にしています。皆さんも気象の変化に五感を働かせて十分に注意してください。(タッフ 仁平範義)

 

2014年7月 9日 (水)

仙台市荒浜の防潮堤の木々は元気ですよ

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20140704_2 台風8号が猛威を振るっています。これから関東地方から東北に向かってくるようですが、被害に遭わないように注意しましょう。私たちは、林野庁がすすめている海岸防災林再生プロジェクトを応援していますが、昨年、私たちは仙台市若林区荒浜地区に植樹をしました。植えた苗木たちは写真の通りです。今月4日、森びと宮城県ファンクラブは現地を見てきました。(荒川代表夫妻)

20140704_3 防砂のために植えたアキグミがこの役割を発揮していましたし、心配していたタブノキも新しい芽をだして砂地と潮風に耐え抜いているようでした。

Photo 今年は名取市に植樹予定でしたが食事湯会場の水はけ悪いので、仙台森林管理署にお願いして水はけ対策をしていただきました。

20140704_4 豪雨があると排水は十分とは言えないようですが、秋に植樹ができるように、仙台森林管理署からアドバイスをいただき植樹の準備をすすめたいと思っています。(宮城県FC 荒川浩二)

2014年7月 4日 (金)

もうすく七夕!大きな短冊を南相馬市に飾りました

P1010674 間もなく七夕を迎えますが、三年前の東日本大震災とフクシマ原発事故で被災した皆さんは、一刻も早くもとの暮らしに戻りたいと短冊に書いて願うことでしょう。

P1010631 森びと福島県ファンクラブは6月29日、その願いのひとつである南相馬市のいのちを守る森の防潮堤づくりの願いを短冊でなく、大きな看板に願いを描きました。

P1010630 大きな短冊(看板)の設置にあたり地権者の青田義雄さん、相馬農業高等学校農業クラブの皆さんから協力していただきました。相馬農業高等学校農業クラブの皆さんには、看板のデザインから色塗りまでやっていただきました。絵(上)には、南相馬市の若者たちの想いが込められています。

P1010662 設置には南相馬市育苗サポーターが集まり、高さ3m幅3.6mの短冊(看板)を設置しました。   

P1010665 私たちの願いは、安全・安心な原発に頼らない森と生きる暮らしができることです。青田さん、相馬農高の生徒の皆さん、そしてスタッフの皆さんありがとうございました。(事務局 岩橋 孝)

2014年7月 2日 (水)

森に寄り添って育まれる私たちの“いのち”

P7018079 アサギマダラという蝶をご存知ですか。何と、この蝶は2千キロ以上も移動して遺伝子を守っているそうです。その蝶が多分、上下の写真ではないかと思います。こんな小さな身体で、沖縄地方から足尾・松木沢、そして筆者の森にもやってきます。世界には南米から北米間を移動する蝶もいますが、私たちは何らかの形でこの蝶にも助けられているのでしょう。

P7017981 驚くような自然界のパワーが私たちのまわりにはまだまた存在しています。

Photo 森に寄り添って生きていくためにも、“山と心に木を植えて”いく作業を森びとスタッフは行っています。

275 この大きな石には参りました。 昨日は、雨が降っても育苗作業ができる場、自然環境を学ぶ場そして交流の場としての東屋建設作業をしました。(報告 スタッフ・小川薫)

Photo_2 昨日は忘れられない日になってしまいました。これからは関連法案が議論されるようですが、大人達のいのちを守るための本気度が試されられますね。(理事 高橋佳夫)

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