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2014年5月27日 (火)

いのちの源(森)の基盤が足尾・松木村跡地に育つ

2014052303 去る23日、足尾町松木村跡地の北斜面に位置する臼沢に植樹してから10年目を迎える森で観察会を行いました。観察会の趣旨は、小さな森に育った10年目の森を観ていただき、各分野の皆さんから感想や意見を述べて頂戴して、今後の森づくりへ活かしていくことでした。

P5232932 当日の案内人は、宮脇昭先生と矢ケ崎朋樹環境学博士にお願いしました。森の入口前で宮脇昭先生は、りっぱに育ったコナラ、ミズナラ、コナラを前にして「ここまでうまくいくとは思わなかった」と言われました。

2014052304 その後、矢ケ崎博士により森を登り、2005年から2009年の森を観察していただきました。

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P5232954 約2時間後は、稲葉理事の司会で意見交換会が行われました。感想や意見では、「木がのびのびしている」、「すばらしい森になっている」、「宮脇方式の密植・混植は私達の植え方と違うがとても参考になった」、「当時、治山事業者であったからこの地はよく知っている。密植は参考になった」、また、旧松木村村民の子孫である星野さんからは、涙ながらに感謝の意を述べてくれました。

Dsc02267 意見交換会の最後に、大野理事より、貴重なご意見をいただいたことへのお礼と今後の森づくりへの意欲を述べて、観察会を閉会しました。

20140526094054772_0001 林野庁、環境省、栃木県、日光市、連合栃木、栃木県造園建設業協会、そして足尾町住民の皆さん、貴重なご意見ありがとうございました。(事務局・宮原哲也)




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