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2014年3月19日 (水)

暮らしや社会の仕組みや制度を根本的に変える時代?

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 昨日は、首都圏に春一番が吹き、四国では桜の開花宣言がありました。アメリカと日本の大雪や日本海での深海に棲むイカやサメが網にかかるなど、自然環境の変動に心配でしたが春は確実に訪れているようです。春一番が吹く、桜の開花宣言を聞くとホッと!しますね。東京事務所に向かう途中の花壇にも鮮やかな花が咲き始めました。

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 21日の第9回通常総会ではそんな「ホッとする気持ち」を与えてくれる植物たちに感謝し、10年後の2025年の暮らしと社会を描きながら、全国の森びとに支えられてきた森びと設立10年を振り返りたいと願っています。

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 経済成長神話と原子力安全神話に振り回されていると、10年後の暮らしと社会はどのようになってしまうのか心配です。化石燃料も間もなく枯渇すると言われ、人類がこのままの暮らしを続けていくと化石燃料が枯渇する時間がもっと短くなると言われています。最後は、森の恵みに頼らざるを得ない私たちですが、このままの暮らしで温室効果ガスを排出つづけていくとこの時季に「ホッと」する気持ちになれないかもしれません。

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 日本の10年後を考えると、社会の様々な仕組みや制度、老朽化するインフラを根本的に変えなければならないようです。頼れるのは自然(森)ですから、根本的な変革は森の中にその知恵が詰まっている気がします。

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 日本食が世界文化遺産に登録されたことは、その原点が「うまみ」(昆布と鰹節そして麹)であるとすれば、登録されたことは日本人の森の文化ではないでしょうか。会員の皆さん、通常総会に出席される会員の皆さん、全国の森ともの皆さんのご意見をお待ちしています。(理事・高橋佳夫)

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