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2014年2月 4日 (火)

民の力で世界を変えることができる

  2月2日、JR新宿駅での勝手連「ポット苗応援団」の活動のあとはJR上野駅に場所を移しました。ここにもJREU30名の方々が駆けつけてくれました。

Image 週末の上野は買い物などで老若男女が多く訪れ、賑わっていました。寒い中、立ち止まって熱心に私たちの声に傾けて下さる方やわざわざ取りに来てくださる方が多くいました。話を伺うと「自宅とオフィスで育てます」、ラーメン屋の方が「3つ下さい。何か復興支援をしたかったので、大切に育てます」などの声をいただきました。

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 事務局の福澤猛くんと奥様と一緒に参加してくれました。

Dsc00698 ところで、私たちと新宿で一緒にポット苗配布をしてくださった南相馬市・桜井市長はその後JR有楽町駅前での都知事選の細川候補の応援演説に向かいました。この応援演説はインターネットで「涙なくして聞くことができない!」とかなり評判になっています。一部を紹介します。

 「皆さん、命を守る事は共通なんです。東京で生活することも、田舎で生活することも、同じ命を守る事なんです。なぜ、田舎が年寄りだけにされて、私に「助けてください」と言わなきゃいけないんですか。東京が助けるべきでしょう。今まで使い続けた電力で、なぜ我々が犠牲にならなければいけないんですか。今、南相馬市の予算は1千2百億ですよ。その内の半分以上が除染に使われます。どこに持っていかれるんですか、この金は。東京じゃないですか。東京のゼネコンが福島に原発を起こして、福島に金を起こして、また福島から金を奪っていく。そんな事が許されますか。東京を変えなければいけないんです」

 「今、命の防潮堤を作ろうとしています。津波で亡くなった方の命を再生させるのが、私の仕事なんです。そのときに瓦礫を使ってでも、植林をして、命を守る防潮堤をつくって先頭に立っているのが、細川護煕元総理なんです。だから私は、ここに応援に来ているんです。細川さんは、命の大切さを最も良く知っているんです。今、この争点は「脱原発」とかいう甘い言葉じゃない。命を守るかどうかなんです。この東京を豊かにするということは、心を豊かにすることなんです」

 「東京から日本を変えて、世界中を変えようではないですか。私はそのために、南相馬から福島を変え、国を変え、世界を変えるんです。どうか戦いに一緒に手を結ぼうではないですか。一緒に頑張りましょうよ」

 (事務局・小林敬発)

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