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2013年7月23日 (火)

足尾・松木の杜でツキノワグマに遭いました

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  21日の14時頃、足尾森びと広場に近い「松木の杜」西側でツキノワグマに遭いました。

遭ったのは小井土スタッフ。舎人当番途中に松木の杜をチェックしようと歩きはじめたところ、鹿がネットに絡んでいるのを発見。ネットから鹿を外そうと鹿まで5㍍の所に近寄った小井土さん、その直後、「クマがシカを食っている」と、大声で戻ってきました。

 危ないので急いで「みちくさ」に戻りました。みちくさから望遠鏡と双眼鏡でそのクマを観察、暫くするとクマは松木川を渡って反対側の山の裏に去っていきました。よく見るとクマの首には発信器が付いていました。いつも動物を観察している坂本さんからは、「クマは食べつくすまで一週間ぐらい通ってくるよ」とアドバイスをいただきました。(小川スタッフ、小井土スタッフ発)

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 今年5月中旬以降、松木の杜周辺では5頭の鹿がクマに襲われました。しかし、クマが鹿を食べている瞬間を見たわけではないので、糞(写真中)で「クマだ」と判断していました。

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 6月上旬にはヘリポート上の森でクマ剥ぎ(写真下)があり、私たちは作業前の注意を怠らないようにしてきましたが、明日からの森作業では21日の事なので更なるチェックをしっかりやります。

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