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2013年3月23日 (土)

春風に乗って、原発に頼らない森と生きるライフスタイルへ着手!

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東京都近郊ではサクラが満開となりました。昨年よりも12日早い開花で「統計開始以来最速」ということです。ところでここ2~3年前から、気象の変化で多く聞こえているのが「観測史上発」「観測史上最大」そして「統計開始依頼最速」などという言葉です。この裏側には花見など四季の有り難さを早く感じ、楽しく過ごせる一時がありますが、多くが自然災害と犠牲者が生まれ、昨年は農作物生産に悪影響が出て投資家によって経済問題(世界の食糧問題までに)に発展しました。

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暮らし方を判断する基本は「気象の激変」がキーポイントのようです。このような中で当委員会は20日、第8回通常総会を東京都内で開催しました。正会員398名(1/31現在)の内331名の出席(委任状含む)で総会は進行し、昨年度の事業経過・収支決算及び会計監査そして今年の事業計画・予算が審議され承認・決定されました。また、今年度から二年間の理事も選任されました。

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質疑討論では9名の会員が発言され、発言の多くは東日本大震災に関することでした。東北の会員を中心に、3.11から既に2年を過ぎても現場の復興は遅々として進んでいないこと、特に福島では放射能の危険にさらされながらもそこに住まわざるを得ない現実への怒りと悲しみと切実な現状が語られました。

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 世界各国では常気象が猛威をふるっている昨今だからこそ、解決策のないまま原発再稼働への動きはおかしい、原発のない社会をめざそう、経済的な一定の豊かさを通り越して国や企業の利益第一の姿勢は真の豊かさではない、未来の子どもたちに「まやかしの豊かさ」のツケを残してはならない等など活発な討論が行われました。

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 また、福島県南相馬市での防潮堤づくり、仙台市荒浜海岸での防災林づくりに向けた応援を力強く進めていく発言がありました。多分、長きに亘る復興応援活動になると思いますが、当委員会は将来必ず「いのちを守る防災林」になることを願って活動してまいります。

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 今年度以降の事業は、「森と生きるライフスタイルの創造」を意識しつつ、自然に親しみ、守り、共存していくことを大切にしていこう、ということを誓い合った総会でした。総会をスムースに導いてくれた関一史(写真:下)さんありがとうございました。(以降、随時報告します)

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