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2013年2月の13件の記事

2013年2月 7日 (木)

山も騒がしくなってきました

 

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 4日から本日にかけて通常総会の議案書を作成しました。現地の天気は4日に雪、5日晴れ、6日雪そして本日は晴れでした。今年は例年になく降雪が多く、50㎝から60㌢の積雪となりました。

 

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 雪の日はとても静かですのでペンが進みますが、晴れの日は森の中が少し騒がしくなるので気がちります。風で枝に積もった雪が舞いあがりサラサラとした音がします。陽だまりに鳥たちが集まってじゃれ合うとその仕草に見とれてしまいます。

 

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 今日は陽の光りで輝いている雪の上を静かに歩いているヤマドリ家族に遭いました。ヤマドリは群馬県の県鳥ですが、雪の上を歩いているヤマドリを見るのは初めてでした。

 

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 立春を過ぎると雪が降ったとおもうと翌日は晴れ、晴れたとおもうと急に寒くなるという日が続きますが、こうして春が近づいて来ているのだということを実感できました。

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2013年2月 3日 (日)

“光りの春”を感じた足尾・森びと広場

Dsc06789  明日は立春です。太陽の輝きが増して、草木の根が動き始めようとします。霜柱の解ける音、雪解け水が流れる優しい音が聞こえてくる時季と言うことです。

Dsc06788  昨日(2日)の森びと広場でも雪解け水が小川のようになって流れていました。太陽の光りもその水に反射して眩しく感じました。昨日は、ビニールハウス内のタブノキに水をたっぷりやりました。ホースが凍っていましたので、軽トラにタンクを積んで取水口から沢水を運びました。

Dsc06790  午後には南相馬市へ嫁ぐコナラの身だしなみを整えました。3人で1600ポットを剪定しました。気温は11度でしたので作業し易い日でした。松村さん鎌田さんお疲れ様でした。(報告:済賀事務局)

2013年2月 1日 (金)

森と生きてきた山崎正夫さんとお別れ

P4281055  この3枚の写真の桜に見覚えありますか。このフジザクラは足尾・森びと広場の松木川添いに植えてあるものです。このサクラでは現地で一番早く開花し、真っ先にサルが密を求めて花を食べてしまいます。

P4281054 このフジザクラは今から数年前に北海道旭川市に住む山崎正夫さんが実生から育てた苗木を植えたものです。山崎さんが育てた山桜は北海道各地で植えられ、今では宇宙ステーションに行ってきた実生が育って、旭川市内の小学校で花を咲かせようとしています。

山崎正夫さんが先月22日、お亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈りします。MS会の集いの翌日(1/31)、故・山崎正夫さん宅を訪れ、森と生きてきた山崎さんへお礼とお別れをしてきました。

P4281056 ここに生前に残した山崎さんのメッセージをご紹介します。「私たちは日常生活に不自由なく快適な生活をしていますが、今より以上の生活を求め続けています。その裏側を覗く人が少ない気がしてなりません。空気を汚し、水を汚し、大地まで死に追いやっているような気がします。今や人は月の世界に行き、宇宙にビルを建てる技術を持っていますが、残念ながら空気をきれいにする手立ては持ち合わせていません。木や草に頼るより外ありません。」(MS会20周年に寄せたコメントの一部)

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