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2012年12月の14件の記事

2012年12月 5日 (水)

「自然と共存できる道すじ」を立てる政治へ

 

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 10月下旬、知床半島散策帰りに釧路湿原に寄った時、西田敏行さんのメッセージが書いてある冊子を手にすることができました。その一部に、西田さんは
「あの日から、ボクの故郷福島は激変した。なにもかもが変わってしまった福島。農業や漁業といった、福島を支える第一次産業にたずさわっていた人たちが、いま、絶望のふちにいる。大地、海、風、雨・・・いちばん自然に近いところで生活を営んできた人たちが気の毒でならない。ボクたちは、これまで目先の利益を求め、利便性のよい環境をつくり、開発を進めてきた。でも、快適な生活と引き換えに、たいせつなものを失ってしまったのではないだろうか。もうそろそろそんなことはやめて、立ち止まって考える時期にきていると思う。人が暮らすということはどんなことなのか。自然をコントロールできるというのは人間のおごりだ。自然に礼を尽くし、自然と共存できる道すじを立てていかなければ。ボクたちは謙虚な姿勢で向き合わなくてはならないと思う」。(『釧路湿原』財法・自然公園財団より)

 

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 この「自然と共存する道すじ」は政治がつくらなければならないと思っています。私たちは森と旅(暮らし)をしているようなものではないでしょうか。この旅の道すじの未来をタンチョウたちは歓迎しているようです。このような政治を衆院選挙でつくりたいものです。アパアート近くのイチョウの葉が朝陽に輝いていました。

 

2012年12月 4日 (火)

いのちは自分が守る!候補者と一緒にいのちを守る!

 

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 市民の強い意志と実行力で“原発に頼らない電気のある暮らしと社会へ歩む”ことが実現できるかを試される第46回衆議院議員総選挙が始まりました。

 

 今日はこの選挙に立候補した山崎誠さん(神奈川7区:横浜市港北区、都筑区)の出陣式に行ってきました。会場には「みどりの風」の国会議員全員が応援に駆け付けていました。

 

 選挙事務をしているボランティアの皆さんは圧倒的に女性が多く、男性は若者たちが奮闘していました。民主党を離党して日本未来の党から立候補した山崎誠さんの“脱原発”政策は、飯田哲也氏との練り合わせで創られています。衆議院議員会館で二人が議論をしている場面を何度も見てきた筆者にとっては、原発に頼らない電気のある暮らしと社会へ一緒に歩き出せる方だと思って、今日の出陣式に行ってきました。

 

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山崎誠さんの決意を聞いて、原発のない暮らしと社会を求めている多くの方々の本気度が試されている気がしました。新しい時代へ歩き始めるには候補者と市民が一緒になって選挙を戦うことだということを身体に染み込ませてきました。イチョウとケヤキの紅葉が未来を歓迎しているようでした。

 

2012年12月 3日 (月)

10年ビジョンを語り合った第2回理事会

Pc023103  都心の木々も色づき始めました。昨日は第2回理事会を開催しました。会場の全林野会館会議室から見えるイチョウが鮮やかでした。

Pc023107  会議では、来月20日開催「2013年森びらき」、3月20日召集する通常総会へ向けた今後の10年ビジョンを審議しました。「森びらき」では、田中正造没後100年を迎えて講談師・神田山緑さんが田中正造を語ります。10年ビジョンに関しては来月の理事会で最終審議・決定しますが、“原発に頼らない、森の恵みを暮らしと社会へ活かす時代を歩む”具体論を示していくことになりました。

Photo  理事会の最後に、理事・宮下正次さん著書『野にも山にも炭を撒く』(五月書房)が紹介されました。森ともの皆さんに読んでいただければ幸いです。定価1800円+税を1600円で、来月20日開催の「2013年森びらき」会場で販売します。

2012年12月 1日 (土)

足尾・松木沢に初雪が降りました

 

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 足尾・松木沢に初雪が降りました。筆者と鎌田スタッフはみちくさに9時頃到着。今日の作業打ち合わせ、ビニールハウス内のタブノキへの撒水をした後、西の空がダークグレーに変わったとおもったら一気に雪が降ってきました。強風も吹き荒れ30分~40分間ぐらい吹雪となりました。

 

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 あっという間に吹雪は止み、西の空に青空が見えてきました。そんな中で今日は、みちくさの薪置き場を作りました。10時過ぎには小川事務局が作業に合流。本日中に完成させようとしましたが、中倉山が日差しを遮りだしたので、作業を中止しました。

 

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 昼食時には、臼沢の森の食害防止策を話し合いました。結論は、応急策で終わらせては駄目だ、金網を持って森の外から補強していこうとなりました。

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