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2012年11月の17件の記事

2012年11月15日 (木)

森の恵みを暮らしと社会へ活かす時代の幕開けの第一歩が始まった?

Pb152753  今日はストーブがほしい寒い朝でした。森びと広場から西側・皇海山を見ると山頂には雪が積もっているようでした。その方向からの強風が吹き荒れ、みぞれが降ったり青空が見えたりした日でした。

Pb152751  午前中は、23日にヤマザクラを植える準備をしました。そこには寒桜が最後の力を絞って、強風に耐えて背後の秋色とその輝きを競っているようでした。

Dscf7098 弁当を食べながらラジオニュースを聴いていると、私たちと日本の森を元気にしている衆議院議員・山崎誠氏が民主党から離党しました。

11日に開催した第5回森と生きるキャンパスフォーラム2012in東大では、岸井理事長は“世界の人類は文明の岐路に立たされている、新しい大きな歴史的な転換をめざさなければならない、「文明災」という視点から考えると我々の進路がみえてくる気がする、今日は原発に頼らない暮らしと社会を探っていきたい”(筆者が編集)と言うことを挨拶で述べました。

Dscf7073  山崎誠氏は、その挨拶をうけて衆議院解散を前にして国会議員としての決意を述べられました。その決意が本日の離党・新党結成になったようです。原発に頼らない、森の恵みを暮らしと社会へ活かす時代への幕開けが始まったようです。誓い合ったフォーラム宣言を実行へ移す時がやってきました。

2012年11月14日 (水)

足尾・臼沢の森は紅葉が最高です!

Pb142870_2_2  8年前から植えてきた足尾・臼沢の森の賑わいをお届けします。“森とも”の皆さん、樹高50㎝、幹の太さ5㍉程の木々たちはご覧の通り大きく育ち、真っ青な秋空に鮮やかな秋色を輝かさせています。

Pb142745  今日の足尾・松木沢の昼はみぞれが降りました。今日は松村、鎌田両スタッフと23日に実施する「秋の感謝デー」の準備をしました。

Pb142746 ビニールハウス内では、南相馬市へ贈るタブノキが芽を大きくしていました。

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2012年11月12日 (月)

森と一緒に生きようとすると、暮らしと社会のおかしなことが見えてくる!?

Photo  東日本大震災・フクシマ原発事故から1年8ケ月経った昨日、東大本郷キャンパス安田講堂には自然といのちを大切にする皆さん約300名が集いました。この第5回森と生きるキャンパスフォーラム2012in東大では、「現代を生きる大人の使命と責任において、地球と未来の子どもたちのために生態系豊かな森を元気にし、そして豊かな森の恵みを暮らしへ取り入れ、原発に頼らない暮らしを求めている皆さんとの連携を強めていく」(フォーラム宣言の一部)ことを誓い合いました

Photo_2  ディスカッションでは、高井戸中学生の森づくり活動、埼玉県からは高校生・安野直樹君の森づくり活動に耳を傾けました。また、木の素晴らしさ有り難さを改めて実感し、木を暮らしへ取り入れていくためには幼児からの森での遊びの大切さ、そして大人達の木の知識を豊かにしていくことが大切であると気づきました。

Photo_3  飯田哲也氏の講演では、脱原発社会へ向けた「第4の革命」が提起され、革命の主体は私たち市民と政治家との連携による実践の積み重ねであることが分かりました。以後、フォーラムの紹介を随時していきます。

 フォーラムをつくってくれた参加者の皆さん、協賛・協力してくれました企業、労働組合などの皆さんありがとうございました。また、フォーラムを準備・運営してくれた理事、事務局、スタッフの皆さんお疲れ様でした。

2012年11月 7日 (水)

地球からの警告に耳を傾けよう!

 

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 オバマ米国大統領が再選されました。勝利の要因はハリケーン被害の対策であったかのように報道されていました。オバマ大統領を選んだ国民は、このハリケーンをどのように受け止めているのでしょうか。私には地球の怒りであり、“地球をやさしくしてくれ!”という警告に聞こえています。

 

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 今日も事務局は応援ボランティアの協力を得て、東大キャンパスで4日後に開催するキャンパスフォーラムへの呼びかけチラシを配布しました。天気が良かったせいかチラシを400名の方々に手渡すことができました。昨日は雨の中でしたが、200名の方々へチラシを配ることができました。

 

フォーラムでは地球からの私たちへの警告に対して、どのように向き合っていくのか、を探っていこうと考えています。チラシ配布を手伝ってくれた東京と埼玉、千葉の“森とも”皆さん、ありがとうございました。

 

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 足尾では松村スタッフと鎌田スタッフが育苗作業をしてくれました。今日はビニールハウス材料を運んでくれた松場さんご夫妻が私たちへ美味しい煎餅を届けてくれました。(松村発)松場さんありがとうございました。

 

2012年11月 6日 (火)

森と生きる仲間たちの志から進路は切りひらかれる

Img_2416  今日はこれから小雨の中でチラシ配りです。5日後に迫った「第5回森と生きるキャンパスフォーラム2012in東大」への参加呼びかけを、東大キャンパス内で行います。チラシ配布は今日から8日まで実施しますので協力してくれる方は電話ください。

Pb052698  足尾では昨日、スタッフの皆さんがビニールハウスを設置してくれました。スタッフは栃木県と群馬県から参加してくれた9人です。昨日は2棟目を完成させました。また、越冬準備に入っている苗床とハウスの苗たちには秋の風と水をやりました。(星野発)寒い中での作業ありがとうございました。

Pb052700 東京では、岸井理事長、高橋副理事長、宮下理事、小林事務局長が沼田正俊林野庁長官を訪問しました。訪問では、会津森林管理署内の国有林で昨年から始めたナラ枯れ防止:炭による樹勢回復実証調査1年の中間報告を行いました。金山町や森林管理署など多くの皆さんに支えられて実施している炭撒きによるナラ枯れ防止の1年後の結果は、土壌分解動物及び土壌汚染部門が分析中であるため、これまでの調査結果の経過を報告してきました。

 新潟では、11日のキャンパスフォーラムで披露する金属を使わないで100年生きる家の模型を運搬しました。仁平、柳澤事務局は、昨日の早朝から夜に書けて新潟県からその模型を運搬してくれました。2人は、実物と模型を造った小川正樹棟梁(斑鳩建築代表)と会い、実物を見て“大工の知恵と技”の素晴らしさを感じとったようです。長時間の運転お疲れ様でした。

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2012年11月 4日 (日)

自然脅威は自分への警告!“森と生きる”進路を語り合おう

Pa302828  森と生きるキャンパスフォーラム開催まで12日となりました。理事と事務局は文化の日から本日にかけてその準備に追い込まれています。今日はフォーラムのオープニングを完成させました。制作者は理事・石島悦子さん。11分のオープニングは本番のお楽しみですが、制作した石島さんは、「提供された森びとの活動写真に感動し、それを伝えたくて1ケ月制作してきました。森びとの皆さん一人ひとりが素晴らしく、映像を組み立てながらも感動の連続でした。当日は法事で出席できませんが、皆さんのメッセージを多くの方々へ伝えてください」と言っていました。

0552812_034  先月下旬、アメリカを襲ったハリケーン。世界の近代的都市の最先端をいっているニューヨークが、一瞬のうちにアメリカ経済を揺るがし、市のインフラが麻痺されてしまいました。昨年3月の大震災とフクシマ原発事故がそうであったように、自然の脅威は私達人間に“森と生きる”ことの大切さを警告しているようです。

Pa262532  決して他国のこととか、他県のこととか他人ごとではありません。自分の問題としてこの警告を受け止め、“原発に頼らず、森の恵みを暮らしと社会に活かす時代へ”歩を進めたいものです。そんなことを多くの皆さんと語り合っていけるフォーラムにしていきたいと、私達は願っています。

2012年11月 2日 (金)

中学生から励みの感想文が届きました

Pb022694  栃木県塩谷郡高根沢町立北高根沢中学校1年生からの感想文が届きました。これは先月18日にお手伝いした足尾・松木村跡地での授業の感想でした。石川幸夫校長先生からもお礼が同封されていました。感想文の一部を紹介します。

Photo  「植物の大切さが特に印象に残っています。欲の深い人間が銅をとるために、深く植物のことを考えずに木を伐り、さらに亜硫酸ガスを出してしまい、大きな影響をおよぼしてしまいました。私は、植物がないとたくさんの大切なものを失ってしまう、ということが分かりました。」(Kさん)、「人間は森がなければ生きていけないことなどが特に印象に残っています。ほかにも森は人間が銅を作るために破壊されてしまった話しを聞かせてもらいました。人間は同じ間違いをしてはいけないと思いました。」(Tさん)、「木から落ちた葉っぱの話しが特に印象に残っています。その落ち葉をミミズなどが食べてなくなって清掃しなくてもいい事を初めて知って驚きました。これから冬を迎えて厳しい寒さが続くと思いますが、どうかお体をご自愛下さい。」(Kさん)、「“山と心に木を植える”という言葉が印象的でした。人間は森無しでは生きていけないという事、私達人間は木に生かされているという事をしっかり自覚して生きていきます。」(Oさん)

Pa182386  北高根沢中学校1年生の皆さん、励ましの感想文を届けていただきありがとうございました。スタッフ・鎌田さんお疲れ様でした。

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