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2012年1月20日 (金)

色々な可能性に挑戦した啄木!に学ぶ

P1202514 本日、東京都は初雪が記録されましたが、期待した雪景色にはなりませんでした。夕方の現在は小雨が降っています。36日ぶりに雨が降って植物たちもほっとしていることでしょう。東京事務所に向かう途中に生きているユキヤナギの蕾が一気に膨らんでいました。小雨が木々に元気をつけているようです。

P1082471 「夕川に葦は枯れたり血にまどふ民の叫びのなど悲しきや」と、石川啄木は田中正造と共に闘っていた谷中村の農民たちへ激励のメッセージを送りました(カンパも送ったそうです)。私たちが自費出版した石川啄木のエッセイ・『サルと人と森』(大人の絵本)は昨年暮れ、10刷りを超えました。今月4日付けの『毎日新聞』(夕刊)は、2日続けて「啄木没後100年」~東北の詩魂と反問~を報じていました。ここでは、啄木の「遊牧民的精神に学ぼう」(山折哲雄さん)が東日本大震災に遭った私たちにその生き方を問うていました。「人間はすさまじい自然の力で破壊を受けたが、最終的にはその自然によって再び慰められるしかない。・・」と述べていました。

今年は啄木没後100年、来年は田中正造没後100年です。2人の心の交流を現代の暮らしに活かしていきたいものです。

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