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2011年9月24日 (土)

2500本の幼木を足尾の大地に植えました

Img_0519 秋分の日の23日、足尾に参集してくれた“森とも”の皆さん550名は、秋風に舞う赤とんぼと一緒に2509本の幼木に元気を吹き込みました。

530段の階段を登って植樹してくれた約150名の皆さん、新松木の杜には350名が大きな穴に小さな苗木を丁寧に植えてくれました。10時30分過ぎから始まった植樹は、13時頃には事故や怪我もなく、臼沢には819本(4種)、新松木には1690本(15種)の苗木を大地に植えることができました。

Dscf2099 昼食後の“森とも集い”では、旧松木村の子孫の星野さんたちの想いを聞き、参加者の皆さんからも森づくりの感想をいただきました。集いの最後は、幼木にいのちの息吹を吹き付けた“森とも”の皆さんへソプラノ歌手・雨谷麻世さんが「ボクにできること」(小学校・音楽教科書指定)等をプレゼントしました。Dscf2091 15時過ぎ、岩山が陰になって秋の日差しが消える頃には赤とんぼが森びと広場に舞いはじめました。その自然の演出の中で、“森とも”の皆さんは雨麻世さんのリードで「赤トンボ」と「故郷」を合唱しました。“森とも”のいのちと自然を大切にする声は、松木沢に吹く秋風にのって青空に届くような雰囲気でした。参加してくれました“森とも”の皆さん、短期間で完璧な準備をしてくれましたスタッフ、サポーターの皆さん“山と心に木を植えて”いただきありがとうございました。

Dscf2119 昨日は、岸井成格理事長は仕事で欠席しましたので参加者の皆さんへメッセージを伝えました。それは“第23回「足尾・ふるさとの森づくり」に参加された全ての皆様に心より歓迎と連帯の気持ちをお伝えします。今、世界的にも日本も「文明の岐路」に立ち、大きな「歴史的な転換期」を迎えています。価値観の転換(パラダイム)を迫られています。それは本当の「豊かさ」本当の「幸せ」とは何かの根源的な問いかけです。「3・11」の東日本大震災と福島第一原発事故(フクシマ)はそのことを私たちに突きつけました。

 「山と心に木を植えよう」を合言葉に歴史を学びながら地球温暖化のために植樹活動を始めました。この活動を通じて自然こそが私たちの命の源であり、文明の“ゆりかご”であり、その核心が「森」であることを心の底から思い知らされてきました。

豊かな森を守り、残すことが私たちの子や孫、未来を守る唯一の道です!ガンバリましょう!!“

以降、森づくりの報告を続けていきます。

Dscf2180

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