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2011年7月26日 (火)

雲上の角岸さんへ“森びと”の志を届けました

Cimg0436  7月17日、森びとプロジェクト委員会みちのく事務所は4月22日にお亡くなりになられた角岸所長を偲んで追悼植樹を行いました。植樹にはみちのく事務所のスタッフ、東京事務所スタッフ総勢35名が参加しました。6月に予定されていた「第9回八幡平ふるさとの森づくり」は東日本大震災の影響で中止となりました。ベッドの上の角岸所長は生前に「今年は植樹ができないなあー」と残念な思いをしていたことや「花の咲く木を八幡平の地に植えたい」との願いを無駄にしてはいけない追悼植樹は行われました。

Cimg0420 参加者はヤマザクラ、ヤマボウシ、マンサクなどの木を一人ひとり思いを込めて植樹しました。植樹終了後には参加者全員でこれまで植樹した小さな森を見て、極酸性の土地でありながらもこれまでの土壌改良の成果もあって幼木が育って若木に生長している森に感動しました。

 Cimg0453 盛岡市に戻った後の追悼式には角岸夫人も出席され、植樹した私たちへお礼の言葉が述べられました。追悼では参加者全員とはなりませんでしたが、角岸所長の人柄や志を語り合いました。思い出を語るうちに涙する参加者もおりました。角岸所長が創ってきたものは大きく、とにかく自分よりも周りの仲間を大事にしてきたということも語られていました。追悼式の終わりには、植樹の写真と岸井理事長の書「山と心に木を植える」と参加者全員が署名した額を角岸夫人に贈りました。

Cimg0417 これからも角岸所長の志をしっかりと受け継いで“山と心に木を植える”本物の森づくりをおこなっていきます。追悼植樹の苗木を提供してくれました皆さん、ありがとうございました。

(みちのく事務所 佐藤 敦)

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