« 自然(森)の恵みを暮らしに活かす時代到来? | メイン | 台風一過の清々しいひととき »

2011年7月20日 (水)

復興の原点は“森と生きる”ための実行力だ

P8010222

 幼稚園から小学校そして家庭に拡がっている緑のカーテン。涼しさと美しさそして美味しさを甘受している私たち。足尾で草刈りなど育樹・育苗作業をやっていても、松木沢から吹き上げる緑の風の爽やかさ、ネジバナやビロウドモウズイカの美しさそして小鳥や蝉の合唱に癒されています。立ち止まって感じてみると自然の恵みに感謝しようとする気持ちになるから自然の力は不思議です。

P7200081  緑のカーテンの涼しさや沢風の爽やかさを感じると、電気と便利な機械に頼った涼しさや爽やかさは自分で望んだのだろうか、と思ってしまう。少ない給料で無理してクーラーを買ったことを笑ってしまいます。一昨年の夏、森びと親子自然教室で森に入りました。入る前の駐車場の気温と森に入った時の気温を子どもたちと測ってみたら、その差が5度もありました。森がどんなに涼しさをつくっているのかを子どもたちと感じました。自然(森)の恵みを暮らしに活かす時代は生活の中から作りだせるようです。“自然のエネルギーに頼る社会”は生活の中から実行し、そのことによって変わる意識が社会を動かす気がします。

P9250830  8月20日に京都市で開催する「キャンパスフォーラム2011in立命館」も、9月23日に開催する第23回足尾ふるさとの森づくりでも、参加者の皆さんと“自然(森)の恵みを暮らしに活かす時代の創造”を語り合いたいと願っています。

P6082663

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/26806254

復興の原点は“森と生きる”ための実行力だを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック