« 自然界の小さなつぶやきに耳を傾けて | メイン | 自然とうまく付きあえるように »

2011年3月26日 (土)

誰のために“いのちの森づくり”をするの?

P3262098   昨日の足尾の積雪は2㌢程でした。今日の気温は3度で西北の強風が吹き荒れた一日でした。昨日は、みちのく事務所から大震災で被災した会員の状況が報告されました。岩手県森びと会員の被災は自宅流出が二人、実家流出が4人でした。遅れましたが被災した会員皆様にお見舞い申し上げます。

 今日は「みちくさ」のトイレ用タンクを埋め込みました。作業をしていると「みちくさ」脇の道を午後、自転車で足尾ゲートに下っていく方々が二人いました。松木沢の解禁は今月21日でしたので自転車に乗っていた方は渓流釣りの人でした。このような皆さんが釣果を話し合ってくれる場所が「みちくさ」であってほしいと思っています。今日はその「みちくさ」のトイレが使えるように排水タンクを埋め込みました。作業は手際よく進められ午後一番には埋め終わりました。

P3262103  昼食や午後のお茶の時間で話題となっているのが大震災と原発事故の事です。被災した森びと会員の状況が日に日にひどくなり悲しい思いが込み上げますが、話の中では未来社会を見つめてみると原発に反対する政党が何を主張しているのか、組合員の生活(生命)を守るべき労働組合が何を主張しているのか、そして原発を推進した政党や労働組合はどんな態度をとっているのか、ということでした。

 結論は、どこの政党も党への支持票獲得だけを考えると自らの主張を控え、曖昧にしてしまうのか、ということでした。ようするに私たちの生命を私たちと共に守っていく人が政党や労組には見えないなあー、と言うことでした。

P3262106

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/26208729

誰のために“いのちの森づくり”をするの?を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック