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2011年3月24日 (木)

大震災地に立って被災者から生きる元気を学ぼう

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 3・11大震災で被災した方々の生活様子をテレビやラジオニュースで見聞きすればするほど私は生きる勇気をもらい、人の良心を育んでいます。高校を卒業して明日から都市へ就職する予定であった生徒は、親と故郷を捨てるわけにはいかないと言って就職を諦めて津波で流された家の後片付けをしていました。また、卒業式を終えた児童たちが津波の恐ろしさなどを綴ったノートを校庭に埋め、成人式を迎えたら掘り起こしてみたい、と言っていました。ニュースは朝食時間帯に見聞きしていますが、食事を摂りながら目頭を熱くして元気をもらっています。

P3242089  今日は、当会の発足から現在に至るまで大きな支援をしてくれているJREU(東日本旅客鉄道労働組合)とJRFU(日本貨物鉄道労働組合)の両本部を訪れ、大震災で被災した組合員・家族の皆さんへのお見舞いを届けてきました。両労組からは被災状況が報告され、JREU吉川書記長からは組合員5名の死亡・行方不明があり、家族や親族の行方不明も多いと話されました。現在は、被災地外の組合員が支援活動に力を入れていると話されました。鉄道輸送の被害も甚大であるため、旅客と貨物の復旧に労使が高校球児に負けない全力投球をしている、と言う話がありました。

P3232088  明日は、みちのく事務所から会員の被災状況と救援活動の計画案が報告されます。東北高速道路も全区間開通しましたので、“森とも”の救援活動を早くスタートできることを願っています。

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